普段はＰＡＴで馬券を買ってるけど、年1～2回は競馬場に誘われて出掛ける……。普段は重賞しか買わないのに、その日だけは平場のレースも買ってしまう……。ケンすると場の雰囲気を悪くするような気がする……。よせばいいのに、負け分を取り返そうと資金を追い上げて泥沼に嵌る……。それでも、現地まで行って目の前のレースを見送ることが出来ない……。
それなのに……、
馬券では勝ちたいと切に願うあなたに読んで欲しい記事です。自分のことを棚に上げて、少々辛口で解説しております。お気に召さない方はスグに画面を閉じて頂いて結構です。その辺りを考慮して頂いた上で、あなたの馬券力向上にお役立てでき、この記事が参考になれば私もとても嬉しいです。
＜ＰＲ＞あなたが絶対負ける法則に該当している可能性
競馬には必勝の法則なんて存在しません。約500万人ともいわれる競馬ファン永遠の課題であるのはご存知の通りです。しかし、絶対に負ける法則はたくさんあります。あなたが該当している可能性もあります。うまとみらいとに登録して、全ての記事を読めば分かります。みるだけじゃなくて読むことが必要になります。登録は無料です。その労力を惜しんでるような人は絶対競馬には勝てないでしょう。本気の人だけ登録してください。
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同一会場全レース買いのメリットとデメリット
今回のケースでは、例えばあなたが東京競馬場に行くことになり、1Ｒ～12Ｒまで全てのレースの馬券を購入して、それでもプラス収支で帰りたい！っという前提で記事にしております。管理人にも同様のケースがありますが、現地訪問でない場合でも1日に12～20レース位購入することは頻繁にあります。
しかし、大きく違うのは、例えば東京競馬場を12Ｒ買って、その他の競馬場のレースを8つ買う、とかじゃないこと……。自分の得意なゾーンを把握してるので、より当たり易かったり、穴馬の台頭が見込めるレースだったり、レース選択についてのファクターはホント多岐に渡り、ココでは一概に申し上げれません。
今回の例で言う、東京競馬場のレースを1～12Ｒ買うとなると、2歳戦があり、時期によっては3歳限定戦、古馬戦、芝・ダートの違いはもちろん障害戦もあったりで、事前準備も含めると相当な労力を要します。それでも「俺はダート中距離が得意だ！」など、勝負所を把握してる人はまだ見込みがあります。それだけ、1日全レース買いでプラス収支を出すことは難しいんだって事実を理解した上で次以降に進んで頂ければ幸いです。
メリット
後述するデメリットと比べると圧倒的にファクターが少なくなります。現状考えられることとしては主に以下の2つです。
今日は内伸びだ！とか、圧倒的に差し馬場だ！とかはココに分類されます。自宅でＰＡＴ購入してて、それも3場開催とかなるとどうしても薄れがちなファクターですが、人によっては「1日の流れを読むのが最も重要」などと言われる方もいらっしゃいます。
この場合、購入に相応しいと言うか、勝負に値する券種が限られてきます。例えばその日、明らかな内伸び馬場だったとしても、上位3頭がすべて同じ脚質なんて結果の方が稀！その日の馬場や傾向に適した馬をピックアップできれば、他馬と関係ない馬券、そう！単勝（又は複勝）になります。
外国人ジョッキーはもちろんですが、日本人騎手でも好調時に固め打ちしてくる騎手も存在します。ＰＡＴで買ってて、「〇〇騎手今日4勝目です」なんて実況聞いて、「あぁ～見落としてたワ」なんてケースを経験された方は少なくないかと思います。これも当日の流れに順ずるファクターですが、3場開催を視野に買ってる人よりは有利に働きます。
この場合も券種が限られてきます。誰と誰の組み合わせが良い……、みたいなオカルト予想する人も居ますが当然ナンセンス！2着3着のジョッキーとなるとポイントが定まらないことからも、ココでは当然単勝馬券を推したいですネ。
デメリット
前記の通り、メリットよりはデメリットの方が多いのは確かです。挙げれば限がないので、ココでは一番大きなファクターを紹介します。
上の画は、ダイヤモンドＳ2018が開催された日の東京競馬場のレースプログラムです。3歳の新馬戦から古馬重賞に加え4Ｒでは障害未勝利戦、距離はダート1300ｍが最短で最長は芝3400ｍとなっております。これをレース毎30分で予想するのは至難の業で、当然ながら事前準備は必須となります。
これに当日の流れやパドックなどを加味して最終ジャッジを下す訳ですが、軸は〇〇で、相手は■■と□□、3列目が5頭やな！などとかなると、管理人個人の経験上、とてもじゃないけど時間が足りません。ゆっくりご飯でも、なんて論外で、常に時間との戦いと行っても過言ではありません。ただ、この辺りの件は買い方で工夫もできるは前記の通りです。
勝負レースの選定と金額の強弱
プロ馬券師の勝負レースとは
この頁では、1日12Ｒ同一の競馬場で全レース購入して、それでもプラス収支で帰りたい！っというケースを例に紹介しておりますが、勝負レースの選定と金額の強弱はとても大事です。これは1日単位の話に限らず、年単位でも同じかそれ以上に大切です。
一般的にプロ馬券師とか、馬券生活者と言われる人々は往々にしてこの勝負レースの選定が身についています。私が聞いたところでは年間300Ｒ（全ＪＲＡ戦の約10％）のレースに参戦し、勝負レースは20戦前後（約6～7％）だとか……。そして金額の強弱ですが、残りの90％以上のレースは流れを読むためとか大穴馬券限定だとか、大勢に影響ない金額で張っているのだそうです。
因みに管理人は年間140程度の重賞を全参戦してますが、万単位の勝負レースは10Ｒ前後にすることにしているのはココに起因します。今回の例で言うところの同一競馬場1日全レース買いなら理想は1鞍ですが、まぁ～そこまで絞れるケースも少なくて、それでもＭＡＸ2レースまでには絶対に抑えないと勝てないでしょう！
どのレースが勝負Ｒの値するかは馬券スタンスによるところも大きいんですが、少なくとも自分の得手不得手は把握した前提の話になります。漠然としか把握できないとか、全然分からない、とかって方から相談を受けることがありますが、これは明らかに努力不足です。調べれば必ず得意なゾーン（又は苦手な分野でも可）が分かるはずです。
目標の設定と平静を保てる心理状態
当たり前ですが、これも重要なファクターになります。1日単位のみならず年単位、もっと言えば5年10年という長いスパンで考えてることも必要でしょう。実際、仕事してても、当日分・1週間分・1ヶ月分とか細かく分かれてるはずで、お金を稼ぐ手段こそ異なれど同じ結果（又はそれ以上）を望む以上、自分に対して自分自身で厳しく管理する必要があります。
ここでは1日単位でプラス収支にする、っという前提で書いてますので、それ以外の話しは割愛しますが、因みに管理人が1日同一競馬場で全Ｒ購入するなら、
っとまぁ～こんな所です。実際、これで10万以上勝って帰ったことが何回かありますが、その辺りは次で解説します。
誰でも簡単！軸馬の選定方法
情報への正しいアプローチ方法
近代競馬において、情報の取捨はとても重要になります。それは競馬専門誌でもいいしスポーツ新聞でもいい。ネットで検索してもいいし、お気に入りのサイトがあるかも知れない。最近ではまずツイッターやユーチューブで調べるなんて方も増えてると聞きます。
しかし、情報ってのはある意味“鮮度”が重要で、自分からアクションを起すより、勝手に情報が入ってくるシステムを自ら確立する事も大事になります。注目馬が出走する時にはラインで知らせてくれるとか、追い切り情報をメール配信してくれるとか、まぁ～挙げれば限がありませんが、情報は多い方が絶対有利です。
若い方には伝わり難いかも知れませんが、大きな風呂敷を広げて、そこに目一杯荷物を載せてそれを包み込むようなイメージです。自分に有益な情報だけが包み込まれ残っていきます。同時に別の風呂敷を広げて、荷物が一杯になったらまた包み込みつつ、別の風呂敷を広げる……。上手く伝わりましたでしょうか（笑）
必ずルールを決めること、そして絶対守ること
これも当たり前のことですし、競馬に限ったことではありません。「ルールなんて守ってたら勝てない」なんて野球チームは必ず衰退しますし、「儲かればルールなんて二の次」なんて会社は間違いなく世の中から支持されません。
上の画は2017のＪＲＡ全レースの人気別成績です。これだけのサンプル数なので例年大差ないことは付け加えておきます。これを少し紐解いて解説しますと、
もちろんデータ上間違いではありませんが、2番人気馬の倍近く勝ってる割に配当妙味が少ないことが回収値ベースで分かります。実践するまでもなく間違いなく負ける「必敗」の買い方です。
Ａに比べ的中の可能性も稼げる可能性も増えてきますが、選択がマズイとノーヒットとなり、その分リスクも増えてきます。当たり前ですが、儲けとリスクは相反します。そのリスクを投票金額で取るは簡単なんですが、このように的中率を犠牲にしてリスクを取る方法があるのは覚えておいて損はありません。
Ｂに比べリスクを取った割りにはＭＡＸの的中数が増えていません。しかし、レース単体でみれば2番人気馬より3番人気馬の方がオッズが高く、単回収値の比較でも1・2番人気を上回ります。ココのケースでも、投票金額でなく的中率でリスクを取っている例になります。
的中の可能性がグっと下がりますが、当たればそれなりの配当になります。私の経験上、3Ｒ当たれば均等買いでもプラスになるはずです。
他、4番人気や5番人気まで手を広げたり、挙げれば限がありませんが、ここで大事なのがタイトルの通り、必ずルールを決めること、そして絶対守ること、です。それを理解頂いた上で次項、複合系で儲ける手法に続きます。
ＰＲ競馬予想サイトを上手に活用する
ココまでの内容で近代競馬と情報の関係、そしてその重要さは理解頂いたかと思いますが、ココでは管理人が実際に使っているサイトを例に紹介します。
上の画は「うまとみらいと」の天皇賞秋2018の馬柱（結果入り）です。ご覧の通り指数5位以内の馬で決着して、3連単は242.3倍の万馬券でした。このサイトの「コラボ指数」は数字が小さい程優秀（馬券になりやすい）なのが特徴です。上位6頭の3連単ＢＯＸを買えばかなりの可能性で的中します（天皇賞秋2018は6位のダンビュライトが除外）。
上の画は、「うまとみらいと」がサイトに公開している的中率です。無料会員登録すれば誰でも過去の指数をみることが出来るので、この数字は間違いありません。注目すべきは当然単勝！ココでも当たり前の話ですが6頭全馬（まぁ～普通ＢＯＸとは言いませんネ、多点買いと言いますが）購入して利益が出るほど競馬は甘くありません。
そこで、前記の上位人気馬と組み合わせるんです！例えば上記「Ｃ」のケース、候補馬3頭の三択ですが、コラボ指数で7位以下なら無条件で消し！1頭消せれば二択になり、2頭消せれば一択になります。これで的中率は大幅にＵＰします。「Ｄ」のケースはもっと簡単で、どちらかがコラボ指数7位以下なら一択です。
更に突っ込んで予想するなら、上の画のような「特注馬」を狙う方法です。コラボ指数では稀にですが、上の画の3つ目より下のように色がついた馬が登場します。これが好確立で馬券になるので、特に前半のレースでは絶対に見落とし厳禁です。
「うまとみらいと」のコラボ指数は、メールアドレス登録のみで全開催場の1～6Ｒの指数が無料で見れます。メールアドレスを入力後、送られてきた確認メールをクリックで完了です。
後半のレースは有料会員になる必要がありますが、月1980円とリーズナブルな価格設定もあってか、多くの競馬ファンが利用してます。
上の画は、無料会員と有料会員のサービスの違いです。「今週のコラボ指数」が△になってますが、これは7Ｒ以降が見れるか見れないかの違いです。「予想の参考例」ってのはいわゆる買い目提供
みたいなサービスで、「コラボシュミレーター」ってのは、私もよく使ってる予想ソフト「ターゲット」の指数版です。昨年〇〇競馬場で指数◆◆以内の馬が□番人気内だった時は【14.13.12.11】みたいなことを簡単に調べることができます。
まぁ～、そこまで必要かどうかは馬券スタイルにもよりますが、無料会員になるのはとにかくオススメしたいサイトです。メールアドレス登録のみで全開催場の1～6Ｒの指数が無料で見れます。メールアドレスを入力後、送られてきた確認メールをクリックで完了です。
時として勢いの乗じることも必要
前記の通り、管理人はこの方法で何度か10万オーバーを達成したことがあります。単純計算なら届かないゾーンで不思議に思う方もいらっしゃるかも知れません。10倍の単勝を1000円で獲って10連勝！とか確変級の無双状態をイメージするかと思いますが、ちょっと異なります。
「チョット」と書いたのにも訳がありまして、実際連勝ではないものの12Ｒ中9的中とか超のつく強運の助けがあったのも事実です。あんまり古い例を出してもピンと来ないので、実例については次に達成したときに別頁にて公開したいと思います。
ココで書いておきたいのが「コロガシ」の有効性です。無論、闇雲にコロガシては利益を削るだけ……。タイミングも大事になりますが、まずはルールを守ること！前記のように第一目標が±0なら、そこに向かって進むのみ！勝負レースを2鞍選定してれば、どちらかが（4倍以上で）当たった時点で目標達成になります。
そして次の目標、＋1万円に向かって進むことになります。コロガシと言うと、的中金額をそのまま投票するイメージをお持ちの方も多くいらっしゃるか分かりませんが、この場合、不的中時に一気に投票金額が下がってしまうので、モチベーション維持が結構大変です（現地観戦時は特に）。
逆に、利益を確保した上で余剰金を投票に回す、っと言う買い方なら、投票単価を上げた上で、勝負度合いに応じて資金の強弱がつけれるので、リスクを分散しつつ大きく狙えるメリットがあります。私の経験則ではこの類、2つ当たれば第二目標達成がみえてきます。
次に狙うのは10万円になりますが、この時点で後何レース残ってるかも大きなポイントになります。もうひとつの勝負レースに増額するのもアリですが、リスク分散の意から別のレースを選んだ方が勝てるチャンスは広がります。
一番ダメなのが、その勝負レースの単勝を2点買いすることです！これは馬券を横に広げる行為で、自ら利益を削ることを意味します。これも管理人の経験則ですが、一発で狙ってやろう！ってより、ここでも投票単価を上げて、利益を乗せつつ投票金額も上げる買い方が理想かと思いますネ。
まとめ
ココまで偉そうに書いてきた管理人ですが、それでも苦手な競馬場で1日馬券を買うようなシチュエーションが無い訳ではありません。私は宿泊を伴う出張が多いことから、出先で人と待ち合わせる際とかに競馬場を利用することが結構あります（地方競馬場含む）。やるからには勝ちたいのは当然ですが、それに伴う大切なことをいっぱい詰め込んだつもりです。何ともまとまりの無い記事になりましたが、あなたの馬券力向上にお役立てでき、この記事が参考になれば私もとても嬉しいです。
以上、【競馬場で現地観戦】全レース購入して勝ちたい人に捧げる馬券術編を終わりたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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