第58回アメリカジョキークラブカップ(AJCC)2017の枠順が確定しました。ゼーヴィントが5枠10番、リアファルが7枠13番、ミライヘノツバサが1枠1番などとなっています。ここでは、アメリカジョッキークラブカップ(AJCC)過去10年の枠番別成績と、単勝オッズを調べてみました。

着候補 消去項目入り枠順表

  • 1 1着候補 ミライヘノツバサ 減点なし
  • 2 2着候補 クラリティスカイ 減点Fa
  • 3 -着候補 マイネルメダリスト 減点Aa
  • 4 2着候補 シングウィズジョイ 減点Da
  • 5 -着候補 ホッコーブレーヴ 減点Ba
  • 6 2着候補 ルミナスウォリアー 減点Ea
  • 7 -着候補 ワンアンドオンリー 減点Ga
  • 8 -着候補 タンタアレグリア 減点Db
  • 9 -着候補 シルクドリーマー 減点Aa
  • 10 2着候補 ゼーヴィント 減点Da
  • 11 2着候補 ナスノセイカン 減点Ea
  • 12 -着候補 ショウナンバッハ 減点Aa
  • 13 1着候補 リアファル 減点なし
  • 14 -着候補 マイネルフロスト 減点Ca
  • 15 -着候補 ヤマニンボワラクテ 減点Ba
  • 16 -着候補 サイモントルナーレ 減点Aa
  • 17 -着候補 クリールカイザー 減点Ba
  • 過去10年の枠番別成績

    AJCC2017過去10年枠別データ

    勝率で3・6・5枠の順

    連対率で3・6・5枠の順

    3着内率で3・5・6枠の順

    中山2200mは中枠有利が定説ですが、顕著に表れたデータです。スタート後すぐ坂に入りますが、外回りコース使用もありコーナーが緩やかなのは大きな要因かと思います。単複ともに回収値100超は6枠のみで、2桁人気馬の好走はなし!堅実に走っている印象です。

    単勝オッズ

    データはnetkeiba.comさんを参考にしてます。

    人気 馬名 想定オッズ

  • 1 ゼーヴィント 2.5
  • 2 リアファル 3.4
  • 3 ミライヘノツバサ 5.8
  • 4 タンタアレグリア 9.6
  • 5 シングウィズジョイ 11.9
  • 6 ルミナスウォリアー 13.3
  • 7 ワンアンドオンリー 18.2
  • 8 クラリティスカイ 20.5
  • 9 クリールカイザー 20.6
  • 10 ナスノセイカン 61.2
  • 11 マイネルフロスト 61.6
  • 12 ショウナンバッハ 75.3
  • 13 ヤマニンボワラクテ 94.0
  • 14 ホッコーブレーヴ 165.3
  • 15 マイネルメダリスト 249.3
  • 16 シルクドリーマー 311.0
  • 17 サイモントルナーレ 826.6
  • 着候補別では……

  • 1着候補:2・3番人気
  • 2着候補:1・5・6・8・10番人気
  • 今週掲載したAJCC関連記事

    AJCC2017出走予定馬データ消去法編では1着候補2頭+2着候補5頭に絞れました。

    今回軽視する1頭

    AJCC2017過去10年休養馬データ

    上の画は、

    AJCC過去10年、中9週以上間隔が空いた馬は【0.3.0.22】と未勝利……。このうち、前走GⅡ以下敗退馬は【0.0.0.12】。このケース、当然ながら中間に一頓挫あったケースが多くなっております。

    今回の該当馬の場合、セントライト記念2着で権利を持ったまま菊花賞不出走で、天皇賞秋でもなく福島記念に適鞍(!?)を見出しそれでも2着……。それでいて今回の人気となると、私としてはチョット危険な感じがしてます。今年の該当馬は着候補馬からはゼーヴィントとなっております。

    今日までのまとめ

    登録17頭で回避はなくフルゲート17頭戦となりました。3年連続で6歳以上馬が勝利しているレースなんですが、それなりに人気した馬がスンナリ収まってたイメージが強いです。そうなると今年の最上位馬はルミナスウォリアーなんですが……。12~2月期は【1.5.0.0】。中山も【1.3.0.2】で、2200m戦も【1.2.0.0】とベストの条件です。前走非重賞戦敗退組は【0.1.1.24】ですが、昨年のスーパームーンはディセンバーSを2着してからココも2着と臨戦が被ります。

    1着候補2頭+2着候補5頭

    シングウィズジョイは明け5歳……。出走そのものが少ないですが牝馬は【0.0.0.6】となっております。先週行われた愛知杯と比べて、コチラへ出走するメリットがあるとすれば斤量位なんでしょうが、想定段階とは言え中途半端な人気を考えればチョット買い難い1頭です。

    リアファルは3歳時の有馬記念から11ヶ月の休養明けが前走……。この類、過去10年【1.1.1.8】ですが人気馬しか馬券になってなくて、単回収値12、複回収値84と厳しいデータが残ります。1着は2012年ルーラーシップで、2着は2011年ミヤビランべり、3着は2014年のフェイムゲームとなっております。

    私は専門外ですが、ゼンノロブロイ産駒が重賞に出走したのは2009年からなんですが昨年までの過去8年392頭が重賞に挑戦し【17.33.31.311】。このうち、半年以上休養⇒一走叩いて⇒次は【0.1.0.12】。全くダメダメで、2013年マーメイドSのアグネスワルツが唯一の連対となっております。

    因みに前馬は【3.0.1.9】と好走例が多く単回収値681、複回収値241とハイアベレージです。今回は人気の一角に推されそうな状況で、私としてはチョット手を出すタイミングとは違うかなぁ~っと思っております。

    前回の消去法の記事でも触れましたが、1着馬に関してはある程度傾向も出てて絞れなくもないんですが、2着3着となるともうなんでもアリの感否めなく、7歳馬やらOP敗退組、2桁大敗からの巻き返しに金杯からの強行軍などより一層難解になります。

    そこを仕留めてこそ!ってのも分からなくはないんですが、私としては比較的不相性な冬競馬であまり負債を抱えたくない思惑もあったりでするのと、今年に関しては単勝に力を入れたいとも思ってて、格好のレースとなる今回は試してみたい思いも強くなっております。どちらにしても単勝1点は買うと思いますが、その他を別券種にするのか?別馬の単勝に入れるのか?その辺りも含め時間の許す限り考えたいです。

    以上、アメリカジョッキークラブカップ(AJCC)の枠順確定と単勝オッズ編を終わりたいと思います。

    最後までご覧いただきありがとうございました。