第61回有馬記念の発走まで50時間を切りました(笑)。今日は前々日考察で、現時点私が購入の可能性を残している6頭の着候補馬全頭解説、馬券へのアプローチ及び買い方、年間収支との関連性について書いてみました。

最終予想記事は 有馬記念2016予想|相手を絞らず馬券を絞った買い方【グランプリ】でUPしております。合わせてご覧下さい。

着候補 消去項目入り枠順表

第61回有馬記念 GⅠ
馬番 着候補 競走馬名 減点項目
1 1着候補 キタサンブラック  減点なし
2 1着候補 ゴールドアクター  減点なし
3 -着候補 ムスカテール  減点Aa
4 3着候補 ヤマカツエース  減点Cc
5 -着候補 サムソンズプライド  減点Aa
6 1着候補 サウンズオブアース  減点なし
7 -着候補 マルターズアポジー  減点Ca
8 -着候補 ミッキークイーン  減点Cb
9 -着候補 ヒットザターゲット  減点Ab
10 1着候補 アドマイヤデウス  減点なし
11 1着候補 サトノダイヤモンド  減点なし
12 -着候補 サトノノブレス  減点Bb
13 -着候補 デニムアンドルビ  減点Ba
14 -着候補 シュヴァルグラン  減点Db
15 -着候補 アルバート  減点Da
16 -着候補 マリアライト  減点Ba

今週掲載した有馬記念関連記事

水曜日の記事、有馬記念2016出走予定馬データ消去法編では1着候補5頭+3着候補1頭に絞れました。

毎週木曜日に配信しているツイキャスをユーチューブにUPしてみました。

現時点購入の可能性を残している着候補馬の考察を少々

アドマイヤデウス

天皇賞秋からの直行馬は【3.0.2.8】でそこまで悪いデータではありません。単回収値453、複回収値174とハイアベレージで侮れない路線となっております。

ただこのアドマイヤデウスですが、GⅠとなると【0.0.0.8】。途中外枠が続いた不運もありますが、Ⅱ以下が【5.2.4.0】なのを考えると買い難い1頭です。しかも1年半以上勝ち鞍から遠ざかってるとなるとアタマからの馬券は尚更……。

今年はとうとう重賞未勝利に終わりそうな岩田騎手ですが、特に芝戦ではびっくりする位乗れてなくて、色々あったのも重々承知ですが気の毒に思いますネ。最近やっと思い切った騎乗も復活傾向かなぁ~っとは観てるんですが、今までが順調過ぎるくらいで来たので、私としてはこんな年もあって良いかなぁ~って思います。

ヤマカツエース

2枠4番と絶好枠を引いて俄然人気を集めそうな1頭です。金鯱賞組は【0.2.0.9】なんですが、2011年に鳴尾記念と時期が入れ替わっており、どこまで参考になるかは疑問です。その2011年以前の鳴尾記念組は【0.0.0.7】なので、入れ替え後の方が良績となっております。

データとしては、前2走とも2200m以下4番人気以下馬の項で【0.0.1.16】に該当する3着候補馬ですが、後述する【0.0.0.9】のデータに該当し軽視方向です。

年間収支との絡みもありココまでは残してみたんですが、それでいてこの絶好枠となったので余計にアタマを悩まします。評価としては完全消去、又はデータに従い【あって3着まで】を考えております。

サウンズオブアース

ジャパンカップは5番人気2着でしたが、もっと人気薄だったのかと思ってびっくりしました。何せ2勝馬ですのでほぼ全てのデータが芳しくないのは仕方ないんですが、東京はレース前時点で【0.0.0.2】で、9~11月期は【0.4.0.4】。私としては強調材料に薄く全く眼中になかった1頭でした。

っで、対する有馬記念ですが、中山は【0.2.0.1】。昨年の2着馬で日経賞を2・4着している実績があります。12~2月期は【1.1.0.0】で、これは昨年の有馬記念と未勝利勝ちした3歳時の成績……。

稀代の【銀メダルコレクター】で重賞2着が7回、内GⅠが3回。どうしてもウインバリアシオンと被るんですが、コチラは重賞2着7回で、内GⅠが4回です。

戦歴から見るとえらい老け込んだ1頭に思えるんですがまだ5歳なんですネ(笑)。私の馬券相性は猛烈に悪い1頭で、私は1年以上未勝利の馬に本命を打つのも稀で、仮に諸事情で本命を打ったとしても単系馬券のアタマから買うことはほとんどありません。

1年以上未勝利な馬は既に終わってる可能性が高いのが最大の理由なんですが、逆に若い頃から2着を繰りかえすこの類は間違いなく根性がない!私は日経賞で本命視して、超例外となる単勝を少々買ってみましたが結果2着……。勝つならココしかない最高のタイミングを逸した事で評価が大きく下げました。

そんな訳でアタマからの馬券は買い難いんですがコチラも絶好枠を引いて、ココが生涯でココが20戦目になるんですが、偶数番が【1.6.1.2】で、奇数番が【1.2.0.6】。外し難い1頭ですが、評価としては4番手で考えております。

ゴールドアクター

昨年の覇者で連覇を狙います。中山は【4.1.0.1】で、12~2月期は【2.1.0.1】。適正としては間違いなくココだろうと思われる1頭で、連覇も十分考えられます。

その昨年を制したことで今年は【JCメイチ説】があるのは承知の上なのですが、色々調べましたが諸説が多く結局結論には至りませんでした。そんな訳で贔屓目もありますが、ココメイチとしての扱いとしました。当然外せない1頭で、印としても3番手以内を予定しております。

サトノダイヤモンド

今年は唯一の3歳馬となりました。菊花賞直行からの3歳馬は【3.3.2.9】で3着内率47.1%で、このうち前走勝ち馬は【3.1.1.2】で勝率42.9、連対率57.1、3着内71.4%、単回収値171、複回収値145とハイアベレージです。

ツイキャスでもお話しさせて頂いたんですが、この内、3歳王道路線を歩んで且つ菊花賞を制した馬は全馬馬券になってるんですョネ。そんな訳で私としても外せない1頭で、印としては3番手以内を予定しております。

キタサンブラック

今回も1枠1番となり相当な強運の持ち主です。ココで運を使い果たしてなければ良いんですが……。JRAのHPに乗ってたデータですが、近2走、GⅡ⇒GⅠと使ってきた馬はともに国内に限定すると過去16年【6.4.4.43】。連対っということになると毎年1頭までのデータとなります。

今年の有馬記念ですが、私が購入の候補として残している馬は6頭なんですが、実に5頭がココへ該当します。データに従えば別路線から1頭は入る訳で、そんな訳でヤマカツエースをココまで残した次第ですが、そのヤマカツエースはGⅠ⇒GⅡ路線で、これは過去16年【0.1.0.16】。厳しいのかなぁ~って思いは強く残ります。

そうは言ってもこのキタサンブラック、現役最強馬に異論は少ないでしょうし外せない1頭かと思います。目標はココである事は公言されてて明白ですし、この絶好枠をして余程の事が無い限り連対は堅いと見るのが自然な流れです。私の印としても3番人気以内を予定しております。

今回軽視する1頭

有馬記念2016過去16年中距離路線低人気馬データ

上の画は、

有馬記念過去16年、前2走とも2000m以下4番人気以下馬は【0.0.0.9】。今年の該当馬は着候補馬からはヤマカツエースとなっております。

現時点私が考えている馬券へのアプローチ

タイトルにもあります【馬券で儲ける為に必要な3つの心構え】。競馬ってより馬券全体に言えますが、年間を通じて本来なら【儲けるスタンス】が理想だと思います。良く言われてますが、馬券を当てるのと儲けるのは買い方だけでなく何もかもが大きく異なる。至極当然なお言葉なんですが、当たり前のようなこと、いわゆる【基本のキ】こそ忘れがちな重要ファクターでもあります。

有馬記念ともなると、日頃競馬をされない方も多く参戦するレースです。もしかしたら、このブログも初めてご覧頂いてる方もいらっしゃるかも知れません。そんな訳で、今一度基本に立ち返ってみたいと思います。

目的目標をハッキリと持った資金管理

私は年間127重賞皆勤ってのを目指してるある種特殊な立ち位置でありますので、例えば儲からないから【見】するってのは今年に関しては取り入れませんでした。

ただ、通常のセオリーからなら当然【見】になるレースが思いの他高配当だったりするケースも無い訳じゃなくて、それを偶然の産物と片付ければそれまでですが、やはり年間を通じて馬券として競馬に参戦する意味は、サイト運営者としてだけでなく、馬券を買う側の人間として譲れない面でもあります。

それでいて年間プラス収支を達成したい!無謀にも思えるこの挑戦を続けて、実際昨年と一昨年はプラス収支を達成する事が出来ました。今年に関してもまだ諦めていません!

今年に関しては年間20万の予算で10円以上のプラスを出す!を目標に掲げ、その件に関しては一切ブレませんでした。

まず己を知ること

資金に関しても身の丈に合った金額が望ましいのは言うまでもないのですが、それ以外にも知らなアカン事っていっぱいあります。例えば好相性なコースやレース名、時期やクラス等……、ファクターまで挙げればそれこそ限がないんですが、とても重要なことなので意識づけは大切です。

選ぶ馬券の券種に関しても当然で、例えば3連単を当てるのは至難の業なのは確立を持ち出すまでもなく分かりきった事なんですが、どれ位の的中率だからどの辺りのゾーンを狙うのかはとても重要になってきます。

「100万でも1000万でも獲れるだけ獲ってやる!」そんな心意気も時として必要なのも確かですが、毎回毎回となると資金ショートも考えられるし、前述の資金マネジメントなどあってないようなもの!欲求を抑えることが出来ない人に女神は微笑んではくれません!

今一度冷静になってみる

深く深く掘り下げれば掘り下げる程その馬1頭しか見えなくなってしまいます。それでも【この馬しか居ない】っとの結論に至れば自ずと馬券の券種も限られてきますし、勝負に値するレースだと思います。後悔しない金額を投じればよいでしょう。

しかし、熱くなった状態では判断が鈍ることが多いのは特に、お金が絡んでくる事が主たる要因なんでしょうが、今一度冷静になって判断しなければいけません。惰性で購入金額を増やしたりするのは論外としても、特に相手が必要になってくる馬券では【当てたい願望】がどうしても強くなります。

そんな私も今年、マズイ馬券を連発して現状回収率85.9%止まりとなっております。当てに行った馬券でガミも相当出したし、それはそれで反省も多いんですが、一旦購入したい馬券をメモ紙に書いてみて、そこから減らしていく方法を取り入れてからは多少収支も回復しました。

っで、今年の有馬記念(私にとっての)ですが、当然ながら【当てたい】っと言う願望は一切ありません。【儲けたい】の1点であるのは間違いありませんが、年間の収支がプラスにならない的中は眼中になく、目標の回収額は44000円!ココに至らなければ不的中已む無しの所存です。

年間収支との関連性

先週の朝日杯FSが終わった時点で、124R⇒58的中、182000⇒156350で、的中率46.8%、回収率85.9%となっております。

今週の3重賞で18000円を投じて44000円を狙いにいきます。資金配分の内訳については現在検討中ですが、
阪神C6:ホープルフS2:有馬記念10辺りの比率で考えています。

レースは、阪神C⇒ホープフルS⇒有馬記念の順で行われるんですが、阪神Cは土曜日開催なので収支を考慮できるものの、ホープフルSは日曜開催なので時間的に厳しくて、一応、この有馬記念単体で44000円以上の払い戻しになるように組む方向で考えています。

今日までのまとめ

1着候補5頭+3着候補1頭

昨年の単勝売上が23億超だったんですが、今年は執筆時(約50時間前)で0.6億程度……。私が指標にしている一つに【24時間前で約1割の売上】ってのがあるのですが、その辺りまで売れるとオッズが落ち着く傾向にあります。

私が現状、購入を検討している馬券は想定してたオッズよりは少し安めを推移しております。これが24時間後どう変わってるのかは注目なんですが、勝負を控えるのがセオリーだとは思います。

今年に関してはココがJRA重賞最後ってのもあって、一応逆転プラス収支を目指してるので私は予算いっぱいを買いますが、褒められて行為でない事だけは重ねて申し上げておきたいと思います。

今二つ程思ってることがあるんですが、明日の阪神Cが本線で当たってくれないかなぁ~ってのとゴールドアクターの単勝が8倍以上つけないかなぁ~ってこと……(笑)

どちらも叶わなかったら又再考しなきゃいけないんですが、その辺りも含め時間の許す限り考えたいです。

以上、有馬記念2016考察|馬券で儲ける為に必要な3つの心構え編を終わりたいと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。