第68回阪神ジュベナイルフィリーズ2016の枠順が確定しました。ソウルスターリングが1枠2番、リスグラシューが8枠18番、ジューヌエコールが6枠11番などとなっています。ここでは、阪神ジュベナイルフィリーズ過去15年の枠番別成績と、単勝オッズを調べてみました。

最終予想はコチラをご覧ください。

着候補 消去項目入り枠順表

  • 1 1着候補 ディーパワンサ 減点なし
  • 2 1着候補 ソウルスターリング 減点なし
  • 3 -着候補 エムオービーナス 減点Ba
  • 4 1着候補 レーヌミノル 減点なし
  • 5 -着候補 ポンポン 減点Ca
  • 6 -着候補 ショーウェイ 減点Cb
  • 7 -着候補 ブラックオニキス 減点Cb
  • 8 1着候補 サトノアリシア 減点なし
  • 9 1着候補 ジャストザマリン 減点なし
  • 10 -着候補 クインズサリナ 減点Ca
  • 11 1着候補 ジューヌエコール 減点なし
  • 12 1着候補 アリンナ 減点なし
  • 13 -着候補 ゴールドケープ 減点Da
  • 14 -着候補 スズカゼ 減点Ca
  • 15 -着候補 フェルトベルク 減点Db
  • 16 -着候補 シグルーン 減点Ea
  • 17 1着候補 ヴゼットジョリー 減点なし
  • 18 1着候補 リスグラシュー 減点なし
  • 過去15年の枠番別成績

    阪神JF2016過去15年枠別データ

    勝率で1・3・4・6・7・8枠の順

    連対率で1・3・6枠の順

    3着内率で5・3・1・2・6枠の順

    阪神外回りは枠差がないように設定されているのが前提で、それなら芝が良い外有利かなぁ~ってのが定説ですが、確かに内外極端な枠の方が勝ち鞍は多く顕著です。

    率にすれば大差なく、そこはフラットと考えて良さそうです。単複ともに回収値100超は4枠のみ……。2頭輩出した勝ち馬はともに5番人気以下で2着は15番人気クロフネサプライズが大きく利いてます。

    単勝オッズ

    データはnetkeiba.comさんを参考にしてます。

    人気 馬名 想定オッズ

  • 1 ソウルスターリング 2.3
  • 2 リスグラシュー 3.0
  • 3 ジューヌエコール 6.0
  • 4 レーヌミノル 7.5
  • 5 ヴゼットジョリー 10.6
  • 6 ディーパワンサ 11.8
  • 7 アリンナ 38.3
  • 8 サトノアリシア 41.1
  • 9 シグルーン 59.9
  • 10 ブラックオニキス 66.0
  • 11 クインズサリナ 82.7
  • 12 ショーウェイ 124.1
  • 13 ジャストザマリン 250.3
  • 14 ゴールドケープ 392.2
  • 15 ポンポン 559.8
  • 16 スズカゼ 707.8
  • 17 エムオービーナス 1620.4
  • 18 フェルトベルク 1811.1
  • 着候補別では……

  • 1着候補:1~8・13番人気
  • 今週掲載した阪神ジュベナイルフィリーズ関連記事

    火曜日の記事、阪神ジュベナイルフィリーズ2016出走予定馬データ消去法編では1着候補9頭に絞れました。

    現時点購入の可能性を残している着候補馬の考察を少々

    その前に前提として申し上げておきたいデータが一つ……。この阪神ジュべナイルフィリーズは若駒戦ゆえ鞍上変更馬の相性が凄く悪いのが特徴です。

    過去15年、

  • 鞍上連続騎乗が【13.6.10.113】
  • 今回乗り替りが【2.9.5.112】
  • 全体の数としてはほぼ互角なんで、相当に相性が悪いデータなのが乗替り組です。そうは言っても過去15年で1頭も馬券にならなかった年は、昨年と2006年、2004年の3回しかありません。あくまで【勝ちきる、アタマで来る】ことを前提としたデータであることも前提として進めたいと思います。

    アリンナ

    前走は条件戦を逃げ切り勝ち。しかも着差をつけて勝っており、そこそこに穴人気しそうな勢いを感じます。ルメール騎手のお手馬が被ったので、今回は田辺騎手が予定されております。

    前2走とも1400m以下からの臨戦となると過去15年【3.6.5.109】。過去にはアストンマーチャン2着や、昨年はブランボヌールが3着しておりますが、1着となると2005年のテイエムプリキュアまで遡ります。

    更に乗り替わりで1着となると2001年タムロチェリーまで遡らなアカンのですが、このうち、前走非重賞戦からの臨戦となると【0.2.0.25】。2012年クロフネサプライズは15番人気、2002年ヤマカツリリーは11番人気と結構穴っぽいところが来てて複回収値は116。

    今回のアリンナに関しては人気次第ですが、あって2着までの評価を考えております。

    ヴゼットジョリー

    新潟2歳Sは牡馬相手に1馬身快勝した期待の1頭です。私としても相当強いとは思った一戦でしたが、福永騎手は先週の落馬負傷で今回は和田騎手への乗替りが予定されております。

    前走左回りからの臨戦は【3.6.6.44】。因みに右回りからの臨戦馬は【12.9.9.181】。全体の数が全然違うので一概に比較するのは難しくて、率としては遜色ないデータですが、このうち今回乗替りとなると【0.3.3.23】になります。

    2014年レッツゴードンキ2番人気2着、2012年レッドセシリア10番人気3着、2010年ライステラス8番人気3着など結構穴っぽいところも来てて複回収値126。

    今回のヴゼットジョリーに関しては人気次第ですが、あって2着までの評価を考えております。

    ジャストザマリン

    前走新馬戦からの臨戦は【1.3.3.18】。2011年ジョワドヴィーヴルはホンマびっくりする位強い馬やったと思いましたがその後は未勝利で残念な1頭でした。

    横山騎手はカペラSでニシケンモノノフに騎乗予定で今回は乗替りで四位騎手の起用となりました。6/7の抽選突破もお見事でしたが、上記25頭中、今回乗り替わりとなると【0.3.2.11】

    コチラも結構穴っぽいところも来てて複回収値255あるので人気次第ですが、ジャストザマリンに関しましてもあって2着までの評価を考えております。

    レーヌミノル

    デビュー2連勝で小倉2歳Sを制し前走で重賞連続連対。ともに1番人気を克服したのは評価に値する1頭です。主戦の浜中騎手はマイルCSで例の猛烈なタックルが制裁対象となり騎乗停止中……。今回は蛯名騎手への乗り替わりが予定されてます。

    近3走とも1400m以下戦出走馬は過去【1.4.4.76】で、昨年はブランボヌールが3番人気3着しておりますが、1着となると2002年ピースオブワールドの1番人気まで遡ることになります。

    この85頭中、今回乗り替わりとなると【0.2.1.29】と未勝利……。2012年クロフネサプライズが15番人気2着、2010年ライステラス8番人気3着、2002年ヤマカツリリー11番人気2着。

    コチラも結構穴っぽいところも来てて複回収値121。今回のレーヌミノルはある程度人気しそうですが、あって2着までの評価を考えております。

    ソウルスターリング

    2戦2勝で前走はOP勝ち。ムチが入ったのは実質抜け出してからで、4角までは外を回る展開……。私としては相当に強い馬じゃないかと思っております。結果的にこの馬しか残らなかったのもありますが、現状では本命候補の筆頭格の扱いです。

    以下のデータは、ターゲットで検索可能な1986年以降の今年を含む過去31年。何だかんだ言われて結果を残し続ける藤沢厩舎ですが、全成績でも勝率17.4、連対率30.2、複勝率40.7%は立派な成績です。

    このうち、2歳戦に限定すれば勝率25、連対率42、複勝率54.2%とアベレージUPします。新馬戦に限らず、キャリアが浅いうちは狙い所が多いのが特徴で、私が何度かお話したり書いたりもしてますが、【藤沢厩舎は3戦目まで】っと考えている由縁でもあります。

    このうち、2連勝以上馬は過去31年【4.3.3.5】で、勝率26.7、連対率46.7、複勝率66.7%。このうち、距離延長馬が【0.1.2.3】と未勝利で、ココを省けば【4.2.1.2】。今回のソウルスターリングはココへ該当します。勝率44.4、連対率66.7、複勝率77.8%、単回収値146、複回収値102とハイアベレージです。

    サトノアリシア

    デビューから3戦は1800mを使われて前走初のマイルが案外の5着。私は1秒負けやったのを見落としてたんですが、前走1秒以上敗退馬は過去15年【0.0.0.35】。この馬は切る方向で考えている1頭です。

    ジューヌエコール

    3戦3勝で前走は牡馬混合のデイリー杯2歳S勝ち。主戦の福永騎手が落馬負傷で、今回はバルザローナ騎手への乗替りとなりました。

    過去15年、2連勝以上でココに挑んだ馬は【6.3.7.39】で、3連勝以上となると【1.1.0.5】。2006年アストンマーチャン1番人気2着、2002年ピースオブワールド1番人気1着。人気で飛んだんは、2013年ホウライアキコ2番人気7着、2005年アルーリングボイス1番人気14着、2001年キタサンヒボタン1番人気4着。

    その3連勝馬はデータが少ないので、話は戻って2連勝以上馬なんですが、今回乗り替わりとなると【1.0.2.15】。3着内した3頭はともに中9週以上の休養が入ってたのが共通点です。

    この間に主戦が別の馬に流れてしまったことは容易に想像がつくんですが、中8週以内馬は【0.0.0.11】。私としては馬券には加えない方向で検討している1頭です。

    ディーパワンサ

    デビュー2連勝でOP勝ちしましたが前走デイリー杯2歳Sは4着。今回は主戦ルメール騎手のお手馬が被りシュタルケへの乗替りとなりました。

    前走で連勝が止まって4着以下やった馬は過去15年【1.0.2.27】。2010年ライステラス8番人気3着、2003年コンコルディア12番人気3着、2001年タムロチェリー7番人気1着。結構穴っぽいところが来てるのは魅力なんですが……。

    ただ、この3着内した3頭は全馬距離延長で、今回短縮又は同距離臨戦の馬は【0.0.0.5】。人気所に該当馬はは居ませんでしたが2013年クリスマスの7番人気4着がココに該当します。私としては今回、馬券対象から外す方向で考えています。

    リスグラシュー

    次の項で後述します。

    今回軽視する1頭

    阪神JF2016過去15年前走バウンド短縮馬データ

    上の画は、

    前走がバウンド短縮だった馬は【1.1.0.22】。2010年ホエールキャプチャ4番人気2着、2007年トールポピー3番人気1着の2頭が連対しており偶然にもともに池添騎手でした。このうち、前走のバウンド短縮がはまって1着になった馬は【0.0.0.8】。近3回は人気を裏切る格好となった3頭が該当しております。

    今年の該当馬は着候補馬からはリスグラシューですが、前走はバウンド短縮となったアルテミスSを制して重賞初制覇!しかも1番人気に推されてた結果ゆえ高評価の1頭です。今回は武豊騎手が香港で騎乗となる為、戸崎騎手への乗替りでもあり、私としては軽視方向で考えている1頭です。

    因みに上記【前走が】バウンド短縮馬ですが、前走マイルからの臨戦馬も【0.0.0.5】。人気所では2013年のレーヴデトワールと2011年ラシンティランテが重複します。

    今日までのまとめ

    登録21頭で不出走が3頭でてフルゲート18頭戦となりました。ともに着外候補馬で大勢に影響ありません。順番が前後してツイキャスで木曜日にお話させて頂いたんですが、鞍上の乗替り組が相性悪くて【2.9.5.112】。そのキャスも録音に失敗したみたいでパーになってしまいました……。(時間的余裕があれば今日再収録しようと思ってます)

    上記購入候補馬を今一度再編すると1着候補1頭+2着候補馬4頭

    1着候補馬はどうやら人気で、人気馬⇒人気薄への単系馬券は妙味に欠けるので複系馬券がメインになると思います。今回は阪神競馬場で現地観戦を予定してまして、私としては単勝が買えないのは非常に辛いのですが……。

    馬連は4点で3連複の6点と合わせてこれは必須。ワイドは2着馬同士の組み合わせも対象となりコレは複勝と併せてオッズ次第です。枠連に関しては7・8枠にかたまって入ったらと願ってましたが思い届かず……の結果で今回は妙味なさそうなんですが、その辺りも含め時間の許す限り考えたいです。

    以上、阪神ジュベナイルフィリーズの枠順確定と単勝オッズ編を終わりたいと思います。

    最後までご覧いただきありがとうございました。