第58回宝塚記念2017の枠順が確定しました。キタサンブラックが8枠10番、シュヴァルグランが5枠5番、ミッキークイーンが7枠8番などとなっています。ここでは、宝塚記念過去10年の枠番別成績と、単勝オッズを調べてみました。
※管理人の最終予想は宝塚記念2017予想|不安要素も多いキタサンブラックですが……をご覧ください。
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毎週木曜日に配信しているツイキャスをユーチューブにUPしてみました。
※管理人の最終予想は宝塚記念2017予想|不安要素も多いキタサンブラックですが……をご覧ください。
着候補 消去項目入り枠順表
過去10年の枠番別成績
勝率で8・6・1枠の順
連対率で8・4・5枠の順
3着内率で1・8・3・4枠の順
阪神芝2200mは内回りコース使用で内枠有利が定説ですが、8枠が圧倒的良績で席が増えるにつれて内枠の好走率が上がる結果となっております。
目下4年連続で勝ち馬を輩出中で、6・8番人気が含まれ要警戒です。単複回収値ともに100超枠はなくそこはフラットな印象です……。
単勝オッズ
データはnetkeiba.comさんを参考にしてます。
人気 馬名 想定オッズ
1 キタサンブラック 1.7 2 シャケトラ 6.6 3 ミッキークイーン 7.2 4 サトノクラウン 7.3 5 シュヴァルグラン 7.4 6 ゴールドアクター 12.1 7 レインボーライン 15.9 8 ミッキーロケット 16.3 9 ヒットザターゲット 194.1 10 スピリッツミノル 197.9 11 クラリティシチー 257.5 着候補別では……
1着候補:1・5番人気 3着候補:3番人気
今回軽視する1頭
上の画は、
宝塚記念記念過去10年、直近4走を連敗中の馬は【0.3.3.43】と未勝利……。馬券になった6頭は、デニムアンドルビー、カレンミロティック、エイシンフラッシュ、ディープスカイ、メイショウサムソン、インティライミで、ココの距離がほぼほぼ合っての好走が多いイメージです。
今年の該当馬はシュヴァルグランなんですが、良績は2400m超に多いステイヤー型でチョット厳しいデータに該当しました。1着候補馬は2頭で、断然人気馬の逆転筆頭候補でしたが、今回は素直に従うしかないのでしょうか!?
前哨戦の動画検証
天皇賞春
1000m58.3秒の超ハイペースで、番手追走でペースを作ったキタサンブラックが上り3F35.1で最速に0.3秒差ではお手上げ……。ディープインパクトのレコードを0.9秒更新する快勝劇でした。疲労が心配な路線ですが……。シュヴァルグランは好位追走で無理せず2着狙いのような競馬……。ゴールドアクターはさすがに後ろ過ぎて追い込みも届かず……。シャケトラは初のGⅠと距離に戸惑った感否めず度外視で良いかと……。適距離に戻って速い上りが駆使できる流れになれば巻き返し期待です。レインボーラインは終始後方で見せ場なく12着……。
大阪杯
マルターズアポジーが後続を引き離す逃げでしたが平均並み59.6秒-59.3秒の後傾ラップ……。徐々にポジションを上げて4角2番手のキタサンブラックは始動戦を快勝!ミッキーロケットはいくら何でも後ろ過ぎて、且つ4角でポジションを下げて上り3F3位タイの33.9秒も7着まで……。いわゆる【Vライン】で今回期待か?サトノクラウンは完全に展開が合わなくて見せ場なし……。もう少し時計のかかる馬場なら巻き返し期待です。
鳴尾記念
ステイインシアトルが逃げ切った一戦です。後続もピッタリで逃げるというよりペースを握った感じで、スローからのクビ差快勝は武豊騎手お見事!これを許した後続組はチョット買い難くなりました。私としては買える材料は勝ち馬のみですが、今回不在となればスピリッツミノルを含めこの路線は軽視方向です。
目黒記念
メイショウカドマツが逃げて番手マイネルサージュとペースを作る展開……。後方待機からの直線一気組がワンツーし先行勢には厳しいミドルペースでした。そんな中、3着に粘ったハッピーモーメントは評価に値する走りでしたが今回不在……。ヒットザターゲットは終始後方で直線でも見せ場なく13着では……。
ヴィクトリアマイル
ソルヴェイグが先行してスマートレイアーが番手の展開……。ココが4・3着によく粘ったんですが追い込みが決まる競馬になってアドマイヤリードは1馬身1/4快勝。デンコウアンジュはVライン気味に入って2着ですが今回不在……。ペースは47.9-46.0のスロー後傾ラップでした。ミッキークイーンは一気にペースアップした際後手を踏んでVライン7着……。0.5秒なんで展開一つで、今回の巻き返しに期待大ですが、1番人気支持を考えると物足りない内容でした。
エプソムカップ
道中位置を下げたダッシングブレイズが【完結Vライン】で重賞初制覇。スローの楽逃げになったマイネルハニーが3着に粘り、番手追走だったアストラエンブレムが2着……。クラリティシチ―はVラインの4着でしたが、コーナーリングが悪いのかどんどん交わされて直線で挽回……。阪神内回りが合うとは到底思えないです……。
今日までのまとめ
登録11頭で回避なしのフルゲート割れ11頭戦となりました。春秋で行われるグランプリですが、どうしても目標を終えた馬の集まりになって、少頭数になりがちであります……。暮れの有馬記念は3歳馬の分まだ体裁を保っておりますが、何某か手を施さないと先々が心配です……。キタサンブラックの1強ムードですが、天皇賞春のレコードの影響はないのか?ココに狙い澄ました陣営があるのか?が最大の焦点のようです……。
1着候補2頭+2着候補1頭
ミッキークイーンは前走マイル以下戦からの臨戦馬は【0.2.3.15】と未勝利ですがこのうち、近2走ともマイル以下からの臨戦馬は【0.0.1.5】。牝馬は相性が良いレースですが厳しいデータに該当しました。過去30年では前走マイル以下が【5.8.6.49】とマズマズで、特に牝馬に好走例が多いんですが、近2走ともマイル以下となると【3.2.1.19】。
2014年ヴィルシーナ3着、2005年スイープトウショウ1着、2002ダンツフレーム1着、1999グラスワンダー1着などとやっぱりり厳しいデータになっております。阪神芝は【3.3.0.0】と絶好の相性で、ディープインパクト産駒も【1.2.3.11】で宝塚記念では穴傾向となっております。
2016年マリアライト8人気1着、2015デニムアンドルビー10人気2着、2015ショウナンパンドラ11人気3着、2014ヴィルシーナ8人気3着、2013ダノンバラード5人気2着、ジェンティルドンナ1人気3着……。4年連続馬券圏内馬輩出中で、今年はこの馬だけなんですョネ……。重馬場は【2.0.0.0】となると尚更外し難い1頭です。
シャケトラはGⅠ初挑戦となった前走天皇賞春1.2秒負け……。過去10年前走2番人気以下1秒以上敗退馬は【0.0.0.21】の項に該当し着外候補馬扱いとなっております。
今年重賞初挑戦となった上り馬で、日経新春杯2着⇒日系賞1着は天皇賞春には異例中の異例のローテで結果9着は私にとっては妥当なラインでした。
今回例外視する可能性として残している1頭ですが、宝塚記念過去10年、上り3F最速馬は【6.4.0.0】。
過去30年でも【10.9.2.4】とハイアベレージで単複回収値はともに200超。ディープインパクトにハーツクライ、ツルマルボーイにテイエムオペラオー・グランワンダー・エアグルーヴなど豪華顔ぶれとなっておりますが、この上り3F最速に関してはこの馬が筆頭候補かなぁ~っとは思っております。阪神は【3.0.0.0】と好相性……。
過去10年、前走天皇賞春組が入らなかったのは2010年だけで、この年は3頭しか出走がなかったのもありますが、天皇賞馬ジャガーメイルは2月以降4戦目が響いたか?全く別馬に変身(!?)して8着……。
天皇賞春1番人気6着から巻き返しが期待されたフォゲッタブルも終始後方で6番に人気10着まで……。今年の天皇賞春組はかなりタイトなレースになって、場合によっては全滅も考えないといけないかと思っておりましたが、可能性としてはかなり低いものになります……。
私の見立てってより第1希望は天皇賞春組から2頭+ヴィクトリアマイルになるんですが、これは2008年金鯱賞組2頭+天皇賞春組1頭が唯一……。
他の9回は全年別々の路線から1頭づつ3頭入っております。ココは必ずしも3連複でなくても良いのですが、何頭を例外視して復活させるかによっても点数が変わってきます……。その辺りも含め時間の許す限り考えたいです。
以上、宝塚記念の枠順確定|単勝オッズと前哨戦動画のリプレイ検証編を終わりたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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