第81回菊花賞2020の出走馬が確定しました。コントレイルが2枠3番、ヴェルトライゼンデが3枠6番、バビットが6枠11番などとなってます。ここでは、菊花賞2020の全頭解説を紹介します。
菊花賞の穴馬はコレだ！
菊花賞過去10年、単オッズ15倍以上馬は8回12頭が馬券に絡んでます。この内、共通点を満たした馬は【1.5.6.35】で複勝率25.5％、複回収値148と優秀な成績です。
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ユーチューブでも全頭解説してます。
着候補 消去項目入り枠順表
不出走馬
菊花賞2020全頭解説
今回の評価ですが、個人的意見として、Ａ～Ｄの4段階で評価してます。
っと言うことで進めたいと思います。
減点Cc 前走条件戦使用馬は【0.0.5.48】
前走は古馬混合の2勝クラスを0.1秒快勝してからの抽選突破になります。後方からの2頭が差してツースリーでしたが、唯一前で残して、しかもコーナー外は唯一ですから高評価です。馬体も少しずつ増えてきてますし、京都は【2.1.1.0】ですから、これは穴候補ですネ。
減点Ac 前走3着以下の関東馬【0.0.0.22】
前走はセントライト記念3着からの量戦になります。3角までは前2頭が離れてて、2番手集団の内でしたが、ペースが上がった際に隊列が変わって、最後のコーナーは番手を追走するような恰好になりました。
コーナーで内を回した2頭がワンスリーで、直線も結局逃げ馬の真後ろでしたから、このレースでは一番恵まれたのはこの馬だったですネ。
今回の人気ダウンは魅力ですが、関東馬は不相性なレースですし、重賞で馬券に絡んだ3回は全て中山って言うのも気になりますネ。今回は厳しいんじゃ～ないかと思います。
減点なし満点クリア
前走は神戸新聞杯1着で、これでデビュー以来6連勝になりました。中団で、コーナーは内に1頭置いての道中でしたが、直線は狭い所を抜け出してからはほとんどムチも入らずに、最後は持ったままの2馬身楽勝でした。
この世代では完全に力が抜けてて、もう勝負づけが済んでる馬からの逆転は厳しいと思います。距離に関してはやってみないと分からない面もありますが、これは他の馬も同じですし、過去30年の2冠馬は菊花賞で【3.1.1.1】っと言うことで、やっぱり異なる舞台で結果を残せると言う事は、能力差がかなり大きい証だと思います。
馬体が増えてこなかったのは気になりますが、もうそんなレベルの馬じゃ～ないでしょうから、ココは素直に無敗の3冠馬誕生を期待したいと思います。
減点Bb 前走5番人気以下5着以下馬【0.0.0.39】
前走は神戸新聞杯9着からのローテです。最後方待機からコーナーでは大外を回してきましたが、直線では何故か馬群に入れて、上がりも0.4秒切れ負けしました。今年の神戸新聞杯は左回りの中京でしたから、これが合わなかったのか、ちょっと敗因がハッキリしないのは買い難くする1点になります。
この馬は京都新聞杯で2着があって、今回の舞台替わりはプラスですが、夏を越して馬体が増えてこなかったのは減点ですネ。この馬まではちょっと印が回らないと思います。
減点Ab 前走10着以下馬【0.0.0.17】
前走は古馬初挑戦の毎日王冠10着で2番人気を裏切りました。出遅れが全てで、まぁ～良く落馬せんかったなぁ～って程酷かったんですが、これを度外視してまで買う程人気が下がらないだろうなぁ～っ
てのが1点、それと、この馬は毎日杯からNHKマイルのローテですから距離は確実に長いと思います。
京都は2戦2勝ですから、尚更毎日王冠じゃ～なくて京都大賞典を使わなかった事も懸念の1つですが、ココでは厳しいと思います。
減点なし満点クリア
前走は神戸新聞杯2着からのローテになります。上位入線した3頭の中では一番後ろで一番外でしたが、直線も他の2頭は馬場の真ん中から内目を抜け出したのに対して、この馬は大外一気でしたから、
2頭とは違う競馬で2着に食い込んでるのは評価したい1点です。ただ、上りは最速でしたが0.2秒しか詰めれずに、位置取りの差が2馬身残ってしまいました。
今年、無敗の3冠馬が誕生するかどうかは注目の一つですが、3冠馬が出る年って往々にして他のレベルが低い年も多くて、問題になるのはどこで線を引くか？サリオスの毎日王冠を観ると、サリオスの下で線が引かれるか、それともこのヴェルトライゼンデの下か？
っと言うことで、ココは試金石の一戦ですが、兄は去年の菊花賞馬と2012年の皐月賞2着と良血で、ココまでは外せないですネ。
減点Cb 前走非重賞戦敗退、勝ってもタイム差なしの馬は【0.0.0.25】
前走は中山の古馬混合2勝クラスをクビ差制してからの重賞初挑戦になります。前残りを唯一中団から差して上がり最速で、しかも長距離ばかりを使われてますから、いかにも上がり馬っぽいですネ。
ただ、馬体が増えてきませんでしたし、菊花賞は関東馬が不相性なんですょネ。中でも国枝厩舎がダントツで悪いんですが、近年は特に東京より中山の方が成績がいいですし、古馬の重賞を考えたら2200ｍまでですから、菊花賞はちょっと違うイメージですネ。
減点なし満点クリア
前走は神戸新聞杯4着からのローテです。先行勢では最先着でしたが、直線では内・外両方から差されました。ダービー5着、神戸新聞杯4着ですから実績は上位ですが、それぞれの上位3頭ないし2頭とは差がありますし、今年の3歳世代が強い弱いで線を引くなら神戸新聞杯の2着馬、ダービーの3着馬ヴェルトライゼンデになると思います。
右回りは京都新聞杯勝ち、未勝利勝ちはどちらも京都で、今回のコース替わりはプラスで、レース質もかなり近い競馬だったんで、この馬は外せない1頭なんですが、逆転までは厳しいかと思います。
この馬は、次の馬で紹介する過去10年【1.5.3.35】で複勝率25.5％、複回収値148の好データ該当馬です。神戸新聞杯組でもこの馬の人気はちょっと下になるみたいなんで、この馬はそれなりの評価をしたいと思います。
減点Cc 前走条件戦使用馬は【0.0.5.48】
前走は中京の2200ｍですから今年は神戸新聞杯と同距離同コースでしたネ。古馬混合の2勝クラスを1着してからの抽選突破になりました。
向いた点としてはスローの前残り気味になった事、それと直線外伸びだった事で、逆は唯一コーナーが内だった事ですネ。神戸新聞杯の1週前に行われたんですが、タイムはコチラの方が速くて、ローテも1週ゆったりですからネ。
ケチをつけるなら、クラスが上がって着差が縮まった事、それと夏以降2戦して前走が増減なしですからネ。上積みも望み難いですし、今年6戦目なんでギリギリの出走だと思います。
穴人気しそうですが、神戸新聞杯組から2頭入ったとすると別戦組最有力は当然セントライト記念ですが、私としては今年はイマイチの評価を下してるんで、まぁ～3連系馬券には入れたいと思います。
この馬は無料メルマガで配信中の【1.5.3.35】で複勝率25.5％、複回収値148の好データ該当馬です。去年はサトノルークスが8番人気2着で馬連46倍に貢献してるんですが、2017年にはココから2頭入って、この年は1番人気のキセキが勝ったにも関わらず3連単は55万馬券が飛び出してます。
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減点なし満点クリア
前走はセントライト記念2着からのローテです。3・4角で捲っていったんですが、コーナーからは唯一馬券圏内に入りました。この競馬は菊花賞とのレース質も近くて、直線もこの馬だけが1頭分外だったんで、このレース単体では一番評価した1頭です。
ただ、関東馬が不相性なのと、今年のセントライト記念は超スローで、タイムも全然でしたからネ。例年よりは評価を落として考えてます。この馬も先程紹介した過去10年【1.5.3.35】の好データ該当馬ですネ。
減点なし満点クリア
前走はセントライト記念を逃げ切りで重賞連勝！コントレイルとは初対戦になります。スローで常に併走が入って、決して楽な競馬じゃ～ありませんでしたが、ペースが上がった際に単騎みたいな恰好になって、ラスト1000ｍ位は恵まれた可能性があります。
この重賞連勝は最後に坂があるコースでしたが、下級戦では新潟1800ｍも勝っての4連勝中ですし、何より自ら展開を作れるのは魅力の一つです。
この世代はコントレイルが抜けて強くて、他に重賞馬が少ないのも確かですが、もう完全に勝負づけが終わってるので、逆転があるならこの馬しか居ません。印は迷ってまして、単で狙いに行くならこの馬が本命です。
複でいいっと言うか、逆転までは無理だと判断した時はコントレイルの単勝は当然として、馬単や3連単のアタマで買うつもりはないので、そうなったらコントレイル本命で複系馬券になります。
この馬は、ラインで紹介した「特注軸馬」で、過去10年【7.5.2.0】で複勝率100％、単回収値175、複回収値162の好データ該当馬です。このラインでは毎週初めに全重賞の特注軸馬データの他、週末は馬場読み予想、外厩予想も取り入れて好評無料配信中です。情報を受け取りたい方はお友達登録の方、宜しくお願い致します。
減点Aa 前走10番人気以下3着以下馬【0.0.0.13】
前走は神戸新聞杯7着からのローテになります。後方待機でしたが、コーナー直線ともに内をロスなく回ってきました。4角では位置を少し上げてるんですが、これはマクッた訳ではないので、
菊花賞とのレース質はかなり遠い1頭です。
京都は2戦2勝で舞台替わりはプラスですが、クラシックの2戦はどちらも2桁着順と通用してなくて、前走を観ても距離が長そうなので、今回は見送りたいと思います。
減点Aa 前走10番人気以下3着以下馬【0.0.0.13】
前走は神戸新聞杯3着で、この馬は登録29頭中賞金最下位の400万ですが、優先出走権を得ての出走になります。コーナーは1頭分外から直線もそのまま内目を伸びてきました。コントレイルが抜け出した事で進路がスムーズに空いたのも向きましたが、ココまでの3戦は全て上がり最速で、重賞初挑戦でこのメンバー相手に上がり3位ですから末脚は脅威です。
この馬はデビュー戦の後、1年位使えなくて、今回は追加登録での出走になります。200万も払ったんだから元を取れる辺りの順位も見込んでるんでしょうがｗ、ただ、菊花賞で内から抜け出すとなると厳しいのでレース質は遠くなります。
この馬の母母がトウカイテイオーの兄弟で、トウカイテイオーは無敗の3冠馬シンドリルドルフの初年度産駒になります。トウカイテイオーは皐月賞・ダービーを勝って無敗の2冠馬となり、骨折で菊花賞に出れませんでしたが、この馬が今年の無敗の3冠馬を阻止したら、それはそれで語り継がれる血の巡りになりますネ。
減点Bb 前走5番人気以下5着以下馬【0.0.0.39】
前走はセントライト記念5着からの挑戦になります。3～4角中間まで内を回してきて、直線入口で外に出したんですが、直線は大外から上り最速タイも、結局この距離ロスが敗因になりました。いかにも東京向きっぽい走りでしたし、ココはちょっと嫌いたいですネ。
減点Ac 前走3着以下の関東馬【0.0.0.22】
前走は札幌記念で初の古馬混合戦を9着してからの久々になります。このレースはコーナーで内を回した2頭がワンツー、1頭分外の番手を併走したラッキーライラックが3着でしたから、かなり外を回らされたブラックホールには出番がありませんでした。
プラス20キロと馬体が増えてきたのは好感なんですが、ココを使うっと言う事は距離が長い事の証明にもなるのが買い難くしましたネ。ただ、札幌記念からは2002年のファストタテヤマ、2016年のレインボーラインが菊花賞で波乱に貢献してて、どちらも距離不安を感じるローテだっただけに、今回のブラックホールも侮れませんネ。
抽選突破の幸運を活かせるか、この馬は例外視の候補で残しておきます。
減点Aa 前走10番人気以下3着以下馬【0.0.0.13】
前走は神戸新聞杯5着からの抽選突破になりました。コーナーは中団の外でしたが、直線はスムーズに外に出して、ヴェルトライゼンデと一緒に上がってきました。直線半ばで勢いがついた時に進路が狭くなったのが残念でしたが、レース質としては菊花賞に近いですし、今回も引続き人気がなさそうなので、この馬は例外視の可能性を残しておきたいと思います。馬体を減らしてたのは気になる1点ですネ。
減点Aa 前走10番人気以下3着以下馬【0.0.0.13】
前走はダートのシリウスSを使って13着大敗から芝に戻してきました。初ブリンカーが利いて逃げたんですけど、最後は一杯でしたネ。そもそも初芝の若葉S2着だけで皐月賞に出たようなローテでしたし、これは厳しいと思いますネ。
減点Ab 前走10着以下馬【0.0.0.17】
前走は神戸新聞杯11着からのローテです。先行勢が総崩れで、直線も外伸びで、ほぼ何一つ当てはまらない位に向きませんでした。このレース単体では度外視できますが、クラシックは皆勤で通用してませんし、ダービーの前も青葉賞ではなくプリンシパルステークスを使ったことから、現状では東京の2000ｍ辺りがベストなのかも知れません。
菊花賞過去10年、直近の2走とも10着以下だった馬は8頭が出走して全滅してますし、今回は厳しいんじゃ～ないかと思います。
菊花賞2020 外厩情報
今回も多くのノーザンファーム生産馬が登録してきてますが、もはや現代競馬で欠かすことのできない外厩馬情報は競馬セブンで無料公開されてます。
近年のノーザンファーム生産馬の成績を見るまでもなく、圧倒的優位な立場を取り続ける、ノーザンファーム『天栄』と『しがらき』組ですが、聞けばトレセン以上の施設力だそうで、そうなると馬券的ファクターから無視することは出来ません。
まず競馬セブンに無料登録して、若干前後する事はありますが、概ね金曜頃に”社台軍団の本音”アクセスします。その中に”社台外厩リターン”というコンテンツがあるので、そちらで外厩馬情報を確認できます。
競馬セブンへの登録方法や使い方については、「競馬セブン」の最強コンテンツ！｜外厩を制する者が近代競馬を制す！で詳しく解説してます。
以上、菊花賞2020【枠順確定】全頭解説編を終わりたいと思います。
最後までご覧いただきましてまことにありがとうございました。
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★コントレイルに揺るぎなし？本当にアタマで硬い？
★重賞連勝中のバビット！今回もマイペース濃厚？
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≪ダービージョッキーも太鼓判！≫
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