第35回中山牝馬ステークス2017の枠順が確定しました。マジックタイムが7枠13番、パールコードが8枠16番、ビッシュが2枠3番などとなっています。ここでは、ローレル競馬場賞中山牝馬ステークス過去10年の枠番別成績と、単勝オッズを調べてみました。
コンテンツ
着候補 消去項目入り枠順表
過去10年の枠番別成績
勝率で2・6・3・4・5・7枠の順
連対率で4・3・5・6・7枠の順
3着内率で2・4・3・5枠の順
中山芝1800mは枠差のないフラットが定説です。コーナーが4回あるので位置さえ取れれば内有利は本質ですが、最初と最後の坂も効いてて先行力の方が上に取られる傾向が強いようです。
単複ともに回収値100超は5枠のみで、2桁人気からは2011年フミノイマージンが14番人気2着、2009年ダンスオールナイトが11番人気3着、1着へは2013年マイネイサベルと2012年レディアルバローザが該当しております。
単勝オッズ
データはnetkeiba.comさんを参考にしてます。
人気 馬名 想定オッズ
1 マジックタイム 2.5 2 パールコード 3.6 3 ビッシュ 4.6 4 トーセンビクトリー 11.3 5 デニムアンドルビー 12.9 6 シャルール 13.7 7 クインズミラーグロ 15.2 8 フロンテアクイーン 16.1 9 ウキヨノカゼ 41.1 10 ヒルノマテーラ 56.9 11 サンソヴール 67.4 12 プリメラアスール 71.6 13 メイショウマンボ 138.9 14 ウインリバティ 143.3 15 ハピネスダンサー 208.7 16 リーサルウェポン 283.9 着候補別では……
1着候補:1・5・7・11・13番人気 3着候補:6・10・12番人気
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中山牝馬ステークス2017出走予定馬データ消去法編では1着候補6頭+3着候補3頭に絞れました。
今回軽視する1頭
上の画は、
中山牝馬S過去10年、近2走とも1800mからの臨戦馬は【5.5.3.59】。人気馬が多く単複回収値は平凡なんですが、近3年はワンツー決着となっておりまして一大勢力となっております……。このうち、前2走とも10着以下馬は【0.0.0.10】
今年の該当馬は1着候補からはメイショウマンボで、3着候補馬からはヒルノマテーラとシャルールなんですが、2桁人気馬が含まれてるんですョネ……。この辺りが来ないと配当にならないので妙味と相談ではあるんですが、シャルールにとってはチョット買い難いかなぁ~っとは思っております。
馬券の買い方について
単勝
買うんならマジックタイムは諦めなアカン……(笑)。まぁ~引退レースなんである程度仕方ないとは思いますが……、今回私は上位人気馬が全馬怪しいと見てますので、極端な話残りの7頭全部買っても良いレースではあります。均等買いでもガミはなく、現時点では私の購入候補として残しておきたいと思います。
複勝
今年はなるべく控えてる券種の一つですが、今回は2桁人気馬も多く残って購入を考えていた次第です。そこへ持ってきて前述の軽視データに該当してしまった訳なんですが、オッズが割れるレースって往々にして複勝配当がショボかったりしますので、今回買うかどうかは別にして、積極的でない事だけは確かでありココでお伝えしておきたいと思います。
枠連
同枠同居があればと思ってましたが、1着候補馬5頭が全馬別枠に入ったことで、今回の購入は考えておりません。
馬連
5頭BOXなら10点で、メイショウマンボを嫌った4頭なら6点となります。全体のバランス及びオッズと相談の上検討したいとおもいます。
ワイド
今年は力を入れていきたい券種の一つです。軽視馬を3頭とも省けば5頭BOXで現実的な点数になります。馬連との重複を避けて点数を減らすケースも想定しておりまして、このレースの【キー】となる馬券かとも思っております。
馬単
軸が決めれない以上、とてもじゃありませんが買えない券種です。ココから更に絞れればの限定つきですが、人気薄⇒人気馬への裏側のみで買う可能性を残しておきますが、現状では軽視の方向です。
3連複
これだけの人気薄が残ったので是非買っておきたい券種の一つです。近いところでは、昨年が4⇒1⇒15番人気決着で38270円、2014年が1⇒10⇒4番人気決着で12480円、2012年が8⇒7⇒11番人気決着で89530円となっております。狙いとしては当然万馬券以上のゾーン!
3連単
今年は徹底して軽視している券種ですが馬単同様軸が決まらないので見送り濃厚です。
今日までのまとめ
登録19頭で不出走が3頭でフルゲート16頭戦となりました。1着候補からヌーヴォレコルトが該当しますがW登録があった金鯱賞への出走……。他は大勢に影響ないメンバーが選出されました。
1着候補5頭+3着候補3頭
クインズミラーグロは愛知杯3着からの臨戦……。減らした馬体重を戻して且つ最内恵量を活かして完璧に嵌った印象のレースでした。そこからの上積みとなると厳しいのは確かですが中山は【2.1.0.1】で侮れない1頭です。
サンソヴールは愛知杯2着からの臨戦……。コチラは10番人気からの激走はお見事でしたが、典型的なスローの前残りとなりました。やはり上積みは望み難いんですが、ココが引退レースで重賞制覇へは最後のチャンスとなるだけに要注意ではある1頭です。
波乱の要素が大きくて、それを前提に私としても考察やら馬券のことだったり検証してきた訳なんですが、もしこの記事を読んで頂いてる方が【穴党】やと言われるなら、今週の3重賞ではココがメイチの一戦になるはずです。
私としては『どのレースや!』って肩入れしたりしてるつもりはなくて、荒れるレースは荒れるように買うし、堅い見立てならそれなりの馬券を組むようにはしてるんですが、年間1~2本は最低1000%以上の回収が必要になってくる年間プラス収支に向けては絶好の狙い目であるのは確かです。問題になってくるのが、どれだけのリスクをココで取れるか?ってことなんですが、その辺りも含め時間の許す限り考えたいです。
以上、ローレル競馬場賞中山牝馬ステークスの枠順確定と単勝オッズ編を終わりたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。