JRA競馬の上半期を締めくくる【グランプリ】第58回宝塚記念2017は6月25日(日)、阪神競馬場芝2200m(3歳上 GⅠ 定量 Bコース 内回り)で開催されます。ここでは、既に発表となった宝塚記念2017出走予定馬(登録馬)の血統表と種牡馬別成績について少し調べてみました。

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そもそも血統とか種牡馬って何?

まず血統ですが、これを人間で例えると『先祖から代々受け継がれてきた血のつながり』ってところでしょうか……。【競馬はブラッドスポーツである】と言われるように、特にサンデーサイレンス以降重要なファクターとして取り扱われております。父・母・母父など単体としてより、親子・兄弟姉妹・祖父母・おじおば・いとこ関係などの配合として使われることが多いようです。

対する種牡馬ですが、繁殖用の牡馬のことで種馬(たねうま)とも言います。競馬ではお父さんの事ですネ。因みに競馬ではお父さんが同じ場合は兄弟とは言いません。お母さんが一緒の場合のみ『兄弟』、お父さんも一緒の場合は『全弟(妹)』と言います。

「競馬はブラッドスポーツである」という言葉があるように、競走馬の血統と能力は密接な関連を有していると考えられてきた。近年の研究によれば、競走馬の競走成績に及ぼす両親からの遺伝の影響は約33%に過ぎず、残りの約66%は妊娠中の母体内の影響や生後の子馬を取り巻く環境によることであるとされているが、それでもなお競走馬の能力に血統が一定の大きな割合で寄与している事実がある。

競走馬の血統|ウィキペディア

まぁ~産まれながらにして33%も引き継いでればそのアドバンテージは大きくなります。【ダービー馬はダービー馬から】なる格言(!?)もあったりしますが納得です……。私はあまり重きを置いてなかったファクターの一つですが、大舞台になる程重要になってくるんですネぇ~

血統表

宝塚記念2017血統表

偉そうに申し上げるまでもなく、私が使ってるターゲットの仮想出走馬表です。ご存知の方もいらっしゃるかも知れませんが、私は血統についてはファクターの一つとしての扱いであり、優先順位としてもかなり下位の方に位置づけされます。理由はいくつかあるのですが、

  • 平場ならまだしも重賞となると、そこまでのマイナー種牡馬は少ない
  • そもそも私が全然詳しくない
  • 私が調べるよりもっと詳しくて参考になるサイトを知っている
  • っとまぁ~大雑把なところではこの辺りです……。個人的意見として、参考になるサイトや記事があった場合は随時この頁に引用記事を追記していきたいと思っております。サイト運営者様からのお申し出も大歓迎です。

    過去10年の種牡馬別成績

    宝塚記念2017種牡馬別

    今回の出走馬に該当しない種牡馬も多く入っております。抜粋して調べたかったんですが、私にはやり方が良く分かりませんでした。もしかしたらオールアナログ作業なのかも知れませんが、そうなると1頭づつピックアップしなきゃいけない……。他に詳しいサイトを見つけたらリンクを貼らせて頂きます。

    ココまでの考察で言えることとしては、ステイゴールド産駒が圧倒的良績で、今年の該当馬はレインボーラインのみっと言うこと……。

    過去10年の母父馬別成績

    宝塚記念2017母父別

    私はこの画だけからは傾向を掴むことが出来ませんが、母父メジロマックイーンは抜けて良績です。ドリームジャーニーオルフェーヴルは兄弟制覇で、ゴールドシップは2勝しておりグランプリ血統ですが今年は該当なし……。

    他でも上位にランクインしている母父馬の出走は皆無となっております。この母系の系統を語る場合、よく『○○系は走ってる』なんて言い回しが使われます。私は全然詳しくないのでココでの考察は控えさせて頂きますが、他に詳しいサイトを見つけたらリンクを貼らせて頂きます。

    【管理人独断】宝塚記念で参考になる血統・種牡馬の記事

    父:ディープインパクト……過去5年全頭成績は(1.2.3.11) です。3着内馬を最多の6頭輩出しています。6頭の内5頭は5番人気以下でした!! 10、11番人気もいましたので、このレースに限って穴馬はディープインパクト産駒からといえます。

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    私は専門外なので詳しくは分かりませんが、今年のディープインパクト産駒はミッキークイーン1頭しか居ないこと位は私にでも分かります(笑)。心強いですネ♪

    サトノクラウンの父はMarjuでノーザンダンサー系種牡馬でラストタイクーンの系統なんでメイショウドトウの父と同じではあります……。ただ先週の阪神はかなりの高速馬場でそれがこの馬にとってはプラスには働かない可能性大…。好走するには何か馬場や天気の助けが居るのかなあとは感じますが・・・

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    この馬の評価は有名ブログも含め各サイト大きく異なっております。押してる人は本命まであって、軽視してる人は中間の天気の心配……。バッサリって人が案外少ない印象です。そんな訳で私の評価に限りなく近いサイトを推したいと思います。

    血統と種牡馬の考察を終えて

    前回、日本ダービーの際に初の試みとなった血統検証ですが、私は全然詳しくないのでお役に立てるような記事が書けなくて、今回の掲載は辞める方向で考えてました。一部読者さんから要望も頂いたのでもう一度挑戦してみる運びとなりました。温かいコメントありがとうございます。励みになります。ですがやっぱり、このファクターだけでアレコレ書くのには私としては知識不足です。

    私のスタンスだと【大局的な見地】で捉える程度で十分って意識なんですが、やはり詳しい方やらサイトだったりすると納得の意見も多いと思います。確かに血統でしか獲れない馬券も存在するのは確かですが、それはどのファクターでも同じである事実。あまり固執する必要はありません。それよりももっと大事なことはいっぱいあるんですが、色々な経験を積み重ねて少しづつ蓄積されていくモノだと思います。

    あなたが選んだ馬はきっと来る!そう信じて応援する!根拠なんて無くても良いし(あれば尚良いんですが……)、仕事しててもプライベートでも、そんな機会ってあんまり無いハズです……。【グランプリは好きな馬から買え!】って格言(!?)めいた話は以前から良く言われておりますが、大手を振って『俺(私)はこの馬を応援する!理由は分からないがそんな予感がする』って堂々と宣言できるのも又競馬の醍醐味でもあります。

    今回は多くの素人さんも馬券を買われるグランプリレースとなりあます。ココでは血統や種牡馬について書きましたが、是非今回の宝塚記念2017をきっかけに競馬が好きになって頂けたら管理人としても幸いです。

    以上、宝塚記念の血統と種牡馬編を終わりたいと思います。

    最後までご覧いただきましてまことにありがとうございました。

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