第80回皐月賞2020の枠順が確定しました。コントレイルが1枠1番、サトノフラッグが3枠5番、サリオスが4枠7番、ヴェルトライゼンデが8枠17番などとなっています。ここでは、皐月賞2020の全頭解説をしたいと思います。
皐月賞の穴馬はコレだ!
過去10年、単オッズ15倍以上馬は6回8頭が馬券に絡んでます。共通点をLINE@に掲載してますが、この項に該当する馬は【2.1.5.31】で複勝率が20.5%、単回収値136、複回収値137とハイアベレージです。(今から登録した方もご覧頂けるように、タイムラインにも掲載してます)
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ところが、
2020年4/13(月)急に一部の機能が利用できなくなりました。原因は分かりません。
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4/12(日)中山11R春雷Sで9番人気1着のラヴィングアンサーは押さえてたんですけどネ……。1番人気の2着馬を切ってて馬券は完敗でした……。
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ユーチューブでは過去3年のレースを振り返って検証してます。
逃げ馬は1頭も残ってなくて不相性です。過去10年でも【0.0.1.12】で、2014年のウインフルブルームが唯一です。コーナーは内外イーブンで良さそうですが、直線は内から中までですネ。直線外からは2017年のダンビュライトのみで、それも3着までです。
位置取りは中団より前が絶対条件です。後方からの馬は過去10年でも【0.2.0.47】と相性が悪く、2018年はワグネリアン、ステルヴィオ、キタノコマンドール、ジャンダルムの順で人気でしたが、これが全滅して37万馬券になってます。
上り最速馬も未勝利です。過去10年では12頭が該当して【4.2.0.6】、単複回収値100超は立派なんですが、これも一昨年のステルヴィオやキタノコマンドール、2014年のワンアンドオンリーっと人気馬が飛んでるんで要注意です。
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着候補 消去項目入り枠順表
回避馬
皐月賞2020全頭解説
今回の評価ですが、個人的意見として、A~Dの4段階で評価してます。
っと言うことで進めたいと思います。
減点なし満点クリア
前走はホープフルSでデビュー3連勝達成!そこからの直行で明け3歳緒戦になります。前で3頭が競ってミドルペースになったんですが、2番手集団の先頭から、4角では1列目につけて上り最速!最後は持ったまま1馬身半ですから、これは反則級の強さでした。
ホープフルSからの直行は去年のサートゥルナーリアが優勝してますが、これは何度か書いたりお話したりしてますが、個人的にはちょっと思う所もあります。実際以後G1は未勝利ですし、一昨年も毎日杯や弥生賞からダービーに直行した2頭が断然人気を裏切って280万馬券に逆の意味で貢献してしまいました。
今後、この類のローテが主流になってくると、それこそ番組を見直さない限り重賞が勝ち抜けみたいになってきて、弥生賞とかチューリップ賞に出てくる馬は、敗者復活戦みたいな駄馬の集まりになってくる可能性があります。
そんな訳で、これまではこの類の直行ローテに私も敢然と立ち向かってきた訳なんですが、この馬の前走を観ると、もう勝負付けが済んでるメンバーからの逆転は厳しそうです。まぁ~あるなら別戦組なんですが、ちょっと見出せないかも知れませんネ。その場合は本命にすると思います。
減点Ac 前走非重賞戦出走で今回距離短縮の馬【0.0.0.9】
前走はすみれSを1着してデビュー3連勝からの臨戦です。皐月賞は距離短縮の馬が不相性で、過去30年でも23頭が出走して全滅してます。近年ではキタノコマンドールが3番人気を裏切ったりしてますが、これには当然理由があります。
最大の理由は、2000mを超える距離は軒並みレベルが低い事です。そうでなくてもあまりレースを使わずに本番に挑むのがトレンドの近代競馬ですから、わざわざ低レベルのレースを使って消耗させるメリットは何一つありません。更に書けば、2000m一辺倒の馬も不相性で、1800m以下のペースを一度以上経験する事も求められます。この路線からは余程の馬じゃなきゃ皐月賞ではこれないと思います。
減点なし満点クリア
前走はきさらぎ賞で重賞初制覇してからの臨戦になります。スローの上がり勝負でしたが、この馬がコーナーでは一番外を回してまして、それでいて直線では長く良い脚が使えました。逃げ馬を完封して、上り最速馬が3着ですから、これは1本目の動画でお話した通り、レース質が近い1頭です。
そのきさらぎ賞からの直行は過去20年【0.0.1.13】と不相性で、2016年のサトノダイヤモンドは好走っと言うよりは人気を裏切った3着でした。今回は初めての関東でのレースで輸送もあって、ちょっと軽視方向ではあったんですが、今回は完全に異端臨戦でして、まだどの馬とも対戦がないんですょネ。
特にシンザン記念組は結構波乱に貢献してまして、100万馬券が出た2017年はワンツー、2014年のウインフルブルームも8番人気3着してます。今年はコルテジア1頭だけで要注意ですし、何と言っても鞍上ですネ。松山騎手は先週土日は重賞W制覇で今年は重賞6勝と絶好調ですが、初G1制覇は3年前の皐月賞でした。100万馬券に大貢献した訳なんですが、この勢いはちょっと怖いですネ。
減点Ab 前走非重賞戦2番人気以下馬【0.0.0.31】
前走は中京の新馬戦を5番人気で勝って波乱に貢献しました。番手を外併走した競馬は評価できますが、行った行ったになりましたし、タイムも平凡ですから、今回は厳しそうです。
減点なし満点クリア
前走は弥生賞を勝って3連勝達成からの臨戦になります。前3頭が競り合ったミドルペースをマクリ気味に上がって、上り最速で快勝しました。弥生賞は例年スローが多くて、それが故に皐月賞への直結性が薄いとも言われてます。
近年ではマカヒキが2着した2016年の弥生賞がミドルだったんですが、サトノフラッグは同距離同コースを2戦2勝なんで、これは大きなアドバンテージになりそうです。先週から復帰したルメール騎手は今年重賞では17回騎乗してますが、馬券に絡めなかった週は2回しかありません。その内の1回が先週だったんですが、これだけのジョッキーですからネ。侮れない1頭だと思います。
減点Aa 前走条件戦使用馬は【0.0.0.7】
前走は阪神の1勝馬クラス、アザレア賞を2着してからの臨戦になります。単騎の楽逃げを許してスローでしたし、勝ち馬は上り最速で半馬身勝ちですから、レース質はかなり遠くなります。しかも負けてますからネ。回避が出て出走が叶った幸運は認めながらも、ココでは厳しそうです。
減点Bc 前走馬体重減で今回中9週以上馬【0.0.2.5】
前走は朝日杯FSでG1初制覇してからの3歳緒戦になります。ハイペースを先行勢では唯一残して2馬身半差快勝ですから強い内容でした。これでデビュー3連勝になった訳なんですが、逃げ馬を潰して、上がり最速の馬も3着に完封ですから、これは1本目の動画でお話しましたがレース質は合った1頭です。
今回、課題になるのは初めての2000m戦っと言うことなんですが、皐月賞過去30年、前走がマイル以下だった馬は3頭しか馬券に絡めてません。この馬券になった3頭は全馬1800m以上でのレース経験があって、マイル以下しか経験がなかった馬11頭全滅しています。
コパノリチャードとローレルゲレイロは後のG1馬で、11頭中8頭が重賞馬っと言う豪華顔ぶれでも通用してないのは気になる所です。これで3番人気とかなると、かなり危ないように思いますけどネ。上位人気の中では一番嫌って入りたいと思います。
減点Aa 前走条件戦使用馬は【0.0.0.7】
前走は中山の1勝馬クラスを2馬身半差圧勝してからの挑戦です。スローの前残りになりましたが、番手を併走して逃げ馬に楽をさせず、且つ4着に完封しました。この競馬は皐月賞とのレース質も近いので要注意です。弥生賞まで3戦で逃げを打ってますが、1着歴は2回とも控えてるので、今回も番手での競馬に期待です。
減点Ca 前走4着以下の関東馬【0.0.0.18】
前走は弥生賞を4着してからの臨戦です。マクリ気味に上がって勝ち馬の後ろをぴったりマークしたんですが、上りが0.1秒切れ負けの2位まででした。2着には0.1秒差なので着順は気にする必要がありませんが、この4着がデータで減点になってるので、この馬は例外視の可能性を残しておきたいと思います。
ただ、ホープフルSが初めての2000m戦で9着でしたが、位置取りは改善されたものの、コーナーはインベタで、直線も極力ロスなく運んだんで、ちょっと長いのかも知れませんネ。これまで上りのかかる競馬しか経験がなくて、ほぼほぼ理想の展開を完全に力負けしたんで、もう少し前で競馬出来ないと厳しいんじゃないかと思います。
減点Ab 前走非重賞戦2番人気以下馬【0.0.0.31】
前走は若葉Sを3着してからの臨戦です。大逃げが入ったスローペースを唯一中団から馬券に絡みましたが、勝ち馬には0.5秒、2着馬に0.2秒と完敗でした。縦長になったのもありますが、このレースはコーナーで内を回した3頭が上位入線ですし、マイナス体重でもあり、ちょっと加点材料がないですネ。サトノフウジンが回避して出走に至ったのは幸運ですが、今回は軽視です。
減点なし満点クリア
前走は同距離同コースの京成杯を勝ってからの直行になります。後方一気の上がり最速で全馬を差し切りましたが、皐月賞過去10年、後方からの馬は49頭中2着2頭と不相性です。且つ、これは1本目の動画でお話しましたが、大外から追い込んで来るタイプも近年は不相性です。
このレース単体の評価としては、コーナーで外を回した3頭が上位入線してる中、唯一内を回してきたんで評価したい所ですが、ココじゃないかなぁ~って印象です。
キャリア2戦以下馬は過去20年で6頭が全滅してて、2018年のキタノコマンドールは3番人気5着と人気を裏切ってます。先週の桜花賞はキャリア2戦のデアリングタクトが勝ってるからなんですかネ?ちょっと人気し過ぎてる感じもするので、この馬は切るかも知れません。入れても3連複3列目までですネ。
減点Ba 前走馬体重減で0.4秒以上敗退馬【0.0.0.23】
前走は共同通信杯を4着からの臨戦になります。断然人気を裏切って連勝が3でストップしましたが、大外からの直線一気も上りは2位タイで伸び切れませんでした。前残りの展開が向かなかったっと言う意見もあるようですが、2走前が京都2歳S、3走前が野路菊Sでどちらも前残りを差してきたんで、これは大きく減点ですネ。
一番気になったのがレース後の武豊騎手のコメントで、「敗因が分からない」っとの事でした。この類の馬は、桜花賞のリアアメリアもそうでしたが、時間がかかるケースが多いですネ。そもそも、直線で大外から追い込んでくる馬は近年の皐月賞では不相性なのは1本目の動画で紹介しましたが、この馬は今回もちょっと危ないように思います。
減点の対象になった前走馬体重減について、ちょっと質問頂いたんでココでお話しようと思います。っと言いますのが、前走は確かにマイナス体重でこれは皐月賞には相性が良くありませんが、2走前が10キロ増やしてきてるんでどうなのか?って事ですネ。
因みに過去10年では馬券圏内馬が居ない、前走マイナス体重で0.4秒以上敗退馬なんですが、20年前に3着が1頭出てます。1995年のジェニュインとタヤツツヨシはワンツーで、ダービーではこの着順が入れ替わったんですが、この年から6年中5回で6頭が馬券に絡んでます。私はこの頃岡山に帰った頃でして、当時はネット投票も抽選で結構激戦だったですからネ。5~6年競馬から離れてた時期なので、ちょっと記憶からは薄いです。
っで、このうち、2走前がプラス体重だった馬は過去30年【1.4.1.39】、20年が【0.0.1.27】、10年が【0.0.0.10】です。その2走前が10キロ以上の増だった馬は過去30年で【1.1.0.7】。前記ジェニュインが1着、1998年キングヘイローが2着となってます。競馬の質も変わってきてるんでどうでしょうかネ。厳しいとは思います。
減点Cb 前走or2走前に条件戦敗退歴がある関東馬【0.0.0.7】
前走は共同通信杯で重賞初制覇してからの臨戦になります。9頭立てでしたが、逃げ馬の後ろを外併走で上り最速!逃げ馬を内から交わしました。これで2戦連続で上り最速になりましたが、この皐月賞では相性が悪いのは1本目の動画でお話した通りです。2走前は前残りを届かず3着ですから展開に注文もつきますし、今回は軽視方向です。
減点Ab 前走非重賞戦2番人気以下馬【0.0.0.31】
前走は若葉S2着からの臨戦です。初芝でしたが積極的に逃げて、しかも大逃げを打ったにも関わらずスローに落として2着に粘った競馬は好評価です。本番で一発狙うならハイペースの逃げでですが、これはダート時代に実績もあって、この馬は交流を制した重賞馬です。逃げ馬は不相性な皐月賞ですが、この馬は要警戒だと思います。
減点Bc 前走馬体重減で今回中9週以上馬【0.0.2.5】
前走は若駒S3着からの臨戦でし。6頭立ての少頭数戦でしたが、前2頭が飛ばしたミドルペースで、4角で追いついた時には前も外も壁になって、少々気の毒な競馬になりました。
2走前がホープフルS4着で、この時も前3頭が飛ばして行ったミドルペースだったんですが、距離延長で初の2000m戦を、内々をロスなく回って最後まで良く粘りました。近年の皐月賞はコーナーで内を回ってきた馬が好相性なのは1本目の動画でお話しましたが、特に2017年は連対馬2頭がコーナーで内を回して3連単100万馬券ですから侮れない1頭だと思います。
冒頭で紹介した【2.1.5.31】で複勝率20.5%、単回収値136、複回収値137の好データ該当でもあり、2018年にはココから2頭入って3連単37万馬券、2017年にもココから2頭入って、100万馬券が飛び出してます。2016年のディーマジェスティは8番人気からの重賞連勝で単勝は30倍もついてますし、過去10年で6回も波乱に貢献してます。
今年20勝でリーディングトップの友道厩舎は最近重賞の多頭出しが多くて、去年の有馬記念は3頭出しでワールドプレミアが3着、JCでは何と5頭出しでワグネリアンが3着してます。過去5年の3歳G1では11回の2頭出で、その内半分以上の6回で馬券に絡んでます。2頭入ったケースも含めて、人気が下の方の馬が馬券に絡んだケースも4回あって、今回、穴ならこの馬しか居ないと思ってます。
減点Bb 前走10キロ以上馬体が減ってた馬【0.0.0.12】
前走はスプリングS1着で重賞初制覇しました。最後まで自分のペースで走ったので、途中で位置を下げる競馬になりましたが、4角手前で外に出したタイミングが抜群でした。上りも最速と完ぺきな競馬で波乱に貢献しましたが、この時が-10キロで、権利取りで精一杯だった可能性が高いです。厳しいとは思いますが、今年の皐月賞がスローの上がり勝負になるなら警戒が必要かも知れません。
減点なし満点クリア
前走はスプリングSを1番人気2着してからの臨戦です。断然人気を裏切った訳ですが、このレースはコーナーで外を回した3頭が上位入線した中、直線の追い比べはこの馬は一番内で、勝ち馬が真ん中でしたから、好内容なレースでした。この類、一般的には真ん中が有利になるそうです。
この時馬体重が減ってたのはちょっと心配な1点なんですが、超スローペースだった事以外は皐月賞へのレース質も近そうで、かなり有力な1頭になってくると思います。この馬は近2走比なら前走の方がスムーズに観えたので、外枠で良かったと個人的には思います。
減点Bb 前走10キロ以上馬体が減ってた馬【0.0.0.12】
前走は共同通信杯を2着してからの直行になります。9頭立ての少頭数戦でしたが、最後まで2頭の叩き合いで惜しいハナ差でした。このレースはコーナーで外を回した馬が掲示板独占でしたから、唯一内で粘ったこの馬は勝ち馬よりは高評価です。ただ、この馬は馬体重の増減が激しいのは気になりますネ。
皐月賞2020 外厩情報
今回も多くのノーザンファーム生産馬が登録してきてますが、もはや現代競馬で欠かすことのできない外厩馬情報は競馬セブンで無料公開されてます。
近年のノーザンファーム生産馬の成績を見るまでもなく、圧倒的優位な立場を取り続ける、ノーザンファーム『天栄』と『しがらき』組ですが、聞けばトレセン以上の施設力だそうで、そうなると馬券的ファクターから無視することは出来ません。
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競馬セブンへの登録方法や使い方については、「競馬セブン」の最強コンテンツ!|外厩を制する者が近代競馬を制す!で詳しく解説してます。
以上、皐月賞2020【枠順確定】全頭解説編を終わりたいと思います。
最後までご覧いただきましてまことにありがとうございました。