第34回フェブラリーステークス2017の消去法データです。2月19日（日）、東京競馬場ダート1600m（4歳上　ＧⅠ　定量）で行なわれます。ここでは、フェブラリーステークス過去10年の成績と傾向から出走予定馬（登録馬）をデータ消去法で見ていきます。

消去法データ

減点A　大敗馬

前走10着以下馬は【0.0.1.24】でこのうち、

a　斤量増馬は【0.0.0.11】

  • インカンテーション
  • ゴールドドリーム
  • サウンドスカイ

    • 減点B　距離延長組

    距離延長馬は【2.1.2.66】と不相性なＧⅠなんですがこのうち、

    a　前走0.3秒以上敗退馬は【0.0.0.38】

  • エイシンバッケン
  • カゼノコ
  • キングズガード
  • スーサンジョイ
  • ソルティコメント
  • チャーリーブレイヴ
  • ニシケンモノノフ
  • ブライトライン

    • b　前2走とも1400ｍ以下戦敗退、勝っても0.1秒内馬は【0.0.0.18】

  • ブラゾンドゥリス
  • ベストウォーリア

    • 減点C　高齢馬

    6歳以上馬は【2.5.6.85】と勝ち切れないイメージが強いのですがこのうち、

    a　前走ＧⅡ以下4着以下馬は【0.0.0.39】

  • アスカノロマン
  • メイショウウタゲ

    • b　前走6番人気以下敗退馬は【0.0.0.30】

  • デニムアンドルビー

    • 減点D　近走不振馬

    a　前3走とも5着以下馬は【0.0.0.7】

  • コパノリッキー

    • b　前2走ともＪＲＡ重賞6着以下馬は【0.0.0.12】

  • ケイティブレイブ
  • モーニン

    • 減点E　非重賞戦組

    前走非重賞戦出走馬は【1.1.0.12】で、2014年コパノリッキーは強烈なインパクトでしたが、

    a　このうち連闘馬は【0.0.0.3】

  • ピオネロ
  • モルトベーネ

    • 出走予定馬（登録馬）の消去法データまとめ

  • 　－着候補　アスカノロマン　減点Ca
  • 　－着候補　インカンテーション　減点Aa
  • 　－着候補　エイシンバッケン　減点Ba
  • 　－着候補　カゼノコ　減点Ba
  • 　1着候補　カフジテイク　減点なし
  • 　－着候補　キングズガード　減点Ba
  • 　－着候補　ケイティブレイブ　減点Db
  • 　－着候補　コパノリッキー　減点Da
  • 　－着候補　ゴールドドリーム　減点Aa
  • 　－着候補　サウンドスカイ　減点Aa
  • 　1着候補　サウンドトゥルー　減点なし
  • 　－着候補　スーサンジョイ　減点Ba
  • 　－着候補　ソルティコメント　減点Ba
  • 　－着候補　チャーリーブレイヴ　減点Ba
  • 　－着候補　デニムアンドルビー　減点Cb
  • 　－着候補　ニシケンモノノフ　減点Ba
  • 　1着候補　ノンコノユメ　減点なし
  • 　－着候補　ピオネロ　減点Ea
  • 　－着候補　ブライトライン　減点Ba
  • 　－着候補　ブラゾンドゥリス　減点Bb
  • 　－着候補　ベストウォーリア　減点Bb
  • 　1着候補　ホワイトフーガ　減点なし
  • 　－着候補　メイショウウタゲ　減点Ca
  • 　－着候補　モルトベーネ　減点Ea
  • 　－着候補　モーニン　減点Db
  • 　1着候補　レッツゴードンキ　減点なし

    • 消去法選定作業を終えて

    フルゲート16頭に対し26頭の登録です。除外濃厚な馬が軒並み先週のアルデバランＳとバレンタインＳで使われてまして、場合によってはフルゲート割れも考えられる、ＪＲＡ今年最初のＧⅠとなりました。

    1着候補5頭

    カフジテイクは前哨戦の根岸Ｓを快勝！2走前のＧⅠ4着がフロックでなかった事を見事に証明した重賞初制覇でした。ベストは1400ｍで【6.2.2.6】、東京は【3.0.1.0】でどこまで出来るか楽しみです。マイルは【0.0.1.0.】など不安もつきまといますが、一気の輝冠まであって驚けない程力をつけている1頭です。

    ノンコノユメは昨年2着からのリベンジ……。その後リズムを崩しているのは心配なものの、全てＧⅠ級を相手なりに走っている安定感は魅力の一つです。マイルはベストの【4.1.1.0】、東京は【4.1.1.0】とパーフェクトです。

    1番人気は過去10年で【4.1.2.3】で勝率は平均並、連対率と3着内率で1Ｐのマイナスとなっております。2013年は初ダートのカレンブラックヒルが推されましたが、ココを例外視しても2番人気イジゲンは12着しており、データとしてはやはり平均並又は1Ｐマイナスが妥当な評価です。

    芝スタートもあってか過去10年中9回は前傾ラップで、例外の2014年とて0.1秒差……。それでいて速い上りも要求されるタフなレースは真のダート王決定戦には相応しいレースとなります。そうなるとある程度対象も限られてはくるのですが、その辺りも含め時間許す限り考えたいです。

    以上、フェブラリーステークスのデータ消去法編を終わりたいと思います。

    最後までご覧いただきましてまことにありがとうございました。