第68回朝日杯フューチュリティステークス枠順が確定しました。ミスエルテが7枠13番、ダンビュライトが4枠8番、モンドキャンノが5枠10番などとなっています。ここでは、朝日杯フューチュリティステークス過去15年の枠番別成績と、単勝オッズを調べてみました。
コンテンツ
着候補 消去項目入り枠順表
過去15年の枠番別成績
勝率で1・2・3・4・7枠の順
連対率で3・6・1・2枠の順
3着内率で1・2・3・6枠の順
阪神開催になって3年目ですが、枠差はないコース形態が定説です。中山の外回りマイル時代も枠差がないコース形態でしたが、内が強いデータとなっております。単複ともに回収値100超枠はなくそこもフラットな印象です。
単勝オッズ
データはnetkeiba.comさんを参考にしてます。
人気 馬名 想定オッズ
1 ミスエルテ 2.6 2 ダンビュライト 4.3 3 モンドキャンノ 6.8 4 クリアザトラック 7.0 5 サトノアレス 8.7 6 タガノアシュラ 10.7 7 レッドアンシェル 11.7 8 トラスト 15.2 9 アメリカズカップ 17.3 10 レヴァンテライオン 98.4 11 トリリオネア 156.7 12 ボンセルヴィーソ 161.4 13 リンクスゼロ 299.7 14 ダイイチターミナル 425.8 15 ブルベアバブーン 604.9 16 トーホウドミンゴ 640.9 17 ビーカーリー 911.6 18 アシャカリアン 1198.6 着候補別では……
1着候補:1・3・6~9番人気
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火曜日の記事、朝日杯フューチュリティステークス2016出走予定馬データ消去法編では1着候補7頭に絞れました。
現時点購入の可能性を残している着候補馬の考察を少々
アメリカズカップ
前走は2戦2勝でOP勝ち。終始外々を回る展開で3~4角で捲くられる展開でしたが、無理せず直線まで待ったのは松若騎手のファインプレーでした。
僅差でしたが見事に差し切ったキャリア2戦馬です。今回はバウンド短縮となる一戦で過去15年では【4.2.2.30】なんですが、中4週以上間隔が空いた馬は【0.2.0.6】と未勝利となっております。
2004年ストーミーカフェ、2002年サクラプレジデントともに札幌2歳S組で前走は重賞出走組で、上記8頭中、前走非重賞戦出走馬は【0.0.0.5】となっております。
厳しい評価にはなるんですが、そうなると全馬軽視になってしまいまして……。減点の少ない順で序列をつけるなれば3~4番手の評価かなぁ~っと思っております。
タガノアシュラ
前走は大逃げを打ってスローに落として直線は余裕を持っての快勝!ただ、5頭立ての少頭数だったのとあまりにも楽逃げだったこと……。このレースだけで判断するなら厳しいのは間違いありません。
その前走は一旦置いておいて2走前ですが、ココは重賞初挑戦の札幌2歳Sで、このときは前に行けず中段待機でしたが終始外々を回る展開……。このレースだけで判断するなら距離は2000mは長いかなぁ~って私は思ってしまいます。
結果的にこの2つのレースを総合すると、まだまだ底を見せてない可能性もあり侮れない1頭です。前走条件戦からの臨戦馬は【4.2.4.53】。ただこのうち、前走3・4角ともに1番手、要は逃げた馬は【0.0.1.9】。2013年5番人気3着のウインフルブルームが唯一となっております。
評価としては、この馬が一番減点が少なくて現状では1番手なんですが、自信を持って【本命です!】って言い難いんですョネ。武豊騎手はJRAGⅠ戦5番人気以下では【0.5.8.146】と未勝利……。
トラスト
2走前の札幌2歳Sは逃げて2馬身半差圧勝。押して出て位置を取ってスローに落としてっで、鞍上のファインプレーも見逃せませんが、逃げて勝つにはっの典型ってのか教科書的な競馬でした。
この後JRAに転厩したんですが、それでいて前走東スポ杯が案外の3番人気5着。0.4秒差なので言われる程負けてないんですが、前2走とも3・4角2番手以内馬は【1.3.0.29】とイマイチのレースです。
このうち、前走4着以下馬は【0.0.0.4】と馬券に絡んだ馬はいなくて、因みに上記33頭中、キャリア5戦以上馬は【0.1.0.9】。2007年レッツゴーキリシマが唯一の2着です。
評価としては厳しいところですが、この6頭の中で減点の少ない順で言うなれば2番目になります。
ミスエルテ
2戦2勝で前走は重賞勝ち。ココを勝てば重賞2勝+GⅠ勝ちになり、最優秀2歳牝馬は濃厚となります。逆に負ければ先週のソウルスターリングで間違いないでしょうが、偶然にも新種牡馬フランケルの初年度産駒であります。
牝馬は過去15年【0.0.0.4】。これだけで切っても良かったんですが、もう一つ軽視するデータに該当するので後述します。評価なんですが、減点の少ない順なら4~5番手の評価となります
モンドキャンノ
前走京王杯2歳Sは直線ごぼう抜きで重賞初制覇。前が詰まるリスクを回避し外を回してでも直線まで辛抱したルメール騎手のファインプレーでした。
僅差でしたが、2着したレーヌミノルは先週の阪神JF3着しておりハイレベルだった可能性も高いです。ただ過去15年、近2走を1200m以下⇒1400m以下の臨戦馬は【0.1.0.38】。2008年フィフスペトルの5番人気2着が唯一の馬券圏内馬です。
このうち、前走2番人気以下馬は【0.0.0.31】。2013年ベルカントは3番人気10着、2001年バランスオブゲームが4番人気4着などとなっております。評価としては6番手を予定しております。
レッドアンシェル
前走はもみじSを1馬身半差快勝。2戦2勝となりましたが、福永騎手が落馬負傷でシュミノー騎手に乗り替わりとなっております。今回はバウンド延長となる一戦ですが、過去15年では【2.2.1.37】となっております。
2010年グランプリボス。2009年エイシンアポロンなど好走例も多いんですが、後述する軽視データに該当しまして評価としては4~5番手辺りで考えている1頭です。
今回軽視する1頭
上の画は、
キャリア2戦以下馬は【6.3.2.30】。昨年はリオンディーズとエアスピネルのワンツー他、好走例も多いんですがこのうち、前走1400m以下戦出走馬は【0.1.0.13】。2010年リアルインパクトが唯一の2着となっております。
この内、前走GⅢ以下戦出走馬は【0.0.0.12】となっております。人気所は少ないですが、2001年バランスオブゲームが4番人気4着など……。
今年の該当馬は着候補馬からはミスエルテとレッドアンシェルとなっております。
今日までのまとめ
登録21頭で不出走3頭のフルゲート18頭戦となりました。1着候補サングレーザーの抽選漏れは残念でしたが、BOX馬券になるなら絞れることになる訳で、そんなに悪いことばかりでもないだろうし、できるだけプラスに考えるようにしたいです。
余談ではありますが、今年私が注目してた抽選対象馬って軒並み出走に漕ぎ着ける幸運(!?)でしたが馬券にはつながりませんでした。そんな事もあって、今回良い方に出ればいいなぁ~って思います。
1着候補6頭
全馬軽視対象となり、馬券の券種としては限られてきます。どちらにしましても少額静観のスタンスは不変で、私の勝負度合いとしては間違いなくターコイズSを上にとっております。ツイキャスでもお話しさせて頂いたんですが、現在検討しているのは以下の2つ。
前述のサングレーザーが抽選漏れとなって、BOX馬券は俄然組みやすくなったのを追い風と感じるかどうかではあるのですが、ココでも不変であるのはただ1つ!
モンドキャンノとミスエルテは買わない!!
後は馬券の券種と金額、いわゆる弾の上げ下げのみになるんですが、その辺りも含め時間の許す限り考えたいです。
以上、朝日杯フューチュリティステークスの枠順確定と単勝オッズ編を終わりたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。