第23回秋華賞2018の競馬予想です。過去10年の傾向から検証してみました。2冠馬アーモンドアイは異例の直行でジェンティルドンナ以来6年ぶりの“牝馬3冠”を狙う一戦となります。2歳女王ラッキーライラックもオークスからの直行で巻き返しはあるか?ローズSを制したカンタービレ、古馬牡馬混合の関屋記念を制したプリモシーン等22頭が登録しました。
10月14日(日)京都競馬場で開催のGⅠ、発走時刻は15:40です。一昨年から紫苑Sが重賞昇格し、近2年連続で優勝馬を輩出中です。今年は連対馬2頭が回避して俄然“2強”モードですが、飛ぶようなことがあれば一気に大波乱です。本命はサラキアにしましたが、穴っぽいところでアノ馬を狙ってみました。
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コンテンツ
消去法データ
減点A 下級戦組
a 前走芝GⅢ以下6着以下馬は【0.0.0.19】。掲示板確保は2015年アースライズ5着と2011年アカンサス4着の2頭のみとなっております。
b 前走芝GⅢ以下4番人気以下馬は【0.0.0.40】。掲示板確保は2012年ブリッジクライム4着・チェリーメデゥーサ5着、2008年ブライティアパルス4着の3頭のみとなっております。
c 前走条件戦2番人気以下馬は【0.0.0.17】。掲示板確保は2012年チェリーメデゥーサ、2008年ブライティアパルス4着の2頭のみとなっております。
減点B 臨戦過程
前走1800・2000m以外からの臨戦馬は【0.0.1.21】。2010年サンテミリオンはGⅠ馬でしたがオークスからの直行を3番人気18着最下位……。2008年リトルアマポーラはオークスで1番人気支持でしたが、そこから直行して6番人気6着の結果でした。このうち、
a 中9週以上馬は【0.0.0.13】。前記サンテミリオン以外では、2014年にオメガハートロックが重賞勝ちから長期休養明けを11着他、全馬掲示板外となっております。この項のみで消去するにはあまりにも実績がある2頭ですが、ちなみに前走GⅠからの直行馬は過去10年【0.0.0.10】。前記サンテミリオン、リトルアマポーラ他、2015年ココロノアイなど重賞馬も多く含まれております。
b 前走1700m以下戦出走馬は【0.0.0.10】。全馬2桁人気2桁着順で最下位馬を2頭も輩出(!?)しております。
減点C 斤量増馬
a 今回斤量2キロ以上増馬は【1.1.5.32】でこのうち、前走逃げを打った馬は【0.0.0.4】。昨年アエロリットはココに該当し、1番人気7着と敗退しております。
減点D 大敗馬
a 前走芝良・やや重戦3番人気3着以下1秒以上大敗馬は【0.0.0.29】。2011年エリンコート5番人気10着、2009年ジェルミナル5番人気6着等、掲示板確保は3頭のみとなっております。
減点E 後方脚質馬
a 前走4角10番手以下馬は【4.2.0.32】でこのうち、前走4着以下馬は【0.0.0.24】。2013年エバーブロッサム4番人気12着、2009年ミクロコスモス4番人気5着、2008年トールポピー1番人気10着・リトルアマポーラ6番人気6着など人気馬も多く該当しております。
減点F 低人気馬
a 前走10番人気以下馬は【0.0.3.23】。ローズS2着馬3頭・3着馬2頭、紫苑S勝ち馬1が該当してココまでの成績です。
b 前走5番人気以下馬は【0.4.4.73】。こちらはローズS勝ち馬4頭が該当して未勝利となっております。
出走予定馬(登録馬)の消去法データまとめ
不出走馬
今回の購入候補馬は2着候補1頭+2着候補馬2頭+3着候補1頭+着外候補1頭
1着候補馬
2着候補馬
3着候補馬
着外候補馬
消去法選定作業を終えて
フルゲート18頭に対し22頭の登録です。秋華賞が新設されて以降、2冠馬は今年のアーモンドアイを含め5頭出てますが、“3冠”となると2頭のみです。今年の候補は当然アーモンドアイですが、厳しいデータに該当し、私は厳しいとみてますが……。それにしても、秋華賞を早くクラシックに”昇格”して欲しいんですけどネ……。記事も結構書き難かったりするもんで、何の弊害があるのか知りませんが、柔軟に対応して欲しいと思います。
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今回の予想オッズと過去の払戻金はどうなってる?
単勝予想オッズ
データはnetkeiba.comさんを参考にしてます。
(2018年10月11日17時頃)
着候補別では……
1着候補:4番人気 2着候補:3・9番人気 3着候補:13番人気
過去10年の払戻金データ
まず単勝は過去10年2回の4桁配当ですが、2009年以降は全て3番人気内馬の優勝で堅い決着が多くなっております。馬連は3回の3桁配当+3回の10倍台決着。デタラメな決着だった2008年を除くと平穏な決着が多い結果です。3連複は万馬券4本ですが3桁配当1回、10倍台3回と平穏な決着が多く、堅い決着を想定した馬券を組みたいレースです。
過去10年の1番人気馬の成績は?
1番人気馬は過去10年【3.1.2.4】で信頼性は相当低くなっております。もちろん共通項などなく、前走1着馬は6頭が支持され5頭が敗戦、そのうち2頭は以後未勝利となっております。牝馬特有ですが、どこで燃え尽きてしまうか……。今年のアーモンドアイは特に4連勝で来てるので、一回の敗戦でガクっときてしまわないか心配ではあります。
枠番の有利不利ってあるの?
秋華賞過去10年では、8枠がちょっと低調ですが、京都芝2000mは枠差のないフラットが定説です。その辺り東京競馬場のコースデータ|稼げる穴馬と攻略ポイントに詳しく(!?)書いてるつもりですので、宜しければご覧ください。
予想はコチラ
本命はサラキアにしました
唯一の1着候補馬で当然のチョイスです。ローズSは格落ち戦みたいな扱いでしたがそれでも2着確保!春の白百合Sではメイショウテッコンの2着と相手なりに走れる強さは評価したいです。この2戦に共通するのは、4角で勝ち馬より後ろの位置にいて、勝ち馬より速い上りで詰め寄るも届かず……。その辺りは十分手の内に入れている名手が鞍上であります。
池添騎手はGⅠ23勝を挙げている一流ジョッキーですが、このGⅠで前走からの連続騎乗が圧倒的に良績で、乗替りが勝率5.7%・連対率10.0%・3着内率14.3%に対し、連続騎乗は同12.3%・23.2%・31.0%となっております。
このうち、2・3歳限定の牝馬戦は【4.6.4.20】で3着内率41.2%で上の画!人気馬が多いのは否めませんが、2015年のクルミナルはオークス6番人気3着・桜花賞7番人気2着、2000年の秋華賞ヤマカツスズランは7番人気2着と穴馬も持ってきてて、今回はしれぇ~っと空気のような扱いに感じる今回はかなり妙味が高く怖さを醸し出しています。
対抗はカンタービレにしました
デムーロ騎手に見限られてオークスは田辺騎手でしたが、ローズSでコンビを組んだルメール騎手は当然アーモンドアイの騎乗となり、今回は武豊騎手のテン乗りになります。そのオークスは明らかに長かったんですが、2000mならどうか?同世代の牝馬限定戦と考えれば、ココまでは能力で何とかなりそうですが、1800mベストかなぁ~って思わせるほど好内容だった前走です。
3歳の牝馬GⅠは過去10年30戦行われましたが、3番人気内馬が馬券に絡まなかったのは上の画の4戦のみ……。ご存知の通り、2008年は2桁人気のエフティマイアが桜花賞・オークスを連続連対して、秋華賞は1000万馬券が飛び出したデタラメな年で、この年を除けば2015年の桜花賞のみとなっております。これは確率の問題なんですが、今年の秋華賞2018、私はいわゆる“2強”を嫌って入る関係上、3番人気筆頭候補のこの馬は非常に外し難く、データが当てはまればかなりの可能性で馬券に絡む1頭とみています。
▲はゴージャスランチにしました
ローズS4着で初めて馬券圏外となったキャリア8戦馬です。2000mは忘れな草賞で既走済みで、上り最速で差のない3着と好走しました。2着だったリュヌルージュは古馬戦でも勝ち負けしており、ココは強いメンバーとの競馬でした。
次走スイートピーSも3着でしたがココも0.2秒差3着……。勝ち馬ランドネは後に紫苑S3着で、2着ミュージアムヒルは古馬戦で勝ち負けするようなハイレベルの一戦でした。この2戦、前者は超ハイペースで、後者は超スローペースと全く異なる展開をまとめてくる辺りに非凡なセンスを感じます。相手なりに走れる可能性が高く、ココでも通用して不思議ない1頭です。
△はラティロスにしました
ローズS3着にも関わらず“空気化”してるのが不思議な1頭です。減点が入って本命には出来ませんでしたが、馬券はこの馬から入ることも検討しております。小柄な馬にも関わらず揉まれるのを苦にせず、前走は3~4で外からどんどん被せられるのを内で我慢し、直線は内をジリジリと延びてくるVライン、いかにも京都競馬場芝が合いそうなレースでした。最内枠が良い方に出れば一発あって不思議ない1頭です。
☆は■■■■にしました(4ランドネでした)
この馬は大穴です。本命⇒対抗⇒☆で入ったら、執筆時(前日19時)の3連単オッズで1880.5倍、何と18万馬券になります。必ずしも3連単で買うのが正しいかどうかを精査検討しているんですが、今回は2008年の1000万馬券級の波乱があっても驚けないと思ってるので、思いっきり振り回していきます。
この馬に関しては「うまとみらいと」のうまコラボ指数5位の馬になりますので、お手数ですがサイトの方でご確認下さい。メールアドレス登録のみで無料で見れます!(指数はレース前日夜に公開されます。)(レース当日に管理人 北条のブログで公開されます)
今週は秋華賞以外にも1~6Rで指数も無料で公開されます。コラボ指数6位内馬の馬券圏内率は相当高く、3連単は指数上位馬のBOXを組むだけで誰でも簡単に万馬券が的中できて、プラス収支も可能です。
先週の毎日王冠と京都大賞典は指数値30内馬同士の決着で3連単的中!72レース中33レースで3連単を的中させた信頼できる指数データです。秋華賞の指数は管理人「北条のブログ」で無料で見ることができます。無料会員登録してサイトにログインすると過去の指数も全て見れますので、色々とデータを検証してみても面白いかもしれませんね。
ラッキーライラックは消します!
前記の通り、前走GⅠからの直行馬は過去10年【0.0.0.10】で多くの重賞馬も含まれます。デビュー4連勝はそれだけで強さの証明でもあり、全6戦オール3着内の安定株GⅠホースで外し難そうですが、北村友騎手はテン乗りでもあり、ココはびびることなく完全消去でいきます!
アーモンドアイは消します!
強いと思います。力は抜けてると思います。これが牡馬の場合、現状維持が前提として相手の成長分との比較になります。牝馬の場合、一度決まった序列が変り難く、相手云々ではなく、その馬自身の状態一つになります。
今回の最終追い切りはこれまでの美浦Wコースから、美浦坂路に変更されました。表向きな理由はいくらでも語れるところですが、人気馬がルーティンを変えるのは疑ってかかるのがギャンブルのセオリーです。
春の3歳牡馬クラシック日本ダービーでは、弥生賞から直行のダノンプレミアムが1番人気6着、毎日杯から直行のブラストワンピースが2番人気5着と人気を裏切ったことは記憶に新しいところですが、まさかきれいに忘れられたかのようなこの秋華賞の断然人気はどうも解せない……。それでも、この2頭が飛べばそれだけ他馬の配当が跳ねるだけで、今回は完全に切って思いっきり振り回した大穴狙いに徹したいと思います。
印はこのようになりました
馬券の買い目と点数は以下の通り
当日のお昼前後を目途に後程追記します。
12:39追記
大穴狙いに徹します。
単勝 5 500
馬連 5⇒2・14 各100(2点)
ワイドBOX 1・2・5・7・11・☆ 各100(10点)
ワイドBOX 1・2・4・5 各100(6点)
ワイド 2-5 200
3連複 5⇒2・14⇒1・2・14・☆ 各100(5点)
以上、秋華賞の予想編を終わりたいと思います。
最後までご覧いただきましてまことにありがとうございました。