第78回オークス017の消去法データです。5月21日(日)、東京競馬場芝2400m(3歳牝馬 GⅠ 定量 Bコース)で行なわれます。ここでは、オークス(優駿牝馬)過去10年の成績と傾向から出走予定馬(登録馬)をデータ消去法で見ていきます。
消去法データ
減点A 下級戦組
前走GⅢ以下からの臨戦は【2.0.1.50】でこのうち、
a 前走未勝利・条件戦使用馬は【0.0.0.12】
b 前走3番人気以下3着以下馬は【0.0.0.7】
c 近2走、条件戦以下⇒前走敗退、勝ってもタイム差なし馬は【0.0.0.11】
減点B 前走敗退ボーダー組
a 前走GⅡ以下6着以下馬は【0.0.0.15】
b 前走10着以下1秒以上敗退馬は【0.0.0.25】
減点C 近走不振馬組
a 近2走ともGⅡ以下敗退馬は【0.2.2.35】と未勝利……。馬券になった4頭は全馬、近2走とも3着内好走馬となっております。
b 上記【Ca】の39頭中、近2走内に4着以下歴がある馬は【0.0.0.19】
出走予定馬(登録馬)の消去法データまとめ
消去法選定作業を終えて
フルゲート18頭に対し23頭の登録です。桜花賞上位組が2000m以上未経験で、個人的には参戦を心配してたんですが無事登録まではきました。やっぱり王道路線はココになってきて過去10年【8.5.4.64】。
10年連続で馬券圏内馬を輩出し、内5回で2頭以上が絡んでおります。適距離に関係なく完成度だけで持って来る馬も居たりしますがココまでで、秋になるとチョット厳しくなる上に番組も限られるので、距離の幅はどの陣営も確認しておきたいところでしょう。
1着候補4頭+2着候補2頭
リスグラシューは全成績【2.3.1.0】。2歳女王戦から王道路線を皆勤しての安定感は抜群で、今回は1番人気に推されそうな勢いです。ただ、前走を除けばソウルスターリングに完敗の2戦……。兄弟を見ても距離は伸びて良さそうには思えなかったです。小柄な馬は近年好走例が多いんですが、それでも1番人気となるとかなり危険に感じております。
ソウルスターリングは前走初敗戦で連勝が4でストップしました。自分の競馬は出来たと思いますが、前を行くレーヌミノルを捕まえれずに、後ろから来たリスグラシューにも抜かれクビ差後着……。私としては後者の方が気になってて、これでやる気とか闘争心とかが途切れてたら危ないかも知れません。
1番人気は【3.3.1.3】とほぼほぼ平均並みです。このうち、桜花賞組は【3.2.0.2】で、前走1番人気は【2.2.0.4】。ソウルスターリングなら鉄板データに該当します。
前走連対馬は【3.1.0.1】でリスグラシューならコチラなんですが、飛んだマルセリーナはデビューが遅くて12月以降ココが5戦目のレース過多……。近10年は【0.0.0.6】と何故か縁薄い名手武豊騎手の手綱を持ってしても
、ソウルスターリングより上には取れないかなぁ~っとは思ってます。
更に付け加えれば、近年良績が多いのは小柄な馬だったり低キャリア馬だったりするんですが、その辺りも含め時間許す限り考えたいです。
以上、オークス(優駿牝馬)のデータ消去法編を終わりたいと思います。
最後までご覧いただきましてまことにありがとうございました。