JRAの競馬には10種類の馬券があります。それぞれに意味を持ってて、どれが優れてるとか劣ってるとかは当然ありません。レースにもよるし、資金状況とのバランスも大事だし、柔軟に対応することが馬券を当てること、競馬で勝つことの最短の近道です。
そんな訳で「競馬で勝つための方法」というコンテンツを設け、各馬券を解説していきたいと思います。今回は「ワイド編」です。
俺(私)は3連単しか買わん!っという方は無理に読んで頂く必要はありません。それと言わずもがな、競馬で勝つ・馬券でプラスにするのは並大抵のことではありません。自分のことを棚に上げて、少々辛口で解説しております。お気に召さない方はスグに画面を閉じて頂いて結構です。
その辺りを考慮して頂いた上で、あなたの馬券力向上にお役立てでき、この記事が参考になれば私もとても嬉しいです。
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コンテンツ
ワイドとは
3着までに入る2頭の組合せを馬番号で当てる馬券 ワイドは組合せとして当たっていればOK 1着・2着・3着の着順は関係ありません 出走する馬が4頭以上の場合に発売します 3着が同着の場合は、3着・3着の組合せは不的中となります
1999年に登場した馬券です。90年代は馬連の登場で競馬ブーム全盛の火着け役を担いましたが、この頃から売上減が顕著になり、JRAとしても重い腰をあげ抜本的な改革に乗り出し始めた頃でした(かなり時期を逸した感否めませんが)。その後3連複や3連単が後発となった意味も大きく、ワイドの方が先に売られた理由は後述しますが、馬連で不的中となる1着-3着、2着-3着も払戻が受けれる当たり易さで人気を博している馬券券種の一つです。
1997 | 2007 | 2017 | |
---|---|---|---|
単勝 | 207 | 146 | 275 |
複勝 | 134 | 93 | 165 |
枠連 | 973 | 206 | 159 |
馬連 | 6494 | 858 | 612 |
ワイド | 0 | 130 | 243 |
馬単 | 0 | 533 | 292 |
3連複 | 0 | 726 | 871 |
3連単 | 0 | 1827 | 1803 |
計 | 7808 | 4519 | 4420 |
私はエクセルに詳しくなくて、非常に分かり難い画で申し訳ないのですが、約10年前は3%だったシェア率が2017年には5%と60%以上アップしております。逆に減った券種は枠連・馬連・馬単と3着が関係ない2連系馬券という共通点は見逃せないところです。
3連単複を起点に予想がスタートするファンは多いと思いますが、そうなると2連系の券種って単なる押さえ馬券でしかなくなるんですょネ……。その辺りは大きくシェア率に響いてるんじゃないかなぁ~って思います。
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ワイドは押さえ馬券なのか!?
JRAの競馬には10種類の馬券があるのは冒頭で書いた通りですが、「がんばれ馬券」は単複のセット馬券だし、「WIN5」はインターネット投票限定馬券なので窓口では買えないし、レース単体の馬券じゃないので意味合いが大きく異なります。ココではその他の8券種との比較になりますが、近代競馬においてシェア率6位と人気が低い券種です。しかも、下位2券種の複勝・枠連と拮抗しており地味なイメージを持たれている方も多いかと思います。
これは何度も書いてきましたが、このワイドに限ったことではありませんが、”〇〇(馬券の券種)こそ最強”って感じの1本槍な買い方は絶対オススメしません。レース質はもちろん、あなたが買い目構築に至る過程、すなわち予想を、どのように馬券に反映するか?が大切であり、その際にはワイドが必要な場面は必ず出てくるはずです。その辺りについて少し書いていきます。
ワイドを主戦馬券で買ってる人は多い 有馬記念2016
上の画は有馬記念2016の結果です。私はこのレース、年間収支との関係で単勝と馬連を各1点づつの購入に至り不的中だったんですが、管理人の予想は有馬記念2016予想をご覧下さい。
このレース、1番人気のサトノダイヤモンドを本命にしてた方はワイドも一考であります。仮に相手を2着したキタサンブラックと3着ゴールドアクターに絞って均等に買ってたとすると、馬連は2点買いで4.4倍で回収率220%になります。
これがワイドだと……
2点買いで2.0倍+4.5倍のW的中♪回収率325%になります。
ワイドに限ったことではありませんが、馬券で回収率UPを目指す上で、無駄な馬券を省く効果は相当に大きいです。買った馬券が全て的中すれば回収率100%超は間違いなく、あとはどれだけ上積みできるか……。後述しますが、堅い決着こそ易しい馬券で!は公営ギャンブルのセオリーでもあります。
しかし、このレースでゴールドアクターを本命視した人(管理人も本命はゴールドアクターだった)はワイドを買ってはいけないレースになります。この件に関しては、「オークス2018」を例に後述します。(かなり後ろのページになりますが、是非最後までご覧下さい)
馬連の押さえとしての効能 オークス2017
上の画はオークス2017の結果です。私のオークス2017予想(別頁で開きます)と併せてご覧ください。
私の本命は最内に入ったモズカッチャン。フローラSを12番人気で制し3連勝中でしたが、フロック視されたのか当日も人気が上がらず6番人気止まりでした。内でロスなく回ってくれば、っと週初めから考えてた1頭でこの本命視は必然の流れ……。
対抗が2歳女王ソウルスターリング。デビュー4連勝でチューリップ賞を2馬身圧勝したものの桜花賞は3着……。関東馬で東京競馬場は良績の多い藤沢厩舎の所属馬……。その藤沢厩舎は翌週レイデオロでダービー初制覇を果たすんですが、いわゆる”1頭強いのが居る”穴党なら選ぶ券種が全てみたいな典型のレースでした。
私の予想というか考えを一度整理すると、
っといった券種のチョイスになりました。
このレースの勝負馬券は言わずもがな馬連です。ワイドは押さえ馬券としてしか考えてなかったので、馬連の60%しか投票しませんでした。
本命⇒対抗がいわゆる”裏目”だったので、1口は馬単にしとかなアカンかった反省こそ残りましたが、結果的に対抗⇒本命の本線的中で馬連22.9倍+ワイド8.3倍+複勝3.5倍!回収率535%の払戻を受けたんですが、その本線がチョットずれた際、仮に1・3着でもワイドと複勝で153%に持っていける馬券を組めた意味は非常に大きいです。
そして今回のように本線的中を果たした場合は重ね買いの効能もあります。詳しくは後述しますが、単純に2450円の払戻が加算される訳で、これは単純計算なら馬連の配当が5倍UPしているのと同じ意味で、今回のケースだと、波乱レースこそ難易度の高い馬券で、を地で行く馬連:ワイド=5:3の比率でした。
3連複の代用としての効能 ヴィクトリアマイル2017
上の画はヴィクトリアマイル2017の結果です。私のヴィクトリアマイル2017予想(別頁で開きます)と併せてご覧ください。
私の予想というか考えを一度整理すると、
こうなるといわゆる”ケン”に近い本命馬の単複が真っ先にアタマをヨギリますが、私の本命はミッキークイーン(1番人気7着)で、前走1着からの連勝となると単勝は買い難い……。その上断然人気で複勝も1.1倍濃厚で妙味がない……。
既にデータが通用しないレースであることも確定しており資金も落としたい一戦……。そんな訳で、せっかくココまで残した1着候補馬2頭が人気薄でもあったので、当初の予定通り馬券を買ってみることにしました。
3連複はBOXが20点でチョット多い……。データ的に例外の年に該当することが分かった以上、データ派としては資金を落として挑みたい一戦です。かといって本命馬も軸視に値しない安定感にも関わらず、データに該当したのはこの馬だけで切れない……。
そんな訳で、3連複は本命馬からの流しで、本命馬が飛んだ際の3連複はワイドBOXで代用しました。結果は▲(6番人気1着)⇒☆(11番人気2着)⇒〇(7番人気3着)と入って1・3着馬のワイド18.9倍が的中♪回収率189%となりました。
実はこのレース、【131】着候補と入って、私が残した6頭中3頭で決まったので、3連複フォーメーション10点で12万馬券だったんですがこれは結果論!私はデータに該当しないレースだと分かった以上は、資金減を徹底するようにしてます。
そして、投じるお金がないから外した(当たらなかった)ってのは言い訳でしかなく、お金が無いなら無いなりの買い方が必ずあります。ホンキで探せば必ず代用馬券は見つかるはずで、その努力を怠っては馬券で勝つことはまず無理だと思います。それでもレース後は、12万馬券獲りたかったなぁ~って思っちゃいますが……(笑)
重ね買いとして発揮する威力
上の画はフィリーズレビュー2017の結果です。私のフィリーズレビュー2017予想(別頁で開きます)と併せてご覧ください。
1着候補馬が4頭残り、一応の序列はつけたものの同列の扱い……。それぞれ1・2・3・6番人気で、セオリーなら上位人気3頭中1頭は切らなアカンのですが、どうしても切りきれませんでした。
こうなると勝負度合いはグッと落ちます。1頭減らせば3連複は1点買いなので勝負レースの趣もありますが、上位人気馬を3頭も入れたBOXでは、まず負けないことを優先すべきレースになります。
そんな訳で、馬連・ワイド・3連複を同じ目で塗った3券種買いとなったんですが、これが何と”4連複的中”で回収率308%となりましたぁ~♪もちろん狙いは3連複で、これが当たれば3券種当たるのが前提の重ね買いですが、リスクヘッジの役割も担っております。
馬連BOXの最安は4.5倍で、ココが当たるとなるとワイド的中も必然でありコレが2.0~2.3倍……。ガミながら回収率65%以上を確保しております。馬連BOX最高は6-13の67.0倍でワイドは14.1~16.3倍。これは3連複の結果に関わらず回収率100%超となります。
すなわち、攻めつつもヘッジを利かしている、攻守を兼ね備えたコンビネーション馬券なのです。管理人はこの類のワイドの使い方が最も好相性で、現在の馬券スタンスに至っております。
上の画はアーリントンカップ2017の結果です。私のアーリントンカップ2017予想(別頁で開きます)と併せてご覧ください。
このレースも1着候補が4頭残りましたが、前記フィリーズレビュー2017とは内容が全然異なります。本命ペルシアンナイト(1番人気1着)以外は3頭に減点が入り、2ディバインコード(3番人気3着)は【0.0.1.6】データに該当し”準3着候補扱い”、8枠2頭(6番人気2着+5番人気4着)が【0.2.1.9】に該当する”準2着候補扱い”となりました。
ココでも”4連複的中”となった訳ですが、買い目はリンクから辿って頂くとして、ココでの勝負馬券は完全にワイド!馬連は1点買いで9.2倍、枠連は3点買いで4.3倍的中ですが、コチラが重ね買いの方に該当するボーナス馬券でした。ココでも金額を落として静観したレースですが回収率は295%。自分の考えを100%馬券に反映できた理想的なレースでした。
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堅い決着こそワイドで稼ぐプロの極意とは
ギャンブルの本質から導くセオリー馬券
上の画は安田記念2017の結果です。私の安田記念2017予想(別頁で開きます)と併せてご覧ください。
このレースは【買い方】馬連を買う時の心理から導く必勝法とは編でも書いた通り、連勝系馬券には不向きなレースで、私は単勝多点買いで挑んだレースでした。当日は東京出張もあって東京競馬場で現地観戦してて、複勝の代わりにワイドBOXを購入しました。
結果的に27.3倍が的中し、払戻に上積みされ回収率339%を達成しました。このワイドは25.8~27.8倍で、結果的に波乱決着だったのでオッズの右側に近い数字、27.3倍で払い戻されました。
対する馬連オッズには当然幅がなくて80.3倍。馬連の的中は1R1点ですがワイドは3点あるので、オッズも3倍が一応の目安であります。無論、2着に来れる馬と3着までの馬では能力差があるので一概にはいえませんが、一つの指標にはなると思います。この辺りを加味して後から振り返っても、このワイドは配当妙味の高い馬券でした(結果的にですが……)。
上の画は共同通信杯2018の結果です。私の共同通信杯2018予想(別頁で開きます)と併せてご覧ください。
このレースは1着候補3頭+3着候補1頭が残りました。ただ、その序列が難しく結果的にBOX馬券を組みました。結果はご覧の通りワイド4-6が6-10番人気の組み合わせで83.5倍の的中!回収率835%を達成しました。
ちなみにこの馬連は485.1倍で、ワイドとの比率にすると5.8倍も差がありました。繰り返しになりますが、単純計算で3倍の的中率って訳じゃないんですが、それでも倍近く劣るとなると妙味は低い配当だったと言わざるを得ません……。一見高配当に浮かれてしまいがちですが……。
管理人は通常、”期待値”って言葉はなるべく使わないようにしてます。期待”値”というからには何某かの数字に置き換えなアカンのは当然なんですが、私は複数券種のコンビネーションで買うことが多いので、数字に置き換えられないレースが出てくるからです。
それゆえなるべく”配当妙味”って言葉に言い換えて使うようにしてるんですが、それにしてもフィーリングだけで判断する訳にはいきません。指標や基準には個人差があるのは当然ですが、狙っていくべき配当ゾーンと来たら諦めなきゃいけない配当ゾーンの線引きくらいは、馬券で勝つ為の必須項目じゃないかと思います。
ワイドの配当って、特に人気薄の場合、どうしても馬連>ワイド✕3になってしまいがちです。ワイド馬券を買う人が、人気薄のゾーンを狙うことが多いからなのが理由ですが、これこそがこの項のサブタイトルでもある堅い決着こそワイドで稼ぐプロの極意なんです。
この共同通信杯2018のケースでは馬連が馬連は485.1倍でしたが、「さすがにこれは無いだろう……」とか、「こんなにつくならワイドで十分や!」などといった人間の心理も大きく影響していると思います。(特に赤大文字にしている後者は絶対にやったらアカン買い方です)
ココからは当然の話ですが、多くの人が人気薄を狙って買う以上、仮に大穴寄りの馬券を仕留めても配当がつかないことが多々あるのは当然です。
逆に本命サイドの決着の場合、仮に馬連が2.7倍だったとすると、単純に1/3計算ならワイドは0.9倍になりますが、当然ながらこのような配当はあり得ません!3頭目にもよりますが、まぁ~110~130円ってところが妥当でしょう。
結論として、堅いレースこそやさしい馬券で、が成り立ってしまう次第であります。以下に実例を元に解説します。
堅い決着ほどやさしい馬券で 天皇賞春2018
上の画は天皇賞春2018の結果です。私の天皇賞春2018予想(別頁で開きます)と併せてご覧ください。
1着候補4頭+2着候補1頭+3着候補2頭が残り絞れない一戦でした。私の本命はガンコ(3番人気14着)で、馬券はココを軸に3連複20点、減数減の為カレンミロティック(10番人気16着)からワイド7点で代用しましたが、全然ダメダメなレースでした。
この日は京都競馬場で現地観戦だったのは関係ないんですが、ご覧の通り2⇒1⇒4番人気と堅い決着……。終わってみれば1着候補馬3頭の決着で、私が本命視したガンコが唯一飛んだっという最低の予想を披露してまいました……。
この堅い決着、馬連は1番人気の組み合わせで10.3倍と好配当でしたが、これを獲って喜んでる方は少々危ないです。1点買いであれば問題ないんですが、2点3点と買い目が増えるにつれ、もっと優しい馬券の方が回収率が良くなります……。
仮に上位3頭のBOXを組んだ場合、馬連は3点⇒1030で回収率343%ですが、ワイドはトリプル的中で回収率580%!その上、どれか1頭飛んだ際のヘッジも利いてて、何をどう考えても馬連が上回る要素を見出せないレースでした。
確かにこれは極端な例ですが、ココでも繰り返しになりますが、堅いレースこそやさしい馬券では非常に効果的で、特に3頭BOXの場合は無駄な馬券一切なしのパーフェクト的中も見据えるため、これこそ攻守を兼ね備えた”最強馬券”に限りなく近いんじゃないか説を唱える人もいる程の優れものであります。下に管理人の買い目と、別予算で買った現地馬券を掲載しておきます。
波乱決着ほど難易度の高い馬券で ヴィクトリアマイル2015
上の画はヴィクトリアマイル2015の結果です。管理人は旧サイト運営時代で、まぁ~解説の必要もないでしょうが、カスりもしない予想でした。ご覧の通り2000万馬券が飛び出した訳で、この時の3連単売上が約55億円でしたので、控除率を考えると約20人前後の方が高額払戻を受けたことになります。
人気薄の馬が前残りでそのまま大穴となった訳ですが、このレースは上位人気馬3頭が揃って飛んでおります。年間3000強行われるJRAのレースで(地方はもっと顕著ですが)、この1~3番人気馬が揃って飛ぶケースは例年5%前後の確率で、それだけレアなケースではありました。
馬券の相関性については後述しますが、馬連:ワイド比は6.8倍で指標を大きく上回る配当……。3連複:ワイドが528.7倍で、指標を16倍(単純計算ですが)とすると全然デタラメな結果です。同様に馬単:単勝は17倍目安に対し52.5倍で、3連単:馬単は目安16倍に対し279.8とコチラもデタラメな結果です。波乱時こそ振り幅が大きい、すなわち難易度の高い馬券で獲ってこその妙味であります。
ちなみに下の画はエリザベス女王杯2009の結果ですが、私としてはコチラの方がインパクトが強かったですネ。断然人気のブエナビスタが3着しただけでココまで配当が違うのかって思うと改めてビックリ……。それだけ人気馬総崩れの結果は破壊力がある証明にもなりますネ。
ワイドを買ってはいけない典型のようなレース例 オークス2018
上の画はオークス2018の結果です。私のオークス2018予想(別頁で開きます)と併せてご覧ください。
誤解があってはいけないので最初に書いておきますが、このオークス2018のワイドを買ったらアカンと書いてる訳ではありません。買ったらアカンワイドが1点ありますょ!ってことを申し上げたいのですが、この項を最後まで読めば理解頂けるかと思います。
私の予想というか考えを一度整理すると、
そんな訳でして下の画のような馬券になりました。結果的にガミりましたが3連複的中!これだけ大きく予想がずれて、75%回収できたのはギャンブルの資金枯渇の面において非常に重要になります。
これに関しては結果論的なところもあるんですが、この項で私が最も強く申し上げたいのはその買い方!このレースで管理人の本命はラッキーライラックでしたが、この馬を本命にした人は絶対に買ったらアカンワイドが1点あります。その辺りを以下に書いていきます。
オークス2018の複勝オッズ
上の画はオークス2018の単複オッズになります。ラッキーライラックの単勝は確定で4.1倍ですが、今回この数字は関係ないので無視します。大事なのは複勝で、1.2~1.8倍となっております。
複勝とワイドはオッズに幅があって、相手が人気薄の場合は大きい数字、オッズの右端の数字に近くなります。今回のように堅い決着だと小さい数字、オッズの左端の数字に近くなります。繰り返しになりますが、私の本命ラッキーライラックの複勝は1.2~1.8倍でした。
オークス2018のワイドオッズ
上の画はオークス2018、ラッキーライラックから連対馬へのワイドオッズです。繰り返しになりますが、ワイドのオッズも相手の人気が関係してて、人気薄を連れてくれば右端の数字に近く、人気馬決着だと左端の数字に近くなります。
ここで複勝オッズとの比較です。1着したアーモンドアイとのオッズは1.5~1.8倍ですが、ともに人気馬であるのを考慮すれば自ずと配当は左端(数字の小さい方)に寄っていきます。実際、このレース3着したのは3番人気リリーノーブルで堅い決着でした。
すなわち、これは複勝1.2倍とワイド1.5倍を比較するべきレースで、複勝を起点に最大値1.8倍ってなるとアーモンドアイが飛ぶことが前提となり、ワイドそのものが成り立ちません。
逆にワイド1.8倍を起点としても、これは相手が穴⇒穴と2頭入る前提のオッズであり、やはりアーモンドアイが飛ぶ前提なのでワイドが成り立たないことになります。的中時に少しでも配当が良い方を買いたくなる気持ちも分からなくはないんですが、このワイド1点を買うなら複勝にすべきレースです。それが仮に1点買いであっても……。
馬券は穴を狙ってこそ!って人がいるけど……
これは決して間違った考え方ではありません。無論、堅い決着ばかりに張って、荒れそうなレースを”ケン”して、的回収率のバランスを保ててる人はそのスタンスで問題ありませんが、そのような方は恐らくココのサイトなど見てないと思いますw。
全てのレースで上位人気馬の馬券を買っても馬券で勝てないのは皆さんもご存知の通り……。馬券には控除率があり、数多く馬券を買えばその控除率を除いた数字に収束していくのは当然の顛末であります。だから穴だ!ってデタラメな馬券だけ買ってても、当たったときは損失の補填にすぎず……、なんて話も枚挙に暇がない……。
そこでこのようなレース、今回の例ならオークス2018ですが、どうしてもアーモンドアイとラッキーライラックのワイドしかない!っと結論に至った方に穴馬券としてオススメしたいのは複勝であります。
1.2~1.8倍のどこが穴だよ!っと突っ込みを入れかけたアナタは、もう少し馬券の本質に迫る必要があります。この複勝、1点100円にして、堅い決着なら1.2倍、大波乱なら1.8倍になってお金が返ってくる優れものなんです!
他の券種では、例えばこの項の趣旨であるワイドですと、堅い決着をアーモンドアイ、波乱時を例えば今回の私の予想だったらマウレアでしたが、最低2点は必要になります。仮に気になる相手が5頭も6頭も居た場合、1点づつ購入金額が増えていくのが当然です。
しかしこの複勝、気になる相手が何頭いても点数は1点で、繰り返しになりますが、本線決着から大波乱決着までを網羅しております。目立たないですが振り幅が異なるだけで、ココでも繰り返しになりますが、堅い決着こそ易しい馬券で、はギャンブルのセオリーであります。
尚、この類のオッズレースは地方競馬(中央交流重賞含む)では頻繁に出現します。管理人は勝負馬券は単勝になることが多いんですが、押さえ馬券を複勝にするかワイドにするか結構迷うケースが多いんですが、複勝が正解のケースが多いコトをココで紹介させて頂きたいと思います。
馬券の相関性とは
JRAの馬券の種類は全部で10券種ですが、応援馬券ってのは単なるセット販売で、WIN5はインターネット投票限定となっております。そんな訳で実際に競馬場やウインズでおじさん達が買ってる馬券の券種は実質8券種です。
それぞれに意味があり、そして相関性っていうと難しく聞こえますが、いわゆる親戚みたいな券種間同士の関係もあります。ココは凄く大事なことなのでチョットスペースを割いて説明していきます。
着順を決める必要がある馬券
この3つは相関性があって、いわゆる親戚みたいな関係であります。単勝1点買いと馬単1頭軸総流しはほぼ同じ意味を持ちます。
同じように、馬単1点買いと3連単1・2着固定総流しはほぼ同じ意味を持ち、点数を減らしたいときなどの代用馬券として非常に重宝されます。
着順は決めなくていい馬券
枠連と馬連に関しては3着馬を必要としない馬券で、それ以外の3券種は3着馬を必要とする券種です。ワイドとは3着内しそうな馬を2頭を選んで入れば的中で、馬連は2着内しそうな馬を2頭選んで入れば的中です。
一見同じというのか親戚のような相関性を感じる方もいらっしゃるか分かりませんが、これは1点買いの際の論理であって、基本的にはワイドと馬連は全然別の馬券として取り扱うのが正解です。
むしろ、ワイドと近い関係にあるのは3連複で、フルゲート18頭と仮定すると、3連複1頭軸全流しは136点ですが、これは同じ軸馬からワイド全流し17点各800円買うのとほぼ同じ意味を持ちます。逆に言えば、3連複1頭軸流しをワイド1頭軸流しで代用することは、3連複の12.5%を購入したこととほぼ同じ意味を持ち、総点数を減らしたいときなど特に有効な馬券術になります。
管理人の実馬券を例にみてみる 日本ダービー2018
上の画は日本ダービー2018の結果です。私の日本ダービー2018予想(別頁で開きます)と併せてご覧ください。
私の予想というか考えを一度整理すると、
福永騎手がダービー初制覇となったレースです。管理人としては購入に妙味を見出せたのは本命ステルヴィオ(6番人気6着)と▲ワグネリアン(5番人気1着)だけでした。着候補8頭中、1番最初に切ったのがグレイル(9番人気14着)で、上のクラスのペースについて行けなくて常に後方で見せ場なし……。皐月賞の上り最速が評価されれば危険な人気馬になりそうで、真っ先に切りました。
次に切ったのがデビュー4連勝中ダノンプレミアム(1番人気6着)で、最内発走でしたが弥生賞からの直行では……。そんな訳で残った6頭で馬券を組みました。
3連複は本命馬1頭軸相手5頭の10点でスンナリで、ワイドはその本命馬を含めた計4頭の6点BOX!ココで購入対象外としたのが、タレントさん命名で人気先行型の典型キタノコマンドール(3番人気12着)とデビュー3連勝で毎日杯から直行のブラストワンピース(2番人気5着)。
結果は、皐月賞1番人気から今回5番人気に落としたワグネリアンが半馬身快勝!皐月賞馬エポカドーロ(4番人気)が2着を確保しました。3着したコズミックフォースが16番人気だったこともありワイド27.1倍は好配当!本命馬が6着したにも関わらず回収率は271%と上出来なレースでした。
このレース、もちろん鍵となった馬券はワイドなんですが、使い方・考え方としては3連複ありきのレースです。軸を選定して点数を減らしたので、この3連複で届かなかったゾーンをワイドで代用したBOXのフォーカスなんです。本命馬が飛んだときは押さえ馬券として、本命馬が入ったときは重ね買いの上乗せ部分としての効能があり、攻守兼ね備えた馬券を組めたレースでした。
まだまだお伝えしたいことはいっぱいあるんですが、時間を作って追記なり別ページを設けるなりしたいと思います。あなたの馬券力向上のお役立てになれば管理人としても嬉しいです。
以上、【買い方】堅い決着こそワイドで稼ぐプロの極意とはを終わりたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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