大井競馬場コースの傾向を解説します。
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大井競馬場の思い出
2014年2月5日(水)に初踏破を果たしましたぁ~。東京出張で10日間くらい滞在してて、休日と重なったこの日はたまたま重賞の金盃が行われた日でした。以後、私が一番多く訪れてる競馬場となりました。
当時はモノレールで行ってたので、この入場門から入ってました。今は大井町から無料バスで行ってます。
観客席と近いパドックは地方競馬の魅力の一つです。
朝一で主どころか客もいない貴重なコース画です。
JRAより複雑なクラス分けを解説
JRAと類似したピラミット型
JRAの競馬は上の画のようなピラミット型になっています。厳密にはOPクラスってのはなくて、条件戦を卒業した馬は下のクラスでは出れないシステムになっております。
地方競馬もJRA競馬同様、ピラミット型になっております。
クラス内クラスの存在で少ない能力差
JRAのピラミッドと一番違うのが、クラス内にクラスがあることです。
赤丸で囲ったところがクラスになりますが、C3一二となっております。これはCクラスが1>2>3と分かれてて、更にココから一>二>三>四……と分かれております。数字は小さい方が上のクラスになります。
一番の違いは昇級のシステム
JRA競馬の場合、昇級の基準は勝ち星になります。近い将来500万下・1000万下ではなく1勝クラス・2勝クラスに変わるそうですが、個人的にはどうも違和感を感じています。どちらにしても、勝てば昇級、2着なら現級にとどまるシステムに変更はありません(重賞2着馬の本賞金加算は例外)。
地方競馬の昇級はレースで1着になるのはもちろんとして、下級クラスの2着・3着でも、獲得賞金加算で昇級することができます。
上の画は、執筆時(2018年10月)笠松で現役を続ける9歳馬ダイヤモンドダンスのデビュー直後の戦歴。大井デビューでしたが2・3着を繰り返し、賞金加算により未勝利で東京ダービーに出走し、しかも4着に好走した、地方競馬の昇級システムの象徴のような馬もいます。
大井競馬場のコースを攻略する
1周は1600m。右回りで、比較的カーブがきついのが特徴。そのため、先頭から最後方まで隊列が縦に長くなるケースが多い。しかし、後方からの直線一気が見られるケースも多く、脚質による有利不利が少ないコース形態である。
南関で唯一の右回りコースの競馬場です。地方競馬ではトップクラスのボリュームあるコース形態が特徴です。
1000m
データはnankankeiba.comさんを参考にしてます。
向正面真ん中付近のスタートで、最初の直線は約300mです。枠差は大きくありませんが、コーナーが大回りになると距離ロスが大きくなる為、基本的には内枠有利です。脚質は逃げ・先行有利ですが、人気馬が無理な先行策に出て、最後に脚が上がるケースが結構あります。無理なくワンペースで先行できることが第一条件になります。最後の直線は約380mで、これは中山はもちろん、阪神・京都よりも長い、地方競馬では抜けたスケールを誇る競馬場となっております。
1200m
東京スプリント、東京盃が行われるコースです。向正面2角側スタートで、最初の直線は約500mとしっかり保たれています。1000m戦同様で枠差は大きくありませんが、コーナーが大回りになると距離ロスが大きくなる為、基本的には内枠有利です。脚質は逃げ・先行有利ですが、人気馬が無理な先行策に出て、最後に脚が上がるケースが結構あります。無理なくワンペースで先行できることが第一条件になります。最後の直線は約380mで、これは中山はもちろん、阪神・京都よりも長い、地方競馬では抜けたスケールを誇る競馬場となっております。
1400m
1~2角中間辺りのポケットスタートです。2角辺りでコースに合流するまでが約200mと短く、テンの脚はもちろん、スタートセンスも重要になります。脚質は当然ながら逃げ・先行馬有利。最初の直線が約480mで3角に入ります。基本的には内枠有利ですが、先行力がない馬は包まれるリスクが大きく、逆にマイナスに作用する馬もいます。優先すべきはまず脚質になります。最後の直線は約380mで、これは中山はもちろん、阪神・京都よりも長い、地方競馬では抜けたスケールを誇る競馬場となっております。
1500m(内)
正面スタンド前中間地点をスタートし、内回りコースを使用します。最初の直線は約200mと短く、圧倒的に逃げ・先行馬有利です。枠順に関しても先行力があることが前提ですが、内枠有利です。3角入口がラスト3Fとなり最後の直線は約280mで、これは外回りコースより100mも短く、一気に中央のローカル以下の短さになります。
1600m(内)
正面スタンド前4角側スタートで、内回りコースを使用します。最初の直線は約300mと保たれてて、一見枠差を感じませんが、先行争いが激化すると外を回される距離損分が増えることを意味し、ココでも内枠有利が定説です。脚質は逃げ・先行馬有利が基本ですが、先行激化で極端なハイペースになった場合、案外差しが決まるケースも多いです。そのようなケースは往々にして距離延長馬が鍵を握るケースがほとんどで、その辺りは馬柱から判断できるので見逃さないようにしたいところです。3角入口がラスト3Fとなり最後の直線は約280mで、これは外回りコースより100mも短く、一気に中央のローカル以下の短さになります。
1700m
正面スタンド前中間地点で1500m(内)と同位置スタートになります。最初の直線は約200mで、内枠有利が定説です。ポジション取りに苦労した馬が最後垂れるケースも多く、十分差し馬も届くコース形態ですが、基本的には逃げ・先行馬有利です。最後の直線は約380mで、これは中山はもちろん、阪神・京都よりも長い、地方競馬では抜けたスケールを誇る競馬場となっております。
1800m
TCK女王盃、レディスプレリュードが行われるコースです。正面スタンド前4角側で、1600m(内)と同位置スタートになります。JRAに近いオーソドックスなコースで、交流は牝馬限定戦が行われることもあって、差しが良く決まります。それでも有利って程の脚質ではなく、逆に逃げが決まり難いキライがあり、ココでは先行・差し有利としておきます。枠差は意識する必要がありませんが、良績は内枠に多く、最後の直線は約380m。これは中山はもちろん、阪神・京都よりも長い、地方競馬では抜けたスケールを誇る競馬場となっております。
2000m
帝王賞、ジャパンダートダービー、東京大賞典が行われるコースです。正面スタンド前の外回りコースの4角側スタートです。最初の直線は約500mとしっかり保たれ、内で包まれるリスクがある馬より、制約がない外枠有利が定説です。コーナー4回の2ターンなので実力差が出やすいコースですが、ココが初距離になる馬が多い番組だと、ハイペースになって差しがよく決まります。逃げ切りは極端に少なく、ここでは先行・差し馬有利としておきます。最後の直線は約380mで、これは中山はもちろん、阪神・京都よりも長い、地方競馬では抜けたスケールを誇る競馬場となっております。
2400m
向正面3角側で800m戦と同位置スタートです。ココから約1周半するコース形態となっております。このコースは番組が少なくサンプルの分母も小さいんですが、逃げが残り難く先行有利が基本です。データでは外枠は散々な成績で、コーナー6回の3ターン、スタート後いきなり迎えるコーナーを考えても基本、内枠有利と考えて問題ないでしょう。最後の直線は約380mで、これは中山はもちろん、阪神・京都よりも長い、地方競馬では抜けたスケールを誇る競馬場となっております。
2600m
向正面真ん中付近で、1000m戦と同位置スタートです。そこから約1周半するコース形態です。最初の直線は約300mで、先行争いは緩やかですが、最初に決まった隊列は中々崩れ難いことから本質は先行馬有利です。このコースも番組が少ないコースなんですが、コーナー6回の3ターンゆえ、内枠有利で問題ないでしょう。最後の直線は約380mで、これは中山はもちろん、阪神・京都よりも長い、地方競馬では抜けたスケールを誇る競馬場となっております。
穴馬券を獲るための心得
上の画は楽天競馬の払戻画面です。赤丸で囲った部分は投票数で、単純に100を掛けた数字が投票金額になります。この日は交流重賞の帝王賞が行われた日で若干売上が多いんですが、通常の平日朝のレースでも単勝で200万以上売上があります。南関は他の競馬場と比べると規模が全然違いますが、その中でも大井競馬場はスケールが違います。
ご存知の通り、競馬の馬券は売上から手数料を主催者が引いて、残りを的中者で山分けするシステムです。売上が少なければ払い戻される金額も少なくなるのは当然で、その辺りは把握した上で、券種を選ぶのは大切です。私は感覚的に売上が100万あれば勝負に値すると考えています。枠単に関してはレースによって売れない番組もありますが、大井では枠単以外全て券種が勝負馬券に該当します。
ちなみに管理人は、地方競馬は楽天競馬で投票するようにしてます。南関東4場を含む地方競馬全場の投票がPC・スマホ・ケータイから可能です。馬券購入でお得なポイント還元もあって、最大10%は大きなメリットです♪
まとめ
以上、【地方競馬】大井競馬場のコース解説|稼げる穴馬と攻略ポイントを終わりたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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