第85回日本ダービー(東京優駿)2018の消去法データです。想定オッズによると今年の1番人気はダノンプレミアムが推されそうです。皐月賞を回避したことにより7番人気エポカドーロが制し大波乱の決着となりましたが、混戦世代の年に該当するのかも……。果たしてダービーを制するのはどの馬なんででしょうかネ?

日本ダービー2018データキャッチ

消去法データ

減点A 低人気馬

前走5番人気以下馬は【2.1.3.82】。率は悪いですが、2017年レイデオロ優勝、2016年ディーマジェスティ3着、2013年アポロソニックは8番人気3着、2012年トーセンホマレボシも7番人気3着、2011年ウインバリアシオンは10番人気2着、2010年エイシンフラッシュは皐月賞3着からの7番人気勝ちでダービー馬となりました。穴っぽいところはココから出るケースが多いんですが、この上記88頭中、

a 前走6番人気以下4着以下馬は【0.0.0.51】

  • アイトーン
  • グレイル
  • タイムフライヤー
  • リョーノテソーロ
  • b 前走皐月賞以外で10番人気以下馬は【0.0.0.13】

  • アドマイヤアルバ
  • c 近2走とも5番人気以下敗退馬は【0.0.0.27】

  • ケイティクレバー
  • 減点B 下級戦組

    前走GⅡ以下からの臨戦馬は【2.1.3.54】。2017年アドミラブル3着、2015年サトノラーゼン2着、2014年マイネルフロストは12番人気3着、2013年キズナ1着・アポロソニック8番人気3着、2012年フェノーメノ2着・トーセンホマレボシ3着、2011年ウインバリアシオン2着、2009年アントニオバローズが8番人気3着などとなっております。

    過去32年でみても3勝しか挙げてない(2000年アグネスフライト)厳しい路線ですが、近10年は優秀な結果といえるかも分かりませんネ。この上記60頭中、

    a 近2走ともGⅡ以下敗退馬は【0.0.0.14】

  • エタリオウ
  • b 近2走、非重賞戦⇒GⅡ以下のローテ馬は【0.1.3.28】でこのうち、2走前の非重賞戦敗退馬は【0.0.0.5】

  • コズミックフォース
  • c 前走6番人気以下で馬体重500キロ未満だった馬は【0.0.0.18】

  • ゴーフォザサミット
  • ステイフーリッシュ
  • d 前走GⅢ以下戦出走馬は【0.0.1.14】。2009年アントニオバローズ
    がプリンシパルS勝ちから3着したのが唯一の馬券圏内です。

  • ブラストワンピース
  • 減点C ダート路線馬

    a 前走ダート戦出走馬は【0.0.0.3】。過去32年でも【0.0.0.10】で、2002年5着のゴールドアリュールが唯一の掲示板確保となっております。この馬は芝デビューで勝ち鞍もあったんですが、2008年3番人気サクセスブロッケンはダート4連勝の初芝を18着……。当時は色々と論議されませんでしたが、その後ルールとかって変わったんでしょうかネ?

  • テーオーエナジー
  • 減点D 掲示板外組

    a 前走6着以下馬は【1.3.3.59】。過去32年が【4.7.6.174】なんで比較的優秀な成績といえる過去10年です。2014年マイネルフロスト以外は全馬前走皐月賞組なんですがこのうち、前走5番人気以下馬は【0.0.0.49】

  • オウケンムーン
  • 減点E 連敗組

    a 直近3連敗以上の馬は【1.0.2.41】。2012年ディープブリランテ1着、2011年ベルシャザール3着、2008年ブラックシェル3着などとなっております。このうち、前走4番人気以下となると【0.0.0.33】

  • サンリヴァル
  • ジャンダルム
  • 出走予定馬(登録馬)の消去法データまとめ

    第85回日本ダービー(東京優駿) GⅠ
    着候補 競走馬名 減点項目
    -着候補 アイトーン  減点Aa
    -着候補 アドマイヤアルバ  減点Ab
    -着候補 エタリオウ  減点Ba
    1着候補 エポカドーロ  減点なし
    -着候補 オウケンムーン  減点Da
    1着候補 キタノコマンドール  減点なし
    -着候補 グレイル  減点Aa
    -着候補 ケイティクレバー  減点Ac
    -着候補 コズミックフォース  減点Bb
    -着候補 ゴーフォザサミット  減点Bc
    -着候補 サンリヴァル  減点Ea
    1着候補 ジェネラーレウーノ  減点なし
    -着候補 ジャンダルム  減点Ea
    -着候補 ステイフーリッシュ  減点Bc
    1着候補 ステルヴィオ  減点なし
    -着候補 タイムフライヤー  減点Aa
    1着候補 ダノンプレミアム  減点なし
    -着候補 テーオーエナジー  減点Ca
    3着候補 ブラストワンピース  減点Bd
    -着候補 リョーノテソーロ  減点Aa
    1着候補 ワグネリアン  減点なし

    過去10年の1番人気馬は?

    日本ダービー2018過去10年1番人気馬データ
    日本ダービー2018過去10年1番人気馬データ

    1番人気は過去10年【4.2.3.2】で、平均以上です。皐月賞馬以外で推されたのは4頭で【2.0.1.1】。昨年のアドミラブルは青葉賞を断然人気で圧勝し、3連勝で挑むも3着まで……。藤沢調教師が長年こだわってきた路線から初のダービー馬が出るのは厳しいなぁ~ってみてたら、師の悲願ダービー制覇でレイデオロでした。

    2013年キズナは毎日杯⇒京都新聞杯をともに着差をつけて勝ってきて、この時点で力関係が不透明でした。京都新聞杯2着のペプチドアマゾンも4着しており、本来マイラーなロゴタイプが皐月賞馬だった年でまぁ~例外視でしょう……。

    2008年ディープスカイも毎日杯⇒NHKマイルCを連勝!コチラもともに着差をつけて連勝しており、この年の皐月賞もキャプテントゥーレ⇒タケミカヅチで馬連万馬券となった例外の年でこれも近年の流れとは違う気がする……。

    2012年ワールドエースの構図が今年に一番近いかも……。皐月賞馬ゴールドシップが2番人気5着、皐月賞1番人気5着のグランデッツァが4番人気10着、皐月賞2番人気2着のワールドエースが1番人気3着、勝ったディープブリランテは3番人気で、皐月賞は3番人気3着でした。

    今年のの1番人気候補ダノンプレミアムについて

    日本ダービー2018過去32年中9週以上馬データ
    日本ダービー2018過去32年中9週以上馬データ

    日本ダービー過去32年、中9週以上馬は【1.0.0.12】で上の画……。1996年フサイチコンコルドが唯一の例外となっております。この馬も故障で皐月賞を回避し、3戦目にして3連勝でダービーを制しました。

    菊花賞3着を持って引退し【3.1.1.0】で現役を終えた馬ですが、チョット例外に該当するかも知れません……。他に人気に推された馬がいないので比較対象外ですが、普通に考えれば嫌って入りたい1頭であります。

    今回の購入候補馬は1着候補6頭+3着候補1頭

    1着候補

  • エポカドーロ
  • キタノコマンドール
  • ジェネラーレウーノ
  • ステルヴィオ
  • ダノンプレミアム
  • ワグネリアン
  • 3着候補

  • ブラストワンピース
  • エポカドーロについて

    前走皐月賞は先行しての押し切り勝ち!7番人気ながら2馬身圧勝で3連単37万馬券に大きく貢献しました。日本ダービー過去32年、皐月賞馬は29頭が出走し【9.3.4.13】。アベレージとしてはさすがに優秀な結果となっております。

    日本ダービー2018過去32年人気薄で皐月賞を勝った馬データ
    日本ダービー2018過去32年人気薄で皐月賞を勝った馬データ

    6番人気以下で皐月賞を制した馬の日本ダービー成績は【2.0.1.5】で上の画……。1997年サニーブライアンは11⇒6番人気で2冠達成です。例外は2006年メイショウサムソンで6⇒1番人気なんですが、他馬はダービーで人気に推され飛んだケースが目立ちます。

    今年のエポカドーロは想定5番人気で、まぁ~ギリギリのラインかなぁ~っとは思いますが、前走より配当妙味が落ちるのは明らかで、狙い目としてはやっぱり前走だったかとは思います。

    他の着候補馬に関しては可能な限りココで追記したいと思います。

    キタノコマンドールについて

    日本ダービー2018枠順確定|過去10年の傾向と内有利なデータで考察しております。

    ジェネラーレウーノついて

    日本ダービー2018枠順確定|過去10年の傾向と内有利なデータで考察しております。

    ステルヴィオについて

    日本ダービー2018枠順確定|過去10年の傾向と内有利なデータで考察しております。

    ワグネリアンについて

    日本ダービー2018枠順確定|過去10年の傾向と内有利なデータで考察しております。

    ブラストワンピースについて

    日本ダービー2018枠順確定|過去10年の傾向と内有利なデータで考察しております。

    消去法選定作業を終えて

    フルゲート18頭に対し21頭の登録です。前走皐月賞組が圧倒的良績なんですが、別戦組も過去10年で8回は馬券圏内に入っており、その辺りが先週のオークスとの違いです……。皐月賞組で決着したのは2回で、他路線組との力差が大きく、逆に皐月賞組の力差が拮抗してたと推測できなくもないんですが、実際その2回は3冠を分けあう結果となっております。(2010年ヴィクトワールピサ・エイシンフラッシュ・ビッグウィーク、2016年ディーマジェスティ・マカヒキ・サトノダイヤモンド)。っで、今年がどうか?なんですが、個人的には2冠が出るような流れには思えないんですが……、その辺りも含め時間許す限り考えたいです。

    音声だけですが「You Tube」にもUPしております

    最終予想は日本ダービー2018予想|本命はステルヴィオにしました編で公開しております。併せてご覧下さい。

    以上、日本ダービー(東京優駿)のデータ消去法編を終わりたいと思います。

    最後までご覧いただきましてまことにありがとうございました。