第47回高松宮記念2017の消去法データです。3月26日(日)、中京競馬場芝1200m(4歳上 GⅠ 定量 Bコース)で行なわれます。ここでは、高松宮記念過去10年の成績と傾向から出走予定馬(登録馬)をデータ消去法で見ていきます。

消去法データ

減点A 前走敗退ボーダー

a 前走GⅢ以下5番人気以下5着以下馬は【0.0.0.49】

  • スノードラゴン
  • ティーハーフ
  • トウショウピスト
  • バクシンテイオー
  • ブラヴィッシモ
  • ラインスピリット
  • レッドアリオン
  • 減点B 牝馬

    牝馬は【1.1.2.33】とやや苦戦傾向ですがこのうち、

    a 前走3番人気以下馬は【0.0.0.33】

  • クリスマス
  • ナックビーナス
  • ワンスインナムーン
  • b 前走6着以下馬は【0.0.0.20】

  • ソルヴェイグ
  • 減点C 下級戦組

    a 近2走『非重賞戦⇒GⅢ以下』のローテ馬は【1.0.1.39】とコチラも苦戦傾向ですがこのうち、前走敗退、勝ってもタイム差なし馬は【0.0.0.27】

  • オメガヴェンデッタ
  • セイウンコウセイ
  • トーキングドラム
  • ナガラオリオン
  • 減点D 高齢馬

    a 6歳以上馬は【3.5.4.82】でこのうち、前走1400m以上戦使用馬は【0.2.2.34】と未勝利……。更にココから前走4番人気以下馬となると【0.0.0.27】

  • ヒルノデイバロー
  • フィエロ
  • 出走予定馬(登録馬)の消去法データまとめ

  •  -着候補 オメガヴェンデッタ 減点Ca
  •  -着候補 クリスマス 減点Ba
  •  1着候補 シュウジ 減点なし
  •  -着候補 スノードラゴン 減点Aa
  •  -着候補 セイウンコウセイ 減点Ca
  •  -着候補 ソルヴェイグ 減点Bb
  •  -着候補 ティーハーフ 減点Aa
  •  -着候補 トウショウピスト 減点Aa
  •  -着候補 トーキングドラム 減点Ca
  •  -着候補 ナガラオリオン 減点Ca
  •  -着候補 ナックビーナス 減点Ba
  •  -着候補 バクシンテイオー 減点Aa
  •  -着候補 ヒルノデイバロー 減点Da
  •  -着候補 フィエロ 減点Da
  •  -着候補 ブラヴィッシモ  減点Aa
  •  1着候補 メラグラーナ 減点なし
  •  -着候補 ラインスピリット 減点Aa
  •  1着候補 レッツゴードンキ 減点なし
  •  -着候補 レッドアリオン 減点Aa
  •  1着候補 レッドファルクス 減点なし
  •  -着候補 ワンスインナムーン 減点Ba
  • 消去法選定作業を終えて

    フルゲート18頭に対し21頭の登録です。春のスプリント王決定戦ですが、昨年は上位人気うまが独占し堅い決着だったんですが、今年はその上位3頭全馬不在の異例な一戦となりました。世代交代ってのは往々にしてこの類で起こるのが常ですが今年は如何に?

    1着候補4頭

    レッドファルクスは昨秋のスプリント王で秋春連覇を狙います。3連勝の後でもあり少々気の毒だった香港スプリントを12着の後休養……。秋同様ブッツケでの高松宮記念となりました。

    この馬が来るときは逃げ先行を連れてくるケースが考えられ、そのスプリンターズSはミッキーアイルとソルヴェイグ、CBC賞ではラヴァーズポイントとベルカントがともに馬券圏内を占め、今年は展開利も望めるかも知れません……。

    メラグラーナは前走重賞初制覇!オーシャンS組は過去10年【3.2.3.59】で3着内率11.9%と若干物足りませんが、目下8年連続で馬券圏内馬を輩出する一大勢力です。

    前走、今走ともに最も先着を果たしたのは2010年キンシャサノキセキだけなのは気になるデータですが、前走は人気に支持されての内容だけに評価に値する一戦でした。この馬が来る展開となると逆に逃げ馬には厳しい流れか?オーシャンSは前を行くトウショウピストとウインムートはともに2桁着順に完封し、ラピスラズリSでも逃げたラズールリッキーは0.7秒負けとなっております……。

    1番人気は【4.1.3.2】と平均並み……。2015年ストレイトガール、2011年ジョーカプチーノはともに斤量減で挑んだ一戦なのは偶然かそれとも前走の疲れがあったか?今年は拮抗しておりますが、どうやら該当馬は出そうにありません。ただ、中9週以上となると全体でも【0.1.0.14】で2009年スリープレスナイトが唯一の2着……。その辺りも含め時間許す限り考えたいです。

    以上、高松宮記念のデータ消去法編を終わりたいと思います。

    最後までご覧いただきましてまことにありがとうございました。