神戸新聞杯2018データキャッチ

第66回神戸新聞杯2018の消去法データです。過去10年の傾向から検証してみました。出走予定(登録)馬はダービー馬ワグネリアン 、皐月賞馬エポカドーロ、ラジオNIKKEI賞勝ち馬メイショウテッコンなど豪華競演で、9月23日(日)阪神競馬場で開催のGⅡ、発走時刻は15:35です。牡馬クラシック最後の3冠目菊花賞トライアル戦で、夏にどれだけ成長したのか楽しみな一戦でもあります。

神戸新聞杯の注目穴馬人気ブログランキングKへで限定公開中!2009年7番人気1着イコピコ、2012年8番人気2着ロードアクレイムも該当した【1.1.1.1】3着内率75.0%・単回収値600・複回収値280のデータ馬です。(メイショウテッコンでした)

消去法データで全頭考察

ユーチューブでもお話してますので宜しければ聞いてください。

アドマイヤアルバ 岩田 56.0

【減点Da】減点は前走6着以下馬の項で【0.2.4.48】と過去10年未勝利です。前走日本ダービー組は【8.6.3.28】とさすがの良績ですが、2走前が皐月賞以外からの臨戦となると【1.3.2.13】。

昨年のサトノアーサー3番人気3着、一昨年レッドエルディスト4番人気3着、2014年サウンズオブアース8番人気2着など善戦止まりが多く、勝ち馬は2008年1番人気ディープスカイまで遡ります。このディープスカイは4連勝でココを勝ったのが現役最後の勝ち鞍になりましたが、NHKマイルC⇒日本ダービーの変則2冠を達成するなど3歳時に10戦使ったのが後年響いたと私はみてます。

それでも3着を外さなかったのは立派でしたが、今回のアドマイヤアルバと比較するのはちょっと酷かと思います。

エタリオウ デムーロ 56.0

【減点Ca】直近3連敗中の馬は【2.2.4.30】。勝ち馬は2013年1番人気エピファネイアと2010年2番人気ローズキングダム。2着は2015年1番人気リアルスティールと2008年ブラックシェルと、連対まで果たすとなると人気馬のみとなっております。

このうち、前走10番人気以下馬は【0.0.0.13】。人気所では昨年のベストアプローチ5番人気6着、2013年テイエムイナズマ5番人気8着、2012年ベールドインパクト4番人気10着などとなっております。スローの前残り気味だった日本ダービーを唯一1頭追い込んだ実績から人気も予想され、私としては飛んでこその1頭です。

しかし、同じように皐月賞で上り最速を駆使したグレイルが先週のセントライト記念で6番人気3着したように、強い相手に好走した馬は常に注意が必要です。あんまり舐められた人気になるようなら押さえも一考です。それでも2・3着までとは思っておりますが……。

エポカドーロ 戸崎 56.0

【減点なし】皐月賞馬にして日本ダービー2着と、現時点世代トップの実績の持ち主です。それでいて評価が上がり難いのが不思議でならないんですが、例えば日本ダービーでは未対決のダノンプレミアムやブラストワンピースが神聖化されたような人気で、これこそオッズの盲点になった1頭でした。今回はさすがに人気を背負う立場に替わるでしょうが、大きくは崩れないタイプに思います。

スプリングS(または弥生賞)⇒皐月賞⇒日本ダービーで秋緒戦を神戸新聞杯で迎えた馬は過去10年【4.1.1.11】なんですが、このうち前走連対馬は【4.0.0.1】。勝ったのは2014年ワンアンドオンリー、2013年エピファネイア、2011年オルフェーヴルでココまでは1番人気支持、それと2010年ローズキングダムは2番人気勝ちとなっております。唯一敗れたのは2008年スマイルジャック4番人気9着。重い印を予定している1頭です。

ゴーフォザサミット 蛯名 56.0

【減点Cb】前記エタリオウの項でも紹介の通り、直近3連敗中の馬は【2.2.4.30】なんですがこのうち、前2走とも6着以下馬は【0.0.0.17】。2016年中穴人気が叫ばれたイモータルも7番人気8着、2013年はメディアを押して買え買えと迫ったテイエムイナズマも5番人気8着までとなっております。メンバー落ちのどこかで狙いたい1頭です。

ステイフーリッシュ 川田 56.0

【減点Da】前記アドマイヤアルバの項で紹介の通り、前走6着以下馬の項で【0.2.4.48】と過去10年未勝利となっております。この馬の2走前も京都新聞杯で、やっぱり買い難いですネ……。10着した2戦はともに東京で、右芝替りで激変となる怖い1頭ですが、それでもあって2・3着かとは思います。

タイムフライヤー 和田 56.0

【減点Ca】前記エタリオウと同項で【0.0.0.13】。管理人は、ホープフルS勝ち馬を2歳チャンピオンと形容するのには若干抵抗があるオールド世代ですが、それでもどうしちゃったんだろう?って位、3歳になっての低落ぶりです。近2走はデビュー時の馬体重を下回り、まずはその回復と、更に言えば成長分まで欲しいところです。ココは一戦様子見でしょう……。

ダブルシャープ 未 56.0

【減点Ba】前走条件戦組は【1.3.4.63】で、勝ち馬は2015年のリアファルのみです。このうち、前走0.1秒以上敗退馬は【0.0.0.24】。ココでは相手が強いか……。

ハーベストムーン 幸 56.0

【減点Aa】前走ダート戦使用馬は【0.0.0.6】。全馬2桁人気で5頭が2桁着順となっております。出てくれば初芝になります。クラスが上がって通用しないので一回試してみるケースは今までも散々見てきましたが、フルゲート割れとは言え、クラシックトライアルでこの類の起用は個人的に気に入らないのもありまして、ココでは完全消去になると思います。

ビッグスモーキー 藤岡康 56.0

【減点Aa】前記ダブルシャープと同項で前走ダート使用馬は【0.0.0.6】。この馬はすみれS3着があってまだ一考の余地もありますが、芝2戦を挟んで挑んだダート3戦はオール掲示板確保で賞金を持ち帰っており、ココは単なる”芝噛まし”にも思えます。今後のローテ次第ですが、叩いて次の可能性も否めず、ちょっと買い難い1頭であります。

メイショウテッコン 松山 56.0

【減点なし】京都新聞杯は積極的な逃げで、直線スグ勝ち馬に抜かれてもズルズルにならず、3着はあるかなぁ~って好内容の5着でした。ちなみにこの馬が残ってたら3連単60万馬券となる波乱の一戦でした。日本ダービーへの出走叶わず同日の白百合Sに回りましたがコチラは逃げ切り圧勝!大逃げに近い道中をスローに落として、一旦抜かれかかるも最後盛り返した内容は重賞級です。

そして前走ですが、一転好位からの競馬で直線抜け出しの王道競馬!最後は断然人気フィエールマンに詰められましたが、秋への試走と考えれば後続馬は関係ないレースだったと思います。その前走もある程度評価してて△までしか打てなかったんですが、ココではある程度の印を予定している1頭であります。

ワグネリアン 未 56.0

【減点なし】日本ダービーはかなり思い切った騎乗だったと思います。それゆえ、脚質的には皐月賞のようなハイペースには向かず、スローでも2400mはちょっと長い……。私としてはそんな印象です。

その日本ダービーはスタートから攻めてダービージョッキーの輝冠となった福永騎手が落馬負傷で今回は乗替り……。本人は出るつもりだったようですが、どうもドクターストップがかかったようです。まぁ~賢明な判断だったとは思いますが、テン乗りでは難しそうな馬に感じるんですが……。

出走予定馬(登録馬)の消去法データまとめ

  •  2着候補 アドマイヤアルバ 減点Da
  •  -着候補 エタリオウ 減点Ca
  •  1着候補 エポカドーロ 減点なし
  •  -着候補 ゴーフォザサミット 減点Cb
  •  2着候補 ステイフーリッシュ 減点Da
  •  -着候補 タイムフライヤー 減点Ca
  •  -着候補 ダブルシャープ 減点Ba
  •  -着候補 ハーベストムーン 減点Aa
  •  -着候補 ビッグスモーキー 減点Aa
  •  1着候補 メイショウテッコン 減点なし
  •  1着候補 ワグネリアン 減点なし
  • 今回の購入候補馬は1着候補3頭+2着候補2頭

    1着候補馬

  • エポカドーロ
  • メイショウテッコン
  • ワグネリアン
  • 2着候補馬

  • アドマイヤアルバ
  • ステイフーリッシュ
  • 消去法選定作業を終えて

    フルゲート18頭に対し11頭の登録です。GⅠ菊花賞に中3週となる王道ローテで、勝ち馬はそれなりに実績ある馬しか該当がない伝統の重賞であります。しかし、このレースには関係ありませんが、ココを勝って以後未勝利って馬が結構居て、昨年のレイデオロ、2015年のリアファル、2014年ワンアンドオンリー、2009年イコピコ、2008年ディープスカイと過去10年で5頭も出てたら結構な割合です。個人的な理想を申し上げれば、長く活躍する馬に勝って欲しいですネ。

    神戸新聞杯の注目穴馬人気ブログランキングKへで限定公開中!2009年7番人気1着イコピコ、2012年8番人気2着ロードアクレイムも該当した【1.1.1.1】3着内率75.0%・単回収値600・複回収値280のデータ馬です。(メイショウテッコンでした)

     

    以上、神戸新聞杯のデータ消去法編を終わりたいと思います。

    最後までご覧いただきましてまことにありがとうございました。