第57回きさらぎ賞2017の枠順が確定しました。サトノアーサーが1枠1番、ダンビュライトが4枠4番、プラチナヴォイスが5枠5番などとなっています。ここでは、きさらぎ賞過去10年の枠番別成績と、単勝オッズを調べてみました。
着候補 消去項目入り枠順表
過去10年の枠番別成績
勝率で3・7・8枠の順
連対率で3・2・5枠の順
3着内率で3・7・5枠の順
京都芝1800mは外回りで枠差がないフラットが定説です。2角ポケットスタートで向正面は約900の直線を走る為、ペースが緩むのはコーナーを曲がる辺りからになるのもあって脚質は先行有利。このレース単体で見ても4角10番手以下馬は未勝利です……。
それでいてほぼ例外なく後傾ラップとなる為上りも求められるタフなコースで、逃切りや追い込みで勝った馬は後に出世するケースも多く要注意です。
単複ともに回収値100超は8枠のみで、昨年のサトノダイヤモンドは断然人気に応え3馬身半差圧勝!他、2009年エンブリオの10番人気3着、2008年レインボーペガサスの8番人気1着などが大きく貢献しております。
単勝オッズ
データはnetkeiba.comさんを参考にしてます。
人気 馬名 想定オッズ
1 サトノアーサー 1.6 2 ダンビュライト 4.4 3 プラチナヴォイス 5.9 4 タガノアシュラ 8.0 5 アメリカズカップ 10.3 6 スズカメジャー 12.9 7 エスピリトゥオーゾ 57.3 8 マテラレックス 199.5 着候補別では……
1着候補:1番人気 3着候補:3番人気
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きさらぎ賞2017出走予定馬データ消去法編では1着候補2頭+3着候補1頭に絞れました。
今回軽視する1頭
上の画は、
キャリア5戦以上馬は消去法の記事でも紹介した通り【1.2.2.29】。このうち、前走GⅡ以下4着以下馬は【0.0.0.17】。今年の該当馬は着候補馬からはプラチナヴォイスとなっております。
今日までのまとめ
登録11頭で3頭の回避が出てフルゲート割れ8頭戦となりました。1着候補馬からは共同通信杯との両睨みが報道されていたムーヴザワールドが含まれ、どうやらサトノアーサーの1本被りの様相となってまいりました。
1着候補1頭+3着候補1頭
ダンビュライトは前走GⅠで2番人気14着……。今回は人気落ちなら狙い目でしたが、ムーヴザワールドの回避で妙味が薄くなってしまいました……。前走が初の右回り戦で、今回が初の1800m戦となり、人気程は信用できないイメージです。前走9着以下馬は過去10年【0.0.0.11】。
タガノアシュラは早くから期待されましたが重賞で連敗中……。前走はGⅠで5番人気14着ですが、3走前は札幌2歳Sを1番人気8着と、コチラも重賞では過信禁物な1頭です。交互のリズムで今回は順番ではありますが……。
近年は頭数が揃わず堅い決着が多いイメージです。それでいて、断然人気馬には逆らい難い雰囲気も醸し出しており、資金を落として静観も視野に入れております。それでも買う以上はリスクを取らないといけない訳でして、仮に断然人気馬を買うなら単勝ではなく複勝がセオリーですが、今年はスタンスとして単勝に力を入れたいとか書いててまだ1ヵ月足らず……。その辺りも含め時間の許す限り考えたいです。
以上、きさらぎ賞の枠順確定と単勝オッズ編を終わりたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。