第61回京阪杯2016の枠順が確定しました。エイシンスパルタンが8枠18番、セカンドテーブルが2枠3番、ラインスピリットが6枠11番などとなっています。ここでは、京阪杯過去10年の枠番別成績と、単勝オッズを調べてみました。
着候補 消去項目入り枠順表
過去10年の枠番別成績
勝率で2・3・1枠の順
連対率で2・1・3・4枠の順
3着内率で3・2・4・5枠の順
定説通り内枠優勢なデータです。スタート直後の上り坂、内回りコースゆえの急コーナー、外回りと比べ短い直線の全てが効いてて枠差が大きいです。
単複回収値ともに100超は1枠のみ……。3頭しか馬券になってなくてこの数字は立派の一言で、2012年ハクサンムーンは10番人気1着。
翌年はオール重賞で【2.2.1.1】でGⅠ戦2・3着を含む飛躍の一年となりました。2013年アイラブリリの8番人気2着も大きく効いています。
単勝オッズ
データはnetkeiba.comさんを参考にしてます。
人気 馬名 想定オッズ
1 エイシンスパルタン 2.8 2 ネロ 3.1 3 クリスマス 5.0 4 セカンドテーブル 10.3 5 メラグラーナ 11.8 6 オウノミチ 15.4 7 ラインスピリット 19.6 8 フミノムーン 25.3 9 アースソニック 27.7 10 ティーハーフ 32.0 11 レッドアリオン 43.7 12 ブラヴィッシモ 75.4 13 ジャストドゥイング 131.7 14 ホッコーサラスター 151.7 15 ペイシャフェリス 222.2 16 アンナミルト 224.8 17 ラインハート 250.6 18 ヤマニンプチガトー 693.6 着候補別では……
1着候補:1・4・7番人気 3着候補:2・10~12・15・17番人気
今週掲載した京阪杯関連記事
火曜日の記事、京阪杯2016出走予定馬データ消去法編では1着候補3頭+3着候補6頭に絞れました。
今回軽視する1頭
上の画は、
前走非重賞戦組は【7.6.5.88】。圧倒的に勝ち馬が優勢で【5.2.2.16】、敗退組は【2.4.3.72】と劣勢な過去10年です。このうち、前走3番人気以下馬は【0.3.3.63】と未勝利となっております。
話は一旦戻って京阪杯過去10年、近2走重賞⇒非重賞戦組は【2.5.3.42】。ココでもやっぱり前走勝ち馬が【2.2.1.7】と優勢で、敗退組は【0.3.2.35】と未勝利で劣勢な状況です。
このうち、2走前の重賞戦10着以下馬は【0.0.0.21】。今年の該当馬は着候補馬からはセカンドテーブルでした。
今日までのまとめ
登録22頭で不出走4頭出てフルゲート18頭戦です。不出走4頭は全馬着外候補で大勢に影響ありません。前述のハクサンムーンは翌年、びっくりする程の飛躍の1年になりましたが、昨年のビッグアーサーもココを2着し一戦挟んで翌年は高松宮記念でGⅠ初挑戦奪取!今後も考えると要注目の一戦となります。
ネロはGⅠ帰りで絶好枠を射止めました。この路線は【1.0.1.15】と相性が悪く、唯一の勝ち鞍は2007年のサンアディユです。
次走オーシャンSでは曰く付きのスタートで出遅れ16着。翌日に馬房で倒れそのまま息を引き取り、JRAが異例の謝罪会見を開く何とも後味の悪いレースだったのを覚えております。
私がライブドアでブログを始めて間もない頃の出来事だったんですが、この件に関しては馬のストレスやら色々言われてて、気の毒やったのは確かです。スタートに関しては他の騎手からも不満が出てたみたいだし……。
ただ、ココまでの格落ち戦で不相性となればまた別の事も考えてしまう訳で、陣営は当然GⅠメイチで作ってくることが前提ですが、その後に番組が少ないのが大きく影響していると思います。
1400mが可能なら当然阪神Cなんでしょうが、高松宮記念との間隔にしても、もう少し均等に出来ないのかなぁ~ってどうしても考えてしまいます。
話は戻って今回のネロですが、今年は未勝利で重賞勝利にも一歩届かない状況が続いております。人気なりには好走しておりますが、残されたチャンスはそう多くありません。京都芝は【1.0.0.6】を考えると人気程の信頼性はないと見てます。
エイシンスパルタンは逆に大外18番……。
私としては【この馬しか居ない】っと思ってた週中だったんで、思いっきり【試練の大外】と戦うことになりました(笑)京都は【3.0.1.1】と好相性で、枠差を補って余りあるかどうかを今から精査したいと思います。
1着候補3頭+3着候補6頭
秋競馬も本番真っ盛りですが、ココへ来て絞れないレースが続いてきました……。前述の通り、エイシンスパルタンの本命視で単勝を予定してましたが、これは馬にってより私にとって試練の大外となり予想を再考せざるを得なくなりました。
思い切って金額を落として静観する事も考えたりはしたんですが、その辺りも含め時間の許す限り考えたいです。
以上、京阪杯の枠順確定と単勝オッズ編を終わりたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。