第69回安田記念2019の枠順が確定しました。アーモンドアイが7枠14番、ダノンプレミアムが8枠15番、アエロリットが1枠2番などとなっています。
ここでは、枠順確定後の全頭馬解説と、安田記念過去10年のデータを中心に枠番別成績と払戻金の傾向と道悪血統について調べてみました。
安田記念の穴馬はコレだ!
過去10年、単勝15倍以上馬は8回で11頭が馬券に絡んでますが、
LINE@に掲載してます項に該当する馬は【3.2.6.18】
複勝率37.9%・単回値282・複回値294とハイアベレージです。
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日本ダービーでは特注馬指名のロジャーバローズが12番人気で1着に好走!浜中騎手がダービージョッキーになったのは記憶に新しいところであります。
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ユーチューブでも考察をお話してます。
着候補 消去項目入り枠順表
回避馬
安田記念過去10年の枠番別成績
安田記念過去10年で最多勝は5枠の4勝、最多連対も5枠の5回です。昨年のモズアスコットは9番人気1着で、2016年ロゴタイプは8番人気1着と穴馬も含まれ侮れません。基本的には枠差のないフラットが前提のコースです。
今回の予想オッズと過去の払戻金などデータ色々
単勝オッズ
データはnetkeiba.comさんを参考にしてます。
(2019年6月1日10時頃執筆時)
1 アーモンドアイ 1.8 2 ダノンプレミアム 2.8 3 アエロリット 9.4 4 ステルヴィオ 13.1 5 インディチャンプ 14.4 着候補別では……
1着候補:1~3・5・8・9・13番人気
下位人気馬3頭が馬券の鍵になりそうです。
過去の払戻金データ
過去10年、単勝4桁配当は5回とかなりの波乱傾向です。馬連万馬券は4回でこちらも相当荒れてますが、特出すべきは3連複で、10回中8回が万馬券で、内6回が4万超となっております。波乱前提で振り回すのも一考でしょう。
過去の1番人気馬の成績は?
過去10年、1番人気馬は【4.1.1.4】と微妙な成績です。前記の通り波乱傾向が強い割には安定してて、実力が発揮され易い東京芝マイルにしては安定感に乏しい成績です。過信禁物ですが、勝率40%は大きく物足りない成績であります。
東京芝1600mの産駒別成績
上の画は、過去3年+2019年、東京1600m200戦超の種牡馬別成績です。左が良馬場、右がやや重・重・不良の成績です。道悪で明らかに成績が上回るのがクロフネ産駒とハーツクライ産駒。勝率・連対率・3着内率はもちろんとして、回収値ベースでも大きく道悪成績が上回ります。断然人気となりそうなアーモンドアイはロードカナロア産駒ですが、勝率では落とすものの、連対率・3着内率は道悪の方がアベレージUPとなっております。
安田記念2019全頭解説
ケイアイノーテック
減点なしの満点クリア馬です。マイラーズC4着からの臨戦ですが、このレースが不相性でして過去10年【0.1.6.35】と未勝利であります。コーナー外⇒直線外の競馬で、このレースはコーナー直線ともに内を通った馬が連対してまして、いわゆる一番伸びないゾーンを通って上り2位タイの脚で追い込みました。
この辺りは評価に値する競馬でしたが、ちょっとレース質としては遠いです。2走前がダートの根岸S10着で、このダート噛ましは好評価ですが、その直後のレースだけに、もう少し頑張って欲しかったのが率直な感想です。今の東京芝の速い決着だとそもそも足りない可能性もありまして、現時点では一応相手までの評価で考えております。
アエロリット
減点なしの満点クリア馬です。昨年の2着馬で、この馬は何故か牡馬混合戦の方が良績であります。切れるタイプじゃないので、スローの瞬発力勝負より、牡馬混合戦のペースの方が合うんでしょうネ。今年も有力な1頭です。
前走のヴィクトリアマイルはコースレコード決着でしたが、逃げてズルズルにならずに0.4秒差粘ったのは評価に値します。2番人気でしたが帰国緒戦で、まぁ~叩きっぽい感じもしてましたネ。恐らくココが目標で、舞台としてはベストでしょう。
問題は今の東京の馬場なんですが、過去の戦歴から判断するには速い馬場は歓迎のクチ。っであれば尚更前走はもう少し頑張って欲しかったところですが、現時点では本命候補の1頭として紹介したいと思います。
サクラアンプルール
前走4番人気以下の7歳以上で斤量2キロ以上増馬【0.0.0.8】の項で減点が入りました。日経賞3着からの久々で初マイル……。重いところを好走してきており、通常ならノータイムで即切りなんですが、この馬はグァンチャーレ同様、好データに該当しております。
安田記念過去10年、単オッズ15倍以上馬は8回で11頭が馬券に絡んでますが、LINE@に掲載してます共通点をクリアした馬は【3.2.6.18】。複勝率37.9%・単回値282・複回値294とハイアベレージです。オッズとしても想定の段階ですが、ブービー人気前後!今回は大穴推奨になりましたが、私の特注馬として紹介したいと思います。
サングレーザー
前走6着以下で今回距離短縮馬【0.0.0.8】で減点が入りました。大阪杯では対抗視しましたが、見せ場もなく12着からの臨戦になります。マイルは昨年の安田記念5着以来で、速い時計への対応はマズマズでした。前走よりは向く可能性が高く、例外視の可能性を残しておきたい1頭であります。
インディチャンプ
減点なしの満点クリア馬です。マイラーズC4着からの臨戦ですが、このレースが不相性でして過去10年【0.1.6.35】と未勝利であります。コーナー内⇒直線は連対馬の後ろを追走しましたが、上り2位タイも前が止まりませんでした。相当向かなかったのも確かですが、今回は一気の人気落ち濃厚であります。
2走前の東京新聞杯も内容ある競馬でしたが、今回はその東京替りで、想定の段階ですが5番人気近辺のオッズ……。人気を集める2頭の影響が大きいんですが、今回の結果如何では、もう2度とこんなオッズでは買えないでしょうし、この馬に関してはある程度評価するつもりにはしてます。
グァンチャーレ
前走4番人気以下の7歳以上で斤量2キロ以上増馬【0.0.0.8】の項で減点が入りました。マイラーズC4着からの臨戦ですが、このレースが不相性でして過去10年【0.1.6.35】と未勝利であります。そのマイラーズC2着からの臨戦ですが、逃げてこの馬がペースを作って、途中はスローに落としましたが、結構ペースが乱れたレースでした。そこを柔軟に対応できたのは好評価ですネ。
前残りの展開、それとコーナー直線ともに内の馬が好走したんで向いた可能性は否めませんが、早い段階でココ目標は定まったローテでしたし侮れない1頭かと思います。ユーチューブでは特注馬として紹介しました。
加えてデータ面ですが、安田記念過去10年、単オッズ15倍以上馬は8回で11頭が馬券に絡んでますが、LINE@に掲載してます共通点をクリアした馬は【3.2.6.18】。複勝率37.9%・単回値282・複回値294とハイアベレージです。オッズとしても想定の段階ですが、10番人気前後!今回は大穴推奨になりましたが、私の特注馬として紹介したいと思います。
モズアスコット
減点なしの満点クリア馬です。マイラーズC7着からの臨戦で、その前走はコーナー外⇒直線中で前が止まらなかったクチです。ほとんど見せ場もありませんでしたが、置いいかれても仕方ない展開を粘ったのは好評価です。
昨年の覇者ですが、その連闘で挑んだ反動やレコード決着だった影響はどうなんでしょうか?秋にスワンS2着して以降の3戦はサッパリで、結果的に昨年は暮れの香港遠征も含めて7戦使われ、馬の活気も乏しく映ります。一応相手候補の1頭ですが、評価は下げたいと思っております
ステルヴィオ
前走6着以下で今回距離短縮馬【0.0.0.8】で減点が入りました。大阪杯14着からの臨戦ですが、前残り気味の展開を最下位負けとなりました。マイルCSの覇者で秋春連覇を狙いますが、速い時計が向くイメージでもありません。そこを能力でどこまで補えるかですが、この馬は負けても人気が落ちないんで、ココは相当買い難いですネ。軽視方向です。
スマートオーディン
前走1400m以下戦3着以下からの斤量2キロ以上増馬【0.0.0.8】の項で減点が入りました。2走前の阪急杯では約3年ぶりの復活星でしたが、個人的にはマイルの方がスムーズに思えます。東スポ2歳勝ちが印象鮮やかですが関西でのレースの方が良績で、ココは軽視方向で考えております。
フィアーノロマーノ
減点なしの満点クリア馬です。前走はダービー卿CTで重賞初制覇からの臨戦になります。この路線は過去10年【2.0.0.5】でピンかパーかで、2015年モーリス、2016年ロゴタイプと連続で優勝馬を輩出しております。斤量3キロ以上増馬は【1.0.0.4】で、これも2015年のモーリスです。
その前走は1枠2番発走もありましたが、位置取りもスムーズで、コーナー外で4角は絶好位から直線は内。最後までよく粘りました。レース質としては遠いんで相手の1頭までの評価ですが、この馬は全成績が【6.0.0.5】ということで、中途半端な扱いにするより、1着に固定した馬券の方が効率的かなぁ~っとも思っております。久々に押さえの単勝を発動するか……。
エイトシャイデン
前走6番人気以下の距離延長馬は【0.0.0.14】で減点が入りました。条件戦を3連勝で勝ち上がったのは全てマイル戦でしたが、重賞では1400mを連続して使われてて、その意図はイマイチはっきりしません。軽視方向です。
ロードクエスト
前走10着以下の距離延長馬【0.0.0.5】の項で減点が入りました。古馬になって以降はもっぱら短距離戦でしか実績がなく、マイルは長いでしょうネ。可能性があるなら時計がかかる馬場なんでしょうが、どうやら天気も持ちそうで、今の東京の馬場を考えると厳しいでしょう。軽視方向です。
ペルシアンナイト
前走6着以下で今回距離短縮馬【0.0.0.8】で減点が入りました。大阪杯11着からの臨戦ですが、この大阪杯大敗組の大半は向かないレースでしたので、ココでの巻き返しは要注意であります。好走実績の大半が関西での競馬で、強くは推し難いですが、例外視の可能性を残しておきたい1頭です。
アーモンドアイ
減点なしの満点クリア馬です。前走は3月に行われたドバイターフで、G1戦5連勝からの帰国緒戦になりますコーナー外⇒直線中の競馬で200m過ぎまでノーステッキ!完全に力が抜けてました。この後、海外滞在で凱旋門賞なんて話も出てましたが、日本での競馬を選択した陣営の決断は個人的には大賛成であります。
ベストパフォーマンスが出せれば5馬身圧勝しても不思議ない力差ですが、如何せん帰国緒戦で、海外遠征でもう別馬になっちゃったケースを特にこの近年何頭も見てきてる訳ですし、全幅の信頼などは到底無理な扱いであります。印は間違いなく打ちますし、馬券からも外せないでしょうが、相手の1頭として考えております。
ダノンプレミアム
減点なしの満点クリア馬です。金鯱賞1着から大阪杯を回避してマイラーズC1着からの臨戦になります。朝日杯勝ち、東京ではサウジアラビアRC勝ちがありますがマイルは久々で、私は3番手に評価を落としたんですが、コーナーは内で離れた2番手追走、4角は絶好位で、逃げ馬を交わす分だけ外に出して快勝しました。
上り上位馬は3着までで、前残り気味でもありかなり向いた一戦だったと思います。反面、前走は短縮ショッカーで強さも際立ち、個人的にはアーモンドアイよりは評価できそうですが、それでも人気するでしょうから、妙味としてはイーブンです。印は打ちますし、馬券にも加えるとは思いますが、相手の1頭と考えております。
ロジクライ
前走1400m以下戦3着以下からの斤量2キロ以上増馬【0.0.0.8】の項で減点が入りました。京王杯SC3着からの臨戦ですが、この馬は前哨戦をメイチで作ってきてるような馬柱で、ココは軽視したいと思います。
まとめ
以前、毎年のように宝塚記念を現地観戦してたんですが、身内の不幸があって以降、法事やら色々忙しくて行けなくなってしまいました。その替わりと言っては何なんですが、この時期に東京に行く機会が増えて、このレースは2年前に東京競馬馬で現地観戦しました。
それから2年経って思うんですが、その東京競馬馬の空気が、安田記念は日本ダービーの後座みたいで、宝塚記念は阪神開催ですが、もう“祭りの後”みたいな印象なんですョネ。確かに夏は他にいっぱい娯楽もあるし、目移りするのは仕方ないですが、年間通じて盛り上がるような企画があれば売上にも大きく影響しそうですけど、JRA様如何でしょうか?
以上、安田記念2019【枠順確定】雨でも走れる道悪血統のアノ馬【全頭解説】編を終わりたいと思います。
最後までご覧いただきましてまことにありがとうございました。