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大阪杯2020【枠順確定】全頭解説

大阪杯2020キャッチ2

第64回大阪杯2020の枠順が確定しました。ダノンキングリーが6枠8番、クロノジェネシスが8枠12番、ラッキーライラックが5枠5番、ブラストワンピースが3枠3番、ワグネリアンが4枠4番などとなっています。ここでは、大阪杯2020の全頭解説をしたいと思います。

大阪杯の穴馬はコレだ!

過去10年、単オッズ15倍以上馬は7回8頭が馬券に絡んでます。共通点をLINE@に掲載してますが、この項に該当する馬は【2.5.1.19】で複勝率が29.6%、単回収値161、複回収値128とハイアベレージです。(今から登録した方もご覧頂けるように、タイムラインにも掲載してます)

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逃げ馬は1頭も残ってなくて不相性です。過去10年でも【0.1.1.8】と未勝利となってます。コーナーは内外イーブンですが、直線は内から中までです。外からの馬は上り最速級が条件で、それでも2着までです。

位置取りは中団より前が前提で、後方からは上り最速級が条件で、それでも3着までとなっております。上り最速の馬が不相性で、過去10年では【3.2.1.5】とそこまで悲観する成績じゃないんですが、G1昇格後が3年が4頭で【0.1.0.3】と芳しくありません。この辺りがレースの格なんでしょうが、末脚よりは位置取りを優先したいレースです。

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着候補 消去項目入り枠順表

  • 1 -着候補 ロードマイウェイ 減点Aa
  • 2 -着候補 サトノソルタス 減点Cb
  • 3 1着候補 ブラストワンピース 減点なし
  • 4 1着候補 ワグネリアン 減点なし
  • 5 1着候補 ラッキーライラック 減点なし
  • 6 -着候補 レッドジェニアル 減点Ba
  • 7 1着候補 ステイフーリッシュ 減点なし
  • 8 1着候補 ダノンキングリー 減点なし
  • 9 -着候補 マカヒキ 減点Bb
  • 10 -着候補 ジナンボー 減点Ca
  • 11 -着候補 カデナ 減点Ca
  • 12 1着候補 クロノジェネシス 減点なし
  • 回避馬

  •  -着候補 ヴェロックス 減点Ab
  •  -着候補 クレッシェンドラヴ 減点Ba
  • 大阪杯2020全頭解説

    今回の評価ですが、個人的意見として、A~Dの4段階で評価してます。

  • A券種に関係なくほぼ買うだろう馬
  • Bデータで残っていて、3連複なら入れたい馬
  • Cデータでは減点だが、例外視の可能性を残しておきたい馬
  • Dほぼ間違いなく切るだろう馬
  • っと言うことで進めたいと思います。

  • C ロードマイウェイ
  • 減点Aa 前走10着以下馬【0.0.0.24】

    前走は金鯱賞2番人気10着からの臨戦です。スローの前残りも向きませんたが、このレースはコーナー外⇒直線中の2頭が連対ですから、ちょっと適切な言葉が見当たりませんが、ほぼ完璧に向きませんでしたw。私は本命視してたんでショックも大きかったんですが、変わり身があるならココでしょうネ。金鯱賞組では一番評価してます。ただ、元々は前につけれた馬が、重賞になって急に控えるようになったのは気になります。チャレンジC勝ちが余計なのかも知れませんが、5連勝で一息入ったんで、これは要注意かと思います。

  • D サトノソルタス
  • 減点Cb 前走ローカル4番人気以下で今回斤量増馬【0.0.0.14】

    前走は金鯱賞を8番人気で波乱に貢献しました。スローの前残りも向きましたが、このレースはコーナー外⇒直線中の2頭が連対ですから、ちょっと額面通り受け取れません。好走が続くタイプでもなく、今回は厳しそうです。

  • B ブラストワンピース
  • 減点なし満点クリア

    前走はAJCCを1番人気1着してからの臨戦になります。スティッフェリオが単騎の楽逃げでスローになったんですが、縦長の中団やや前目から、いつも通り4角で体勢をつくりました。この日は中山開催の最終日で、内を空けて外に馬が殺到したんですが、直線で内に切り替えたタイミングが抜群でした。それでいて上り最速ですから、ちょっと力が違ってました。

    凱旋門賞組の中ではこの馬の疲労が一番大きかったようですが、その疲労はもう心配ないとみて大丈夫そうです。去年は有馬記念からの直行で人気を裏切ったんですが、あんまり間隔を詰めても使えない馬なので、去年よりは良さそうです。

    ただ、この馬は生涯【7.0.0.4】とピンかパーかで、連続して好走したのは若駒時代だけなんですょネ。順番なら危ない方なんですが、来るならアタマからかなぁ~ってイメージを馬券に組み込めたら理想だと思ってます。

  • B ワグネリアン
  • 減点なし満点クリア

    前走はJC3着からの今年緒戦です。このレースはコーナーで内を回した2頭が連対したんですが、ワグネリアンはコーナーで1頭分外を回してから3着なのでこれは好評価です。去年は半年ぶりのレースを3着してますが、今年も似たような臨戦で久々になりましたネ。2000mはちょっと短いんですが、この馬は先行脚質にしては展開に注文がつくので、天皇賞春は論外としまして、宝塚記念よりは良さそうです。連勝系馬券からはちょっと外せないですネ。

  • B ラッキーライラック
  • 減点なし満点クリア

    前走は中山記念を2着してからの臨戦になります。コーナーでは勝ち馬の真後ろにつけてロスなく回ってきたんですが、上りが同じ3位タイで差を詰めれませんでした。今回は斤量が2キロ差になるので、好勝負は期待できそうなんですが、この馬はドバイのシーマクラシックとターフの両方に登録してて、1ヶ月前には目標を切り替えたんですが、その影響がどれだけあるかは今回心配です。

    古馬以降、国内で馬券に絡んだ4戦は全て非根幹距離で、去年も中山記念2着以降は2戦して1番人気を裏切ってます。もしかしたら冬馬の可能性も否めないんですが、今の安定感では1回崩れるまで馬券から外し難いですネ。前走よりは危ない感じがしてます。

  • D レッドジェニアル
  • 減点Ba 前走G2以下6着以下で今回中9週以上馬【0.0.0.7】

    前走は日経新春杯を1番人気7着してからの臨戦です。後方一気の上り最速でしたが、いくらなんでも間に合いませんネ。スローの前残りで向かなかったのも確かですが、大阪杯とのレース質が近い競馬でしたし、そもそもこの馬には距離が足りないと思います。

  • A ステイフーリッシュ
  • 減点なし満点クリア

    前走は京都記念3着してからの臨戦になります。大逃げが入った2番手集団の先頭から最後まで良く粘りました。この展開は2番手グループに向くケースも多いんですが、コーナーで外を回した2頭が連対してますので、これは評価して良い3着だったと思います。

    2走前はAJCC2着でこの時も番手の競馬……。自ら展開を作って、それで向いてるのは強みの一つです。阪神コースは良績もあって、鳴尾記念とチャレンジCはどちらも2000m戦です。一部では逃げ宣言も出てるようですが、長く良い脚を使うタイプですから楽しみです。

    冒頭で紹介した【2.5.1.19】で複勝率29.6%、単回収値161、複回収値128の好データ該当馬はこの馬で、去年はアルアインが9番人気1着で3連単9万馬券に貢献してますし、2010年にはココから2頭入って10万馬券も飛び出してます。ステイフーリッシュはもう2年近く未勝利の2勝馬ですから、アタマからの馬券は買い難いんですが、私が最後に観た時は想定9番人気の50倍前後っと言うことですので、これは絶好の穴馬じゃないかと思います。

  • B ダノンキングリー
  • 減点なし満点クリア

    前走は中山記念を1番人気1着で、今回は悲願のG1初制覇を狙います。前目につけて、コーナーも内でロスなく回って、上りが3位タイですから、これはもう完璧に嵌りました。上り上位の馬が軒並み後方からで届いてなくて、いわゆる完封した訳ですが、これは大阪杯のレース質にも近い1頭です。

    当然前哨戦モードをプラス体重でしたから上積みも望めそうですが、現状では2000mはちょっと長い可能性があるのと、今回は輸送があるのが気になります。マイルCSは5着でしたが0.4秒とそれ程負けてないんですが、今回は万全を期して木曜日に輸送したようです。

    横山典弘騎手は来週騎乗停止なので、その分の頑張りが上積みされるか?ただ、阪神は初めてで、これで1番人気ってなると微妙ですネ。上位人気馬の中では一番嫌って入りたいと思います。

  • D マカヒキ
  • 減点Bb 今回中9週以上の7歳以上馬【0.0.0.9】

    前走はJC4着からの臨戦です。後方の馬がポツンポツンで、かなり馬群が詰まったんですが、その後方勢では最先着の上り最速でした。この大阪杯で求められる脚質とは全くの真逆で、来るなら前走でしたネ。昨年の4着馬ですが、今年の方がメンバーが揃った印象ですし、これは厳しいように思います。

  • D ジナンボー
  • 減点Ca 前走ローカル使用で今回距離延長馬【0.0.0.8】

    前走は小倉大賞典3着からの臨戦です。前2頭が競ってミドルペースでしたが、その直後の2番手集団で我慢して、4角抜け出しから3着に粘りました。先行勢総崩れで残したのは評価できますが、このレースはコーナーで外を回した2頭がワンスリーした事、それと、絶好の展開で3着までだったのは今の自力を示してると思います。ココでは厳しいと思います。

  • C カデナ
  • 減点Ca 前走ローカル使用で今回距離延長馬【0.0.0.8】
    前走は小倉大賞典を4番人気1着。弥生賞以来実に約3年ぶりの勝ち鞍を挙げました。先行勢は3着したジナンボーだけとなったレースですが、後方待機から上がり最速で前を全部掃除しました。相当向いたのは確かですが、この馬は昨夏もOP3着から4戦連続馬券圏内してまして、デビューから5戦連続連対にしてもそうですが、固め打ちの可能性があります。向く向かないなら後方からの馬には厳しいレースですが、一応警戒は必要かと思います。

  • B クロノジェネシス
  • 減点なし満点クリア

    前走は京都記念を1番人気1着してからの臨戦です。前残り気味の展開でしたが、コーナーで外を回した2頭が連対でちょと向きました。雨の重馬場で時計もかかりましたが、上がり最速で2馬身半差圧勝ですから牡馬相手でも通用する所を示しました。クラシック皆勤で、私も対抗⇒本命⇒対抗と評価してきましたが、2000m位が一番良さそうです。後は陣営の勝負気配だけ!前走が+12キロですが、目標がココなのか次なのか?

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    以上、大阪杯2020【枠順確定】全頭解説編を終わりたいと思います。

    最後までご覧いただきましてまことにありがとうございました。